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 自然の美しさ 2

新潟や山形秋田までもが光化学汚染に遭っているそうです。少し前に海岸を綺麗に清掃した若者の話をしましたが、現在日本海沿岸に流れ着くごみの山(漂流物)はどうみても中国や韓国方面から流れ着く物が多いようです。光化学スモッグでも中国は決して認めようとはしません。
これは国同士の話になるので非常に難しい問題だとは思いますが99.9%その影響だと言えると思う。日本と違いそうした対策が遅れていてこのような諸問題に追いつけないのでしょう。原因は当方にありと認めれば保障問題になりかねないからでしょうか?
発展の裏側には犠牲がつきものかも知れませんがこと国が違う場合はもっと正直な姿勢で仕掛らないとどんどんややこしくなるばかりです。

テレビ討論などで最近よく国会議員が登場します。ここで面白いのがそれが悪いことであっても民主党は民主党をかばうことで必死、各党も一緒。国会に持ち帰って、党に持ち帰って、つまり自分の意見としてしっかり発言できる議員がいないことに気づきます。議員とて人間だということが丸裸になっていますが自然と同じように議員も聖職であって欲しいですね。
***フラワーパークとか、自然動物園等々自然を演出したテーマパークも少なくありませんが、そこで働いているスタッフの気持ちに触れたことがあるでしょうか?植物や動物を相手のスタッフの心を我々も含め多くの人が学ぶといいですね。食物を育てる、動物を飼育するという現実がどれほど大変なものか?
上海万博のリハーサルで係員の指示に従わない中国人を見るとき、いかに日本人が優れた感性や心を持っているか知ることができます。そんな日本人なんだから動物園のスタッフやそうした施設で頑張っている相手の苦労を理解することは容易にできると思う。
自然の美しさを自分だけ一番良いところで味わいたいとする心があったとしたら、その人は間違いなく自然を楽しむ資格がない人だと言って過言でないはず。
相手に迷惑をかけてはいけないとする心があれば光化学スモッグで悩まなくもなる。
例えば、親の最期の床で「おかあさん!」と叫んでも遅いです。生きているうちに母に感謝する心があればきっと美しい人生を遅れると思うのですが。(つづく)

 人名、会社名等(著名人は除く)は仮名ですが内容は全てノンフィクションです。
 【俊介の部屋】は平成21年6月4日にスタートしました。(毎日掲載しています)

 自然の美しさ 1

祖父が自然を大切にする人だったようで特に花の観賞はその機会を多くいただき、子供の頃から花を飾る習慣が身についていました。
秋に球根を縁の下にしまい雪どけに玄関脇の庭に植えたダリアの花。大きく開いたダリアの花は今でも脳裏から離れません。5月頃になると牡丹の淡いピンク色と何とも言えないほのかな香りが漂うのです。秋には鉢で育てた菊の花です。もちろんその他藤の花他沢山咲き誇っていましたが忙しい忙しいと言っていた父の時代にその殆どが消え去ってしまったのです。
祖父は地元に明治神宮から分けていただいた菖蒲を持込み、今では季節になると観光名所のひとつになっていますが、菖蒲まつりでカメラ片手に集まった人たちを見るとその都度祖父のことが思い出されます。
こんなにも多くの皆さんに心の安らぎみたいなものを与えるきっかけとなった祖父の功績は凄いな・・・って。私が花や自然に魅かれるようになったのは間違いなく祖父の影響だったようです。実家が小さなお寺だったために仏壇に飾る花器はやはり一般のものより大きく華道のほんのさわりくらいは味わえていたかも知れません。
日本には日本の美しさ、南国には南国でしか味わえない美しさ、モンゴルの草原も何にも無いようですが他には無い自然の美しさに触れることができます。イギリスのマラザイアンに行ったときもまるでモンサンミッシェルを見るような光景を目に出来ました。これは決して日本で味わえる景色ではありません。
私が東北地方の山奥に講演で出かけたときのことです。かやぶきと囲炉裏で美味しい酒に舌づつみを打ちながら酔うような気持ちで地元の人に語りかけました。
その日は少しそのかやぶき屋根に雪がかかっておりその美しさたるやまるで日本昔話そのままの世界でした。
「こんな素晴らしい景色は決して絶やしてはなりませんね」、そう言う私に「先生はたまにしか来ないからそれが言えるんだ。毎日ここで生活している者の気持ちさなってみれ!サッシの家が良いに決まってるべ」。
私が勝手だったのでしょうか?でもやはり人間が求める素晴らしさって日本人ならやはり童話や昔話に出てくるそれかもしれません。外国に行っても別に新しいビルを見に行くわけじゃないのもきっと共通して求めている憧れなんでしょうか?
鎌倉の大銀杏が倒れても歴史を知らなければ反応できないかも知れません。自然を破壊するのは全て人間。自然を大切にしたいと思えるのも人間ですが!

 人名、会社名等(著名人は除く)は仮名ですが内容は全てノンフィクションです。
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