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 心の持ち方 Ⅷ

現在もこの倫理法人会の会員として学んでいる経営者は全国でとても多いようです。学んでいくうちに、「良いことを広めよう」ということで勧誘活動がありますが、私もここで頭打ちになっている状況を見ながら自分なりに分析をしてみました。会員の殆どが経営陣ですから正直言って癖のある人物ばかりです。モーニングセミナーが済むと希望者は朝食を一緒に食べながら情報交換も含めた様々な話が行きかいます。何度か顔を出しているうちに面白い場面に何度も出くわしました。
この人たちが経営者なんだとがっかりすること。この人と一緒に仕事をしてみたいと感激すら味わえる人。社員には決して見せられない姿等々人間だからと思いますが、つまり自分では実践できずにいる人(経営者)が多いことに気づきます。素晴らしいことを学んでもそれを実践できなければどうにもなりません。つまり「分かる」の定義です。学んでも決して分かっていない現状を見ることができたのです。
当時建設業に就いていた私は何かひとつ実践しようと毎朝会社の前の道路を掃除することを日課としました。会社を中心に左へ100mほど、同じく右へ100mほどを「ほうきと塵とり」を持って毎朝社員が出勤する前に掃除をするものです。雨の日以外在籍していた約5年ほど毎日続けました。もともと綺麗好きな性格でしたから掃除をすることには何の支障もありません。よくぞ毎日こんなにごみを捨てる人がいるものだと感心しきり。たばこの吸い殻は勿論、ペットボトルや本当にいろんな物が捨てられているのには驚きます。私が得た喜びは、毎日通る通行人の人たちとの「挨拶」でした。毎日掃除しているからか全体的にその区間はいつも綺麗です。夏などは掃除の後に水を撒く。気分は最高ですね!これを実行するには社員が出社する少なくとも1時間ほど前には始めないと始業までに終わりません。道路の清掃後会社の窓を全て開け始めると一人また一人と社員が出勤し始めます。ところがここで私には理解できないことにも直面しました。それは一日の始まりに一番大切な「挨拶」が出来ない人(社員)が多いということでした。この会社での私は専務取締役ということもあって特に率先垂範でと行動を重ねていました。本当のことを言うと掃除している姿は見せたくなかったのです。悲しいことに心の持ち方の貧しい社員もいて「俺たちに当てつけか?」といった風潮もあったので最初は出来るだけ早いスタートでした。
面白い人もいるもので明らかに掃除をしている私に気がついてもそれが私の後ろ姿であったりたまたま目が合わなければ挨拶は無しです。不思議だと思いましたね。ここまで続けると当然社員はおろか社長までが毎日の私を知ることになります。そして社長は朝礼でそれを誉めるのです。しかし、ここに問題が生じてしまいます。つまり普段人を誉めることをしない社長は誉め方を間違えて逆に反感を買ってしまいました。というのはその話題がみんなもそうしなさい的な厳しい命令に変わるからです。当然このときの社長は倫理法人会に入っていました。

 心の持ち方 Ⅶ

『経営の神様』。言うまでもなく松下電器創業者「松下幸之助」です。他にもホンダ創業者の本田宗一郎。そしてソニーの井深大創業者。
時代が進んでこうした偉人を知らない若者が増えたことに危惧しますが「経営哲学」に限らず「人間形成哲学」を学ぶことも自己形成にとってとても大切なことでしょう。
「人に優しい企業」、まさにこの人たちが実践した偉大な業績です。俊介の部屋では企業に関するこうした話を目的にはしておりませんが、どんな偉い人でもみなさん人の子だということです。親を大切にする。家庭を大切にできる。友達と仲良くできる。学生生活で協調性を養う。みなやったかやらなかったかの違いだけでしかありません。
私が中学生時代の同級生に、居たか居ないか分からないほど存在感が薄くおとなしいと言ったら良いのかとにかく目立たない女子生徒がいました。30歳頃の同窓会で会ったときに自分の目を疑いました。100名ほど集まった中で一番輝いていました。一番綺麗でした。集まった殆どが心まで奪われたようなそんな状況だったのです。きっと素敵な旦那様にも出会えたに違いありません。とにかく明るい光を浴びました。つまり人間は変われるということですね!その明るさは今でも鮮明に覚えています。
最近注目されている創業者に「メガネ21の平本清」という方がいます。平本氏は以前大手メガネ店をリストラされた経緯の持ち主ですが、今ではその大手メガネ店(チェーン店)を業績で軽く追い抜いてしまいました。平本氏の心の持ち方、つまり理念が素晴らしかったのです。
・革命的なシステム(社員のための会社をつくる)
・民主的な会社(管理者がいなくても会社が成り立つ)
出資者のエゴばかりでは社員は離れてしまう。他人(ひと)からされたくないことは自分もしない。他人を思いやる等々徹底した心の改革だったそうです。社長自ら「いらっしゃいませ」と頑張っていました。
私は以前5年ほど「倫理法人会」の会員として学んだことがありました。ここでの学びとは『苦しみを喜んで迎え、病気になれば「おめでとう」という時代が来た。それは苦難は幸福の門であり、万人が必ず幸福になれる絶対倫理が現れたからである。それは、宗教でも、主義でも、学説でもない。実行によって直ちに正しさが証明できる生活の法則(すじみち)である』とし、5年間万人幸福の栞17ケ条を声を出して読み続けました。これは丸山敏雄著で見ることができます。
全国の何万人もの経営者が学んでいます。
然しながら苦しみ実践できなくて去る会員(経営者)も少なくありません。「楽しく暮したい、幸福に生きたい。」と説いているのにも関わらず・・・・

 心の持ち方 Ⅵ

お話したそれらの会社に対しては大変厳しい内容に思えますが、ここでの経営陣は今なお旧態依然とし全く変わらないそうです。こうした経営者は本当にたくさん見てきました。ひと言で言えば経営者失格です。何かがヒット商品として登場することで間違った感覚で経営者の椅子に座っている経営者もいます。昨今食品偽装等で会社を倒産にまで追いやった社長の殆どがこの「心の持ち方」で失敗したのです。考え方ひとつ、心の持ち方ひとつで解決できたはずのこうした経営陣に共通している点は「間違った欲」と「人間性」です。会社とは社員一人一人が作り上げていくものでなければなりません。急激に発展した大手スーパーやコンビニエンスストアなども大変なドラマが実在しています。報道関係もこうした大切な部分にメスを入れるべきはずなのに少し矛先を間違えていますね。
平成7年に阪神淡路大震災があったことは記憶に新しいところですが、この時期に目を疑うような出来ごとがありました。大手スーパーが採った取引先への見舞金要求です。その金額たるや目を覆いたくなるような高額な要求でした。「見舞金」これは差し出す側の気持ちではないでしょうか?ところが仕入担当者はその額を配分指示したのです。集まった額は常識では考えられない金額だったようですが取引関係の優位性を利用した非常に卑劣なやり口。私の知っている取引業者は取引を断たれても仕方ないとその要求を断りました。私はそれを知ったとき、この企業は必ずつぶれると思いました。
勿論その後会社の存続は厳しく命取りになったのは言うまでもありません。最近でもコンビニでの本部と加盟店の問題が露呈し、とうとう国から改善命令が発せられました。本部側は自己防衛にのみ走る苦しい言い訳で精一杯。苦しい加盟店が厳しすぎるロイヤリティや条件で閉店に追い込まれた事実を沢山見てきましたがこのことがどういうことなのか。それは中にいる者(経営陣)に「自分が見えない」典型的な事例でしょう。優位に立つ者は何をやっても良い。間違った経営者の二代目が良い心をもって従業員に接するなど考えられない事例も目の前ではっきり見てきました。
ご存知のように日本には素晴らしい経営の神様がいます。前述の経営者はこうした伝記をいかにもの心で従業員に説こうとします。何故説かれた社員は実践できないのでしょうか?簡単です。それは経営者自身が実践できないからです。実践したい優秀な社員は辞めていきます。そりが合わなければ解雇する。中小企業に多い実態です。結論は経営者が都合が悪いことがあるからです。特に男性社員はこうした現実の中で「仕方なく」働いているのも実情です。ここを辞めたら働く場所がない。家族を養わなければならない。
次回に素晴らしい経営の神様の話をしますが、経営者としてどこが違うのか参考にしてください。立派な経営者は社員を「使う」などという発想はないのです。経営者も人の子。特別な人など存在しません。違うとすれば良いことの実践が出来た人だということです。

 心の持ち方 Ⅴ

私が実際に見てきた事例をお話しましょう。 トラック160台ほどの所有で運送業を営む会社の話です。当時私はその会社で本部長として管理部門で教育担当を兼任していました。入社当時は私の人生で経験したこともない社内の荒れようにただただ驚くばかり。
そしてここで一番の問題だと思ったことは「治療や手術」を施さなければならないのは経営陣にあることを知ったことです。朝礼等でも、経営者はまるで神のお言葉のようなことを話します。そして自分がここまでの会社にしたことの自慢ばなしです。このくらいはよくある話です。
ところが恐ろしいことにその会社の経営陣は人(社員)を人と見ない場面を多く目にしました。極端に言えばドライバーは道具です。上辺では上手に言っていますが「情」などとはほど遠いものでした。 ドライバーに至っては喧嘩などは日常茶飯事。警察に世話になった荒くれ者など珍しくありません。 ミーティングなどミーティングにもなりません。こんな会社がまだあるんですね。勿論こんなことが毎日起こっているわけではありませんがでも多いと感じました。従業員を疑い犯人扱いする経営陣。 なぜそれを知ったかというと社員研修の際徹底して腹を割って話し合うことでその本音を聞くことが出来たのです。 愚痴をそのまま本気になどしませんが、働き甲斐の無さは退社という新陳代謝の激しさにつながっていました。経営者は辞めたらまた募集すればいいんだとなります。
家庭でもまったく同じじゃないでしょうか?親がしっかりしていたら必ずと言って良いほど素晴らしい子供が育ちます。親の背中を見て子供は育つというのがそれです。 会社も同じです。確かに驚くほどの人物が面接に来るのも事実でした。
私がその会社で得た財産は、どんな人間であっても必ず良いところがあるという事実を沢山見たことです。そこを誉め評価することで必ず業績を上げてくれる。一度無礼講で社員旅行に出かけたときのことでした。私が勧めた富士吉田の高級ホテルに1班90人前後で慰安旅行に出かけたときのことです。私は専務に呼ばれある人物の面倒を見て欲しいと頼まれました。その人物とは警察にお世話になったことのある荒くれ者で酒が入ると相当な暴れぶりは終始がつかないほどだと言うのです。
大広間に並んだ膳は豪華でした。席を探している彼に近づきこう切り出しました。「斎藤君!俺と一緒に飲もうよ・・・!」と。 席が決まっている訳じゃないので彼は子分?を従えて飲みたかったのでしょう。「何で本部長と一緒なんですか~」と語気を強め、好きな席へ向かいました。私は彼の座った正面を選びそこに座りました。 注がれる酒を飲み返杯の繰り返し。「斎藤と一緒に飲みたいんだよ」と彼の興味を誘いながら・・・。後で聞いた話ですが、彼は私を酔い潰させようと思ったそうです。上司が一緒に笑いながら馬鹿を言って場を盛り立てることに自然と楽しい雰囲気が出てきました。 喧嘩のない旅行は何年ぶりかだったようです。その後彼は同じドライバーのまとめ役的存在になりました。
社員の悪口を言ったり信用してあげなければそれはそのままドライバーから返ってきます。今までは「社員が・・・、ドライバーが・・・」と相手を責めるだけの経営陣にそのまましっぺ返しがあったのは言うまでもなかったのです。

 心の持ち方 Ⅳ

芸能界の浮ついた芸人に苦言を呈しておきたいことがありますと言いましたが、彼らは芸の肥やしと言いたいのでしょう。飲む打つ買うも含め、つまり芸人はそのためにやっているんだという間違った解釈で行動している者のみに言いたい。(昔の芸人さんとは信念や理念が違うのに)
「昔悪やったけど今更生してんねん」。時代が時代で許されなくなったところも勿論ありますが、芸人とて人の子。別れることを覚悟で結婚する者はいないと思いたい。もしかすると別れるかも知れないと不安を抱えつつ結婚するんでしょうか?そのときは決してそうではないと思う。 一緒になってみて、思わぬ素行や性格、あるいは感性や価値観の違いが少しずつその溝を大きくし結局は破局に向かう結果を招くのです。
最近離婚が多いと言われるのは昔と違って我慢出来なくなった傾向もあります。我慢なんかする必要はないとする人が増えたんでしょうね。離婚原因に女性も働ける時代になった。社会環境がそれを受け入れてくれる時代になった等があります。しかし、ここで大切なことを忘れていますね。それはかすがいであったはずの子供の存在です。別れるくらいですから憎しみもあるのかも知れません。あんな男の、あんな女のところに子供をやるわけにはいかないとの子供争奪戦(親権)が繰り広げられます。小さい子供ですから本当のことを知らずどちらかに着いていく。子供を引き取った方はまるで親の首を取ったほどの誇りよう。そして更に相手を責める。どこに我が子を手放したいと思う親がいるものですか。一番迷惑しているのは子供たちの方です。だからと言って簡単に復縁できるものでもありません。私が言いたいのは、ですから相手を選ぶことはとても慎重でなければならないということです。臆病とか心配性といったものではありません。 結婚前が一番楽しくて幸せの絶頂のように思いますが、この結婚前が一番危険で怖い時期だということです。ニュースで飛び込む夫婦間の争いから殺人にまで発展するケースをよく目にしますが、これはその人の「心の持ち方」がすべてそうさせたと思ってください。
「あの奥さんはとっても優しくって素晴らしい女性だったのに」なんて近隣の奥さんにインタビューした映像が出ますが、殺されるには必ず理由が存在します。 夫に浮気相手がいた。妻が浮気をしているケースも今は珍しくありません。 携帯電話などそうした者には便利な道具が現れました。 信じて騙されるケースもあります。結婚前にそうしたことが分かると便利だとは思いませんか?
方法はあります。今からでも間に合います。相手の心が分かる優しい心を持てるようになることです。
つまり、自分に「思いやりのある心」を身につけることです。子供の喧嘩を見ていて思いませんか?相手を叩けば必ず叩き返されます。意地悪をすればそのまま倍返しになって返ってきます。女房は優しくないなんて堂々といかにも自分が正しいかの如く言い放っている男性がいます。それは間違いなくその男性が奥さんに対して優しくしてあげていない証拠です。
自分が鏡であることをもっと知るべきと言ったおきましょう。

 心の持ち方 Ⅲ

「新婚さんいらっしゃい」でこんな夫婦が登場しました。男性は34歳で女性が24歳の新婚夫婦。奥さんは可愛い系の優しそうな人でした。三枝師匠の絶妙な司会は「なんでこんなブ男とどこで出会ったん!」で始まりました。失礼ですが彼の風貌はどうみても50歳代に近い感じの男性でした。彼女が大学生のときにアルバイト先の板前さんが彼だったそうです。
可愛い彼女でしたから当然猛アタックしたのは彼ですが、彼女も職場での彼の仕事ぶりに惚れこんでいたのだそうです。 そして早々に二人は結ばれ子供ができました。本当に最近多いケースですね。勿論お互いが納得の上で結婚したわけですから周りがどうこう言う話ではありません。ところが、三枝さんに相談ですと切り出したのが彼の性格でした。奥さんが店で茶碗を割ったときの話。お客様が居るにも関わらずその怒り様は半端ではありません。作り話かと思うようでした。また、仕事から帰った彼が食事をしようとした時の家庭内のひと言。赤ちゃんのお世話もあって店から帰った彼女は一生懸命にも関わらず、まだ整っていない食卓を見て彼は「ここはセルフですか?」と言ったそうです。
私が画面に向かって「信じられない・・・」と言ったら、三枝さんも同じく「信じられない」と発言。心の持ち方の典型的な悪い事例です。 「何言ってんだい。こんな可愛いい嫁さんもらって!」と半ば怒り心頭の司会者。いくら面白可笑しくを扱った番組とは言え「結婚してから奥さん大変なんだろうな!」と同情ばかり。 結婚前に子供ができ、彼女のお父さんに挨拶に行ったときの彼の言葉とお父さんの言葉も印象的でした。「子供が出来てしまいました。大事にしますから娘さんと結婚させてください」と挨拶した彼に、「あなただけが悪いんじゃない」とお父さん。きっとお父さんの心は複雑だったと思いますが。
このようなケースで結ばれるカップルは多いでしょうね。三枝師匠に促され「これからは優しい心で接していきます」と発言していましたがそういう性格はそんなに簡単には直らないのが現実です。
もうひと組がまた典型的なカップルでした。真面目に一生懸命勉学に励み、一橋大学に入学し全て自身のバイトで生計を立て、親にも仕送りをしていたという女性の登場です。清い交際と理想の男性像を夢見ていた彼女でしたが、彼はと言えば毎日一人でアダルトビデオで研究に研究を重ねていたという変わり種。あるキッカケがあって彼は飯でもと誘ったそうです。2回目のデートで二人はホテルへ。口では言えないほどの「凄いエッチのテクニックにすっかり虜になりました。もう彼のエッチ無しでは生きていけません」???清楚な彼女からの大胆発言でした。 三枝師匠の「凄いテクニックなんでしょうね!それですっかり目覚めましたか?」に彼女は躊躇なく「はい!」。性に目覚めたというかこういう相性も大切で実際にはありなんでしょうね。彼女の嬉しいという感情が彼に伝わり不釣り合いに見えたカップルは幸せそうでした。近年はいとも簡単に体の関係を持ち嫌なら別れるといった風潮があるようですが、結ばれる前に相手の性格や趣味価値観みたいなものを知る努力をしたらもっと幸せですよ。板前さんの例にあるようにこれに似た例はたくさんあると思います。

 心の持ち方 Ⅱ

ものの見方考え方は良い人間関係を築いていくためにとても重要な要素を含んでいます。面白い人間とか面白くない人間といった部分は、その人の体験や経験値によっても大きく変わるもので、そうした部分までも全てクリアにすることは難しいにしても、ものの見方や考え方を学ぶことで人は相手の気持ちを思いやる優しさや深い愛情を抱けるようになります。つまり、このくらいは勉強しましょうということです。
価値観や感性なるものは積み重ねられた年輪があって非常に難しい部分でしょうが、学ぶことで得られる「人としての深み」は価値観や感性に匹敵するくらいと思ってください。
これらのものの見方や考え方を学ぶことで間違いなくあなたは人生の勝ち組に入れます。努力されたあなたの心に触れられる相手の人はきっと幸せです。 ものの見方や考え方は「感謝の心」とか「挨拶」といった極当たり前の事柄でしかないのです。「心の持ち方」を学ぶだけで幸せになれるって本当です。私が現在とっても幸せで居られるのも家内の愛情とともに学んだそれらを実践できているからだと信じています。「心の優しい人がいいな!」と思ったら、自分がまず誰よりも優しい心の持ち主になることです。優しくできると心は穏やかでいられます。
それぞれに相乗効果が表れていつの間にか周りにまでも優しい輝きを放てられるようなそんな気がします。私の家内は自分のことよりも先ず私を一番に考えてくれます。毎日それが伝わってきます。私の心に湧き出るのは感謝の気持ちだけです。知らず知らずのうちにその感謝の心は幸せな笑顔となり楽しい家庭を築いています。ありがたいことです。ですから、相手の良いところがいっぱい見えます。のろけているのではありません。同じ一生、同じ人生をせっかくだから楽しく過ごしたいじゃないですか。その上、価値観や感性が合致したらこんなに素晴らしいことはありません。いつまでも出かけるときに仲良く手をつないで歩いてください。
疲れている時に空腹で帰宅したとしましょう。そんなときどこかいらいらする人がいます。玄関には乱れた靴。子供の靴や余計な履物で自分の脱ぎ場がないなどとそこにある履物を蹴飛ばす。これは明らかに腹いせですね!そんな状態だから「ただいま!」のひと声もない。考えてみてください。家ではどんな状態や状況で妻や子供が過ごしていたかなど全く考える余地なしです。「ママ!ぼく今日一人でブランコやれたよ」「そう良かったわね~、パパが帰って来たらお話してあげましょうね」なんて会話は日常茶飯事でしょう。 息子の成長に感動し夕ご飯の準備に熱がこもる。作った料理を冷蔵庫に入れて待つは旦那様。 知らない旦那様は玄関で履物を蹴飛ばしていたんです。そして食卓のテーブルを見るなり「何で飯の用意が出来てないんだよ!」といきなり一喝?先ほどまでの楽しい食事の準備風景はいっぺんにどこかに吹き飛んで行ってしまいました。 空腹の怒り声に息子は泣き出す始末。身に覚えありませんか?怒鳴らずに履物を蹴飛ばさずとも黙り込んでしまう人もいるようです。どちらにしても疲れているのは自分だけと思っていませんか?奥さんの1日を知っていますか?小さな事例のように思う人もいるかも知れませんが決して小さくはないのです。 どんなに疲れていても、大きな声で「ただいま~」から始めてみてください。「おかえりなさ~い」の声に疲れはどこかに飛んで行きますよ。

 心の持ち方 Ⅰ

人間は3歳までにほぼその人の性格や能力が決まるというような話はよく聞きます。だからと言って「今更何をやってももう遅いんだよ」なんて決めつけないで欲しい。
確かに価値観や身についた感性などは大人になってそう簡単に変われるものではありません。ここで芸能界の浮ついた一部の芸人に苦言を呈しておきたいことがあります。
芸の肥やしだから女遊びをしていい。お泊りをしても「ただ打合せをしていただけ」等言い訳にもならない言葉を発していますが、これは大きな間違いです。子供が生まれてから離婚した芸能人も最近は良くテレビで話題にしていますがこれとてテレビ局の報道側にも大きな問題があると言い切れます。私は苦情や文句を言っているのではありません。
政治家であろうが芸人であろうがみんなただの人です。バッチを付けて錯覚している政治家も増えました。テレビ画面に多く露出することで「俺は違うんだ」とここでも錯覚しているタレント。みんなただの人ですよ。私もしばらくは企画制作の仕事をしている時期に本当に多くの芸能人に接してきました。ですから裏の裏まで知っているつもりです。
素晴らしいな~と感動するほどの芸能人やスポーツ選手ともご一緒できました。 しかし、裏の行動で実像を多く見て驚いてもいます。つまりチヤホヤされて錯覚するのです。 以前歌舞伎の世界の人と一緒になられた三田寛子さん。デビュー当時は凄い人気でした。 私の仕事で営業に来て頂いたことが2回ほどありました。 ご縁があって新年に我が家にお招きしたことがありましたが、まだ十代の彼女はそれは礼儀正しく親戚の者も全てフアンになった記憶があります。 数年して歌舞伎の世界の人と結婚という話が出たときに「やっぱり」と思いました。 勿論現在も歌舞伎の世界の役者さんとなんて報道が流れることがありますが違いますね。 三田さんには人間としての深みみたいなものが感じとられたのですからどこかが違うんでしょうね!
誉められない話は実名を控えますが、それほど勘違いし威張った態度でのタレントも何人か見てきました。プロダクションがしっかりしているところ。マネージャーが素晴らしいからきちんと教育されているところ。本人以外にもこうした関連があるのも事実です。
私はこうした仕事を通じ長嶋茂雄前巨人軍の監督、音楽家の山本直純先生、司会者の高橋圭三先生、文学者の井村君江先生等多くの著名人にとても可愛がっていただきました。残念なことにもう亡くなった方もいますが、私はここであらためて感性の大切さを教えて頂いたような気がします。
私ごときにこのような関わりがあったのは「私が輝いていた」からなんだそうです。その言葉や評価ほど嬉しかったことはありません。苦言を呈したい芸能人、感謝したいほどの有名人。どこにその違いがあるのかをこの肌を通して知ることができました。
すなわちそれはみな「心の持ち方」に問題があるのです。 しかし「ものの見方考え方」を養うことで人は大きく成長できることを覚えておきましょう。
(大切な部分なのでここはあとでたくさんお話します)

 価値観・感性・相性

では、分かっていることを実践できたらみな順調にうまくいくのでしょうか? 
それは違います。 人間には「相性」というものがあったり、「感性」というものがあり、価値観というものがそれぞれに違っていて、このことを無視してはおそらく苦しい家庭生活が待っていると言っても過言ではないでしょう。
資産家だからお金には困らないのでと玉の輿のつもりでも、人間というのは良くしたものでこうした感性や相性に問題があると目に見えない亀裂がそこに入り必ず破たんが待っているか愛情のない家庭の中で苦しむことになります。 「人は金じゃない」とはここを指します。
時代劇の名セリフに「お主も悪よの~」というのがあります。 金に目の眩んだ典型的な悪者どものシーンですが決して良い人物像は描かれておりません。 金が無いより有った方が良いでしょう。 しかし、もっと大切なものがあることを基本的に知っておく必要があります。 持って生まれた天性ならいざ知らず、人は十人十色一人として同じ人はおりません。 よく、何であんな男(ひと)を選んだのか理解できないと言う人がいます。 相性であったり、価値観が合って幸せであればそれは最高のカップルです。「何であんな可愛い女性をヤクザみたいな男が」なんてと思いますが、ひょっとしたらその男性の愛情はその相手にとってはかけがいのない素晴らしいものなのかも知れません。
感性や価値観はその人の育った環境によっても大きく左右されたりもするので、なかなかひと言では言えませんが「ものの見方考え方」を養うことで今からでも良い方向に進むケースはたくさんあります。今頃そんなこと言ったってと諦めの境地に落ち込みやすい人をよく見かけますが、この気持ちの持ち方こそ「自己形成」にとっての大きな障害になることを覚えておいてください。
何でもそうですが、「駄目だ」「出来ない」と思った瞬間駄目であり出来ないんです。
橋の無い小川を飛ぼうかどうしようかと迷った話を私はよく例題に出します。1mくらいの川幅の川を「飛んでみて」と聞くのです。 20歳前後の若者に聞いた事例ですが、なんの躊躇もなく飛ぶんですね!「簡単だよそんなの」と言わんばかりに。 当然話は終わりません。川幅はどんどん広がっていくからです。 では1mを少し過ぎると意見は大きく分かれます。 心の中ではその幅は無理だと先に決めつける若者が増えるからです。 つまり先に諦めが姿を現すんですね! 飛べないと口に出しているんですから飛べません。 無理だと思っているんですから「無理」なんです。
このことはどんなことにも当てはまります。 勉強が出来ないと父親に言われたり先生に言われたたらもう最悪でしょう。 自己暗示に近いもので「出来る出来る出来る」と同じように、「出来ない出来ない」がこれに当てはまります。
生まれ育った環境が価値観を育て感性に影響を与えたのかも知れません。 育った環境の違う二人が出会い、縁があれば一緒にとなるのです。 その縁は価値観や感性の出来るだけ合う人が良いと思いますがこればかりは難しいですね。 それほど感性や価値観は大切です。
相性が良いとはそれらを包み込むものを言うのでしょうから。
野球等で「あの投手は結構打てるんだ!相性がいいんだよな!」と聞きますがここでの相性は勿論違いますね。


  「分かる」の 定義 Ⅱ

私は寺の子として育ち阿弥陀様や地獄極楽といった話をよく耳にしていました。 中でも印象に残っている仏の世界のお話がいくつかありますが、今でも心に留め置いているのが
・浄土は言葉がいらない世界
・人間は言葉が必要な世界
・地獄は言葉が通じない世界 という内容のものです。その通りですね!
「人間は言葉が必要な世界」、この教えがどんなに大切なものか私は実践してみてとてもよく理解できているつもりです。勿論人間ですからときに言葉の足りないことで誤解をされたりもしますが、ここでの「言葉が必要」をもう一度考えてみましょう! 「会話」と置き換えたら分かりやすいかも知れませんが特に男性に多い会話不足。 恋愛中、或いはお見合いで会話が無かったら全ては成り立たなかったはずです。 そのときだけは一生懸命頑張って話したんでしょうかね!
女性もその時点で見極められたら良いのに現実はなかなかそうはいかないものなんです。「人間は言葉が必要な世界」なんですから、恋人の、奥さんの、話をしっかり聞いてあげてください。これは社会生活もまた全く同じことが言えます。 少し前に私の住んでいたマンションの管理人がそれは嘘かと思えるほどに言葉を発しませんでした。勿論私も経験しましたが、朝でも夜でも出会ったときに「おはようございます」とか「おやすみなさい」と声を掛けますが一度として返事が返ったことはありませんでした。
実際に居るんですよそういう人も。何年か住んでいる中で、フロントの掲示板に1枚の張り紙を見ました。 「管理人!お前は馬鹿か!挨拶の出来ない者が管理人では困る。出て行け」とまで。凄い内容の掲示板だと思いましたが、確かにひと言も発しないというのは不気味でもありました。
ところが、ある頃から管理人室で可愛い女の子2~3人の声が聞こえてきました。同じマンションの住人のお子様でしたが親戚でも知り合いでもありません。小学校1年生を頭に4歳2歳くらいの3姉妹でした。この子たちは純粋に人懐っこく寄って行っただけらしいんです。 その日をきっかけに私が引っ越すまでの1年間くらいはまるで遊び場のように可愛い声が響いていました。 ガラス越しに見える管理人の顔は満面の笑みです。 きっと子供たちと何か話していたんでしょうね。無垢な心の強さみたいなものを改めて学んだ気がした出来ごとでした。        会話がいかに大切か!「外面がいい」と言う人がいますが、そういう人はよほど家庭に不満がたまっていたんでしょうね。家庭内で会話が無くとも外に出たらそうはいかない。それは通用しないからです。 何故家庭内で話さずにいられるのか?喧嘩両成敗ですがこれは単に我がままの何ものでもありません。
この状態で愛のある家庭生活など成り立ちません。人間誰しもこのままで良いなどと思う人もいないでしょうが刺激に弱い人間はここで今存在しない新しい世界を求めるのです。浮気などと走る要因でもあります。
家庭を大切に出来ている家族はこの会話がしっかり出来ていて幸せという世界を作り上げているのです。実践できることこそ「分かる」が理解された人たちと言えますね。


  「分かる」の定義

相手を幸せにしてあげたら自分も幸せになれる。
幸せになれるんですから「奥さんを大切にしていますか?」「ご主人を大切にしてあげていますか?」と多くのご夫妻それぞれにこんな質問を投げかけたことがありました。 これがまた驚くほどに本当にいろんな意見ばかりでした。 そして、決まってここで大切に出来ていないそれぞれの意見や感想は言い訳ばかりでした。
基本的なことですが何が足りないかは明白です。 つまりどちらにも「感謝の気持ち」が隠れん坊しているということです。 恋愛のときのあのどきどき感やときめきが無くなったときに襲ってくる「慣れ」がその原因です。 結構怖いですよそれは。
厳粛な結婚式で誓い合った二人。 一体何を誓い合ったのでしょうと聞いてみたいですね。 誰もが言い訳のしようがないでしょうね! 想像以上に襲ってくるその現実は二人にとってとても重たいものです。 我慢していたかのようにもう隠しきれないお互いの性格や感情がひとつまたひとつと顔を出し始める。 当初は見たこともない夫の顔、妻の顔がそこにある。 疲れて帰った夫も機嫌の良い態度を示すことができなくなり、分かっていても「ああ!疲れた!」だけが前面に。 「私だって家でいっぱいやることがあるんだから!」とか、それぞれが自己主張を始める。 言葉に終結がなく家庭内の空気も自然とおかしくなっていく。 結婚生活が長くなれば長くなるだけ予想もしなかった様々なことが発生するのです。 「苦しいときこそ笑顔で」と言いますが、本当は笑顔の世界に争いや夫婦喧嘩などは起きないのです。 「分かっているんだけどそれが出来ないでいるんだ」なんて会話もときたま耳にしますよね。 「言い訳をしなさんな!」と言いたい。 分かっていないから問題が発生するのです。「分かる」という言葉に定義づけてみましょう。 「分かっている」という内容を実践できてこそ「分かっている」と言えるのです。 子供でも理解できる例ですが、「1+1は?」と質問してみましょう。答えは間違いなく2です。 しかし、答えは・・・と聞いたとき、声に出して答えなかったとしたらどうでしょうか。 「馬鹿にするなよ!」と口に出して言わない人がいます。 本当に2と分かっているのだと思いたいですが、万にひとつでも「3」とか「5」と答えたらどうでしょう? 確かにその人は知っているのかも知れません。 でも今は簡単に1とか2でしたが、これが1000等々になったらどうでしょうか? 計算の話をしているのではありません。 道路に落ちているごみは拾った方が良いことはみなさん知っているはずです。 しかし、拾わない人の方が多くないですか? 分かっているならそれを実践できてこそ「分かっている」と言えるのです。
誰もがお釈迦様ではないので、いくらそう言っても実践できずに苦しんでいる人がどれほど多いか知れません。 やらなければいけないことは分かっているはずなんです。 でも出来ていない。 例えば、学校の先生が、裁判官が、政治家が、僧侶が、それぞれにみな正しい家庭生活の中で夫婦円満に過ごしているのでしょうか? そうでない事例を私はたくさん知っています。
師と崇めたてまつられるそういう皆さんでさえ夫婦となると大きな悩みや問題を抱えているのです。(勿論、中には円満に過ごしている人たちもいます) 問題の原因は何だと思いますか? 答えは人間だからです。 どうすることが大切かを理解し実践できたみなさんが幸せになっているのです。
分かっていることを実践できることほど強い愛情はないでしょうね!

 相手を知り 自分を知る

・ 恋愛や結婚ばかりではありません。 どんな職業に就きたいか?どんな技術
 を身に付けたいかでも自分を知るということはとても重要なことです。
  営業で成功した人、或いはスポーツの監督等本当に相手をよく研究し知って
 います。 戦う前に勝負が決まってるなんてこともあります。
  私も若い頃、会社でお客様の新規開拓は成功した方です。この場合、相手を
 知るというよりは自分を良く知っていたことの勝利でした。 その行動力と実
 績には多くの人が舌をまいたようです。 それは明るい性格で人なつっこいと
 いう部分を熟知していたからです。 勿論積極的で一生懸命でした。 その上、
 その仕事が好きだったんですね。 企画制作の仕事で大げさに言えば夢を売る
 仕事です。 好きなことは努力も惜しみません。 結果は推して知るべしです。
  しかし、知っているつもりでも失敗に出くわすとまだまだ知らないんだなと
 反省します。  それがまして自分の伴侶ともなれば絶対に知っておかなけれ
 ばならない性格や趣味、考え方など沢山あるはずです。 中でも価値観に至っ
 ては最も大切な部分と言えます。 だからといって人はその全てを理想通りに
 など持ち合わせてはいません。 
・ ですから相手の価値観を尊重するとか、趣味や相手の良さを称えてあげると
 か、相手を知ろうとしながらもそうした努力の積み重ねをしながら本当の相手
 に触れて歩いてゆくことが大切になってくるのです。
  しかし相手を知ったからといって物事が全てうまくいく訳でもありません。
 相手が結婚相手であったなら、「幸せにしてあげたい」旨を心で思い、ときに
 は宣言したはずです。 その通りです。 幸せにしてあげなければならないの
 です。 本心は自分こそが幸せになりたいのだから。
  このことは決して忘れないでください。 相手を幸せにしてあげたら間違い
 なく自分は幸せになれます。 ところが、新婚時代を過ぎるといつの間にかそ
 の心薄れてどこかに忘れてしまっています。 現実には多いでしょうね。
 恋愛をしていたころはただただ相手に気に入ってもらえるような想像を絶する
 行動がとれていたのに、結婚するとそうはいかない自分がそこにいるのです。
  生活をしていく現実もさることながら、それは持って生まれた性格とか、育
 った環境とか、友達の影響が大きいことも否めません。 姓名判断や占いが半
 ば遊びであっても、興味を持って自分を知るための参考資料にはしておきたい
 ですね。
  あなたは、父親に似ているとか母親似だとかも侮れない大切な自分を知るた
 めの要素です。 結婚生活に限らず己を知る、相手を知るということは幸せづ
 くりの原点ですから。

 恋愛と結婚の違い Ⅵ

・ 少しは何かを感じて頂けましたか? 恋愛と結婚の違いはあまりにも大きい
 ですね。  恋愛にだって責任は必要だとおっしゃる方もいます。その通りで
 すが、それは非常識なことをしてはいけないのだとでも思っておいてください。
  結婚での責任とは「人生をかけるだけの責任」でなければならないというこ
 とです。 恋愛中はお化粧やおしゃれで身を包んでおりましたが、結婚とはそ
 れらを隠していた全てをさらけ出すと言っても過言ではありません。
  自分を良く見せるために本来の自分を抑えて繕った人格を作り出していた恋
 愛時代。 無理に合わせようとしていた努力こそ非日常的だと改めて思いませ
 んか?
・ 電車の中でシッカリお化粧している女性に出会います。 その姿は常識人か
 ら見て決して感じの良いものではありません。 むしろ不快感すら感じます。
  もし、その行動を知って何も思わない相手(男性)だとしたらその人は結婚の
 相手であって欲しくないですね。  結婚の相手とはそれほど重要だと思って
 下さい。
  こういう話をすると決まって「いいじゃないか自分のことなんだから!他人
 に迷惑なんてかけていないよ・・・」と言う人がいます。 分かっていないん
 ですね! 世間一般の人は不快に感じていると言っているのです。
・ 理解できない人がそのまま親になってどうやって一般常識を子に教えられる
 のでしょうか? 理屈を申し上げているのではありません。
  それと結婚とは素(裸)の自分でいられる相手だからこそ安心して一緒にいら
 れることを知って欲しい。 自然体でいられたら居心地がいいですよね。
  恋愛をしている頃と違って、結婚後は夫婦共働きかもしれない。お姑さんと
 一緒に生活するかも知れない。 子供が生まれれば慣れない育児との闘いも待
 っている。 自由に使っていたお小遣いも思うようにならないかも知れない。
  それは金持ちだからとかお姑さんが手伝ってくれるからと言っても間違いな
 くその環境と現実は恋愛の頃と違います。 その延長線上を夢見ていたら大変
 なことになります。
・ こんなに料理が下手だったのかとか、もっと給料は多いかと思っていたとか、
 それよりもなによりも価値観が合わないことで想像以上の悩みが生ずるなんて
 ことも少なくありません。 世の中はよくしたもので運命の人は、実際には自
 分と最も遠い価値観を持った人と出会うことは珍しくありません。
  つまり理想とはかけ離れた相手を選ぶケースがあるのです。 その価値観の
 合わない者同士が、双方の違いを認め合い相手のことを受け入れながら成長し
 ていく過程が結婚相手を受け入れていける自分磨きとして必要になってくるの
 です。 我慢とか忍耐でなく自分磨きが出来たら素晴らしいと思いませんか?
  あるんですね~そんな自分磨きが・・・

 恋愛と結婚の違い Ⅴ

・ そうしたお見合いのカップルは今の結婚の在り方をどう思っているんでしょ
 う。 勿論本心は嫌だと思った人も多いはずです。 戦前であっても逆に稀に
 好きな人と一緒になれた人だって当然いたはずですが多くは親の言いなりで結
 婚したと言われた時代だったそうです。
  戦地への招集令状が来て慌てて籍を入れたなんて話も聞きます。 そういう
 意味で父親を知らない子供も多くいたようです。
 今とどこが違うのか? この辺はドラマ等でいろんな作品を見てお分かりの通
 りです。 留守を守る母親の頑張りでどれだけ良い子が育ったか知れない時代
 でもあったのではないでしょうか? 戦争に負け、悲惨な生活を強いられた時
 代を乗り越えることが出来たのも、本当の意味でそこに賢母がいたからだと思
 います。 封建的な在りようが通用しなくなり、自由な世の中に平等という言
 葉や風潮がはびこり「戦後強くなったのは女と靴下だ」なんてことも言われま
 した。 強くなければやっていけなかった時代から現在は少し履き違えた女性
 の強さを見ることがあります。 それは奥ゆかしさというような日本人が最も
 日本人らしい「優しさ」みたいなものではないでしょうか? 逆に言えば骨の
 ある信念を持ったしっかりとした男性が少なくなったのかも知れません。
  世の中は見捨てたものでなく、人としても男としても「気は優しくて力持ち」
 という男性だって多く存在します。 生活環境や社会情勢等自分ではどうする
 ことも出来ない世の中です。 しかし、どんなに時代が変わろうと「正しい結
 婚相手の適任者」はいます。 また「貴方たちもそういう人間になれる」こと
 の秘訣を「俊介の部屋」では説いて参りたいと思います。
・ 人づきあいが苦手な人、あがり症な人、口下手な人間。もう少し美人に生ま
 れて来たらなどと悲観する人も少なくないようです。
 「周りの人はどんどん結婚し母になり父となって幸せそう!」そう見える様で
 す。 結婚相談所とか出会いの場を提供しているサイトも頻繁に目にします。
  確かに登録したり、足を運べばそうした出会いの場に行けるのも事実です。
  なぜ、自分には今まで出会いの場が無かったのか? なぜモテることが無か
 ったのか? いきなり結婚もありなのかも知れませんが、相手を幸せにできる
 体制を整えてからでないと自分にはその幸せがやって来ないと知ってください。
  それは戦前であれ、終戦当時であれ現在であっても全く同じです。
・ つまり、感情を持った人間同士が一緒になろうとするのだから、「幸せ」に
 ついてはしっかり考え、そのための心の持ち方を学んでおかなければならない
 ということです。

                              (つづく)

 恋愛と結婚の違い Ⅳ

・ 結婚をするということであれば、いかに相手をよく見極めなければならない
 かがお分かりいただけたと思います。  最近は順番を間違えて結婚するカッ
 プルの4組に1組ができちゃった結婚だと言われていますが、安易に赤ちゃん
 を作ってしまって相手を知らないまま結婚生活をスタートさせています。
 「離婚しない訳がない、だから親の言うことに間違いはないんだ」とこんな話
 を耳にしたことありませんか?  昔と違って携帯電話がある。フリーターな
 る自由業がある。二人には都合の良い施設が多い。 どれもこれも親はついて
 いけない世界ばかり。 子供の動きにどれが本当なのか分からないことばかり。
  分からなければいいやと間違った世界での恋愛行動。その代償が妊娠では悲
 しすぎますね。  そうして結婚したカップルが幸せになれたとするケースは
 やはり「稀」だと知っておきましょう。  
  できちゃった結婚でその後離婚。一番可愛そうなのは生まれてきた子供の方
 だということを絶対に忘れてはいけません。 中には子供が出来れば結婚でき
 るなどと「密かに強引に考えている者」もいるそんな時代なんでしょうか?
  前にも話しましたように、両親に望まれて生を受ける方がどれだけ幸せなこ
 とかをこの機会に知ってください。 子供を育てる環境、親としての責任が果
 たせ愛情を注げる心の持ち方をもって子供を迎え入れてください。
  子供を結婚の手段にするなど言語道断です。 

・ 恋愛中から段々と相手を見極めることができ、将来の人生設計を語り合うう
 ちに新たにその相手に深い愛情が芽生えてくる。 非現実の世界から将来のた
 めに貯蓄を考えるようになった。 当然二人の行動は現実的になり生活の基盤
 を築くための良きパートナーとなる。
  このような若者も数多く見てきました。 子供が小学生に通うころ新築の家
 に越したなんて事例もたくさん知っています。 奥さんの尻に敷かれて少ない
 お小遣いで・・・。 尻に敷かれているのではありません。 現実の世界をし
 っかり見極め、本当に相手に愛され相手を愛せる資格を得られた人と言っても
 良いでしょうね!
・ 恋愛結婚が理想と思っている人も多いでしょうか? お見合いで幸せになっ
 た人の方が多いかもしれません。 ですから婚活は勧めたいと思います。
  恋愛結婚なる言葉は戦後誕生したものですが戦前の結婚の在り方は圧倒的に
 お見合い結婚でした。 私が子供の頃に婚儀の男蝶(女の子は女蝶)役を(他
 地方では酌とり役とも言います)やった経験がありますが、それ以来結婚とは
 厳かで神聖なるものとずっと思っています。

                             (つづく)

 恋愛と結婚の違い Ⅲ

・ 恋愛のエピソードは星の数ほどあるでしょうね。 昔はこれを恋愛列車と
 言った人がいましたよ。つまり「ポッポー・・・」だから!(古いですか?)
 お互いが夢心地でいるから一緒にいる時間が楽しくてしかたないんです。
  前述のように、二人で一緒という世界はそれで幸せでありときめきとワク
 ワク感で特に恋愛の初期って恋煩いの末期症状なんです! 「恋の病」と
 言っておきましょう。
  だから現実的に物事を考える必要がないので例え彼が無職であろうが、仮
 に低収入であろうが、極端なこと言えば彼が浮気していようが好きになった
 ら全てを許してしまう、つまり「恋は盲目」状態になるのです。
  男性の場合はもっと短絡的かもしれません。 可愛い!綺麗!等々外見で
 相手を選ぶ傾向があります。 こんな状況状態で相手を結婚相手に選べます
 か?
  こんな恋愛列車に乗って幸福駅を目指しても幸せになれるという可能性は
 非常に低いと言えることを知っておくべきでしょう。
  パートナーの人選を過って、不幸な人生を送ることになる人も多いという
 ことも知っておかなければなりません。 
  熱烈な恋愛の末、結婚という形をとれたらそれに越したことはありません。
 しかし、この場合でも「好き」だけでは不幸を招きかねません。 恋愛の過程
 でしっかり相手を見極めて交際をしていかなければならないということです。
  昔と違ってセックスひとつをみても、その感覚という差は非常に大きいよう
 に思います。 体の関係が続き、その感覚で一時的に燃え上がり離れられない
 という男性も多い。 しかし、どこかに浮気心のある男性はあるときまた可愛
 い他の女性に気を奪われる。 そこでまたセックスの機会を得る。 遊び感覚
 なんだろうか?  しっかりしている人はそう簡単に体を許したりしません。
 そういう人も存在していることも知っておくべきでしょう。 平気で「私は15
 人の経験です」とか、男性に至っては20人30人と自慢している者もいます。
  当然間違って子供が出来る。 これほど悲惨で不幸なことはありません。
 子供は本来、愛し合う両親に望まれて生まれてくるべきです。 密かに「子供
 が出来れば彼はきっと変わってくれるはず」。残念でしたと言っておきましょ
 う。 人間には「本性」というのがあります。本性はそんなに簡単に変わるこ
 とのできるものではありません。それを「私が・・・、私の力で変えてみせる」
 と思ったらもっと不幸な結果が待っている。
 仮にうまくいく場合があったとしてもそれは稀とするべきです。
  人間だから、可愛い恋愛の経験を勧めます。 結婚へのプロローグとして!

                          (つづく)


 恋愛と結婚の違い Ⅱ

・ 私の友人もこんな経験をしたことがあったそうです。 友達4人で日光へ
 ドライブに出かけた帰り、水上温泉駅で車を降り東京へ帰る彼女を電車で
 大宮駅まで送ることにしました(ちなみに彼は越後湯沢へ帰るのですが)。
  1日中一緒に居たはずなのに少しでも離れたくなくて大宮で電車を降りる
 と彼女は新潟行の電車を一緒に待ちます。 さあ!電車がやって来ました。
 泣かんばかりに彼女は手を離さない。 彼は電車に乗りました。 発車のべ
 ルが鳴りドアが閉まると同時に彼女はその電車に飛び乗ったそうです。
  帰らなきゃダメでしょうと言いながらも彼は嬉しかったとか。  
 結局もう一度水上駅で乗り換えて彼は大宮まで送っていったそうです。
  こんな光景は決して夫婦間で見ることはありません。 この話を聞いて、
 「馬鹿みたい!」と思いますか?
・ 酒呑みで喧嘩早く気が短いぶこつな男性が、あるとき可愛い女性に会い
 ました。 ひと目惚れだったようです。 それからは毎日毎日彼女をデート
 に誘ったそうです。 雪で電車が動かなくなり深い雪道を2時間も歩いて帰
 ったそうです。
・ アルバイト学生のエピソードを話しましょう。 高校を卒業したばかりの
 女性は大学生の男性(バイト仲間)に恋をしました。 厳しいバイト先では
 ありましたが、そのグループの中で一緒に居られるから嬉しくて仕方なかっ
 たようです。 仕事を終ってからが大変です。 寮に住んでいた彼女は会社
 の自分の部屋に電話を引いて欲しいと言うのです。 彼女は会社の電話を
 深夜かけ続けその料金の多さに厳重注意を受けていました。 携帯のない
 頃はこんなこともあったんですね。
  同じくバイトと社員の話ですが、アルバイトの男性(社会人)を会社で沖
 縄旅行に招待したときのできごとです。 会社の女子事務員と交際がスター
 トしたばかりでしたが、3泊4日の那覇市のホテル代金を支払う時に驚きの
 数字を見たのです。 つまり電話代です。 毎晩深夜にホテルからの長電話
 で発生した金額でした。  よく頑張ってくれた男性でしたから大目に見て
 あげましたが恋愛の最中は思ってもみない大胆なことをやったり、周りが見
 えなくなる行動が多いという結果でしょう。 
  経験があるかも知れませんが、結婚してからは決してこのような行動に移
 れることはないのです。 好きという好きが結婚によって変わっていくから
 です。 若いときにこんなに夢中になれる経験も貴重だとは思いますが。
                                    (つづく)

 恋愛と結婚の違い Ⅰ

・ 私は高校生大学生との接点は多い方だったと思います。 いつまでも若い
 彼等の素を見てきました。 私の職場のアルバイトとして接していましたが、
 若いだけに人生が常に明るく愉快で輝いていましたね。
  勿論、彼女や彼氏の話は日常茶飯事。 古今東西をやったり流行のゲー
 ムをやったりと当時は若者の世界に大いに関わっていました。
・ たまに「恋と愛の違いは?」なんて投げかけて興味一番の話を提供する時
 はみな真剣でした。 簡単にいうと恋は憧れで綺麗!愛はドロドロと汚れた
 ものかななんて・・・。

  今回はこれを「恋愛」と「結婚」に分けて話してみましょう。 
・ あなたは「恋愛と結婚はどんなふうに違いますか?」と質問されたら即答
 できますか?  恋愛の続きの中に結婚があると思いますか?
 「私は30歳までに結婚したい」とか「23歳には結婚したい」と公言してい
 るような人に出会ったことはありませんか?
・ 「恋愛」はときめきの中で出会う夢の世界とでも言っておきましょう。
 つまり非日常の世界なんです。 「逢いたい」「毎日でも逢いたい」「一緒
 にいたい」と様々ですが、そこに生活感のある生活は存在しません。
  些細で他愛のないことでも嬉しくてときめきでいっぱいで、つまりポーっ
 としているのに自分では気づかない。
  私にもこんな経験がありました。会いたくて会いたくて早くその時間が来
 ないかと大変だったときが。 しかしその彼女は5時間も車を走らせないと
 会えないつまり遠距離でした。  夕方5時に仕事を終え、急いでスピード
 違反も承知で約束の午後10時に10分の遅刻で到着。彼女は門限が10時30
 分でしたから20分くらいしか会えないのに車を走らせる。これが恋愛です。
  その女性が10分の遅刻にすねて「今日は帰る」という。これが恋愛です。
  言葉には言い表せないショックと悲しみで涙ながらに帰路に着いたことを
 思い出します。 今みたいに携帯電話も無い時代です。 朝方着いてそのま
 ま職場。 昼休みに電話が鳴りました。 「今夜会いたいんだけど・・・」
 と彼女から!  これが恋愛だと思いますよ。
  その後私はどうしたんでしょうね!    
                             (つづく)

 英文学にふれて

・ 先に姓名判断に触れましたが、他にも多くの占いが存在しています。
 また、血液型や星座、手相、人相等々特に女性は興味を持っています。
  でも本当にこれで人生が決まるのでしょうか? あなたの結婚運はなどと
 まともに受けたら馬鹿みたい! しかし、統計学からくるそれらの占い等々
 は参考程度に留めておくのが良いかもしれませんね。
  私は性格が明るいせいか、テレビでその日の運勢が悪いと知ったとしても
 すぐに切り替えて忘れます。 それどころかそれならとその日をもっと良く
 してやると行動力に加速をつけています。 妻や友人には、だからB型なん
 だよと言われますね(*^^)v
・ 私は平成の初めに元明星大学教授「井村君江先生」の案内でイギリスを訪
 ねたことがありました。先生は「フェアリー協会会長」等英文学の第一人者
 で、ケルト民族のケルトファンタジー文学研究科。英文学ではアーサー王、
 シェイクスピア、オスカー・ワイルド、コールリッジが専門であり海外の優
 れた未邦訳作品を数多く日本に紹介された方です。
  初めに訪れた場所が日本の軽井沢といわれるコンウオールはマラザイアン
 でした。 イギリス版モン・サン・ミッシェルがそこに見えて感動でした。
 「セント・マイケルズ・マウント」といってケルト人の聖地だったと言われてお
 り、11世紀にキリスト教徒の手で聖ミカエルを祀った修道院が建てられました。
  そして戦争中は要塞として使用されたり、城塞だった時期などを経て、現在は個
 人所有となっています。満潮時には孤島となり、対岸のマラジオンから小船で渡
 りますが、干潮時には陸続きとなり、敷石の通路を歩いて島へ渡れるのです。
 それはもう夢のようにロマンチックですよ!
・ 運勢や占いとどんな関係がと思われるでしょう。 しかし、アーサー王や
 ヴィクトリア女王を学んでいくと当時から方位や風水がそこにあったように
 も思えるのです。 ワイト島ではヘンリーやヴィクトリア女王に触れますが
 私が泊った小さなホテルも当時の名残りが寝室にありました。  ベットは
 部屋の中央にあるのです。 まるで王妃が来るのではという雰囲気です。
  部屋の中央に意味があるのですね。 魔を除け福を招く等々はこんな時代
 からも見ることができました。
  勿論井村先生の案内でしたから出来た経験でしたが、こんな旅が旅行会社
 の観光コースに組まれたら日本人は殺到するでしょうね。
・ いろんなことを学び、本当に妖精が存在することを知るロマンがあって、
 私は心の持ち方がいかに大切なものかということを改めて知りました。
・ 運勢を占うよりも、「きっと明日は良いことがあるぞ」と床に就けるとした
 ら、その心の方がきっと良き朝を与えてもらえるそんな気がします。
  早朝の散歩で「先生!ほら!四つ葉ですよ・・・」と摘んだ四つ葉を見せ
 ると先生は、「妖精に会えたんだね」と笑顔でおっしゃっていました。

  調べてみました

・ ご自分の姓名判断の他にタレントの「佐藤隆太」さんを調べてくださいと
 依頼がありましたのでこれは公表させていただきます。

・ 佐藤隆太(7・18・11・4)
  総 合: △ 40  成功しても油断大敵。競争相手や敵が現れる。
            蹴落とされないように!
  祖先運: △ 25  勝気で自己顕示が強いことが原因で損をすることが
            ある。少し抑え気味に!
  個 性: ○ 15  努力すればどんどん伸びてゆく。
  社会性: △ 24  見栄っ張りな性格が損を招くことが多い。謙虚に地
            道にいきましょう。
  環境運: ○ 11  たくましく生長していく強さがあります。

・ 佐藤さんが大好きなんだそうですね! ドラマのイメージと姓名判断は必
 ず一致するとは限りません。
  私は今回、「俊介の部屋」を通して一人でも多くの人が幸せな人生を送って
 くださることを願って1日1ページ「幸せになるための秘訣」を綴ることに
 しました。 経験した実話も紹介しながら20代、30代、40代、50代
 のいわゆる結婚活動(婚活)をしたいとする人ばかりではなく、10代の若者
 たちにも素晴らしい相手に巡り合えるために、また豊かな人生を送るための
 方法(秘訣)をお伝えしたいと心から願って書き続けることにしたのです。
・ ときにはドギツイ話、艶っぽい話、悲しい話、死にたいと思っている人の話。
 人間だから、泥くさい等の話を真実と実話を元に紹介して参ります。
  ものの見方、考え方がこれほど重要でこんなにもあるのかと思える内容で
 ギッシリの内容にしたいと思っています。
  容姿や学歴、貧富等と選ぶ基準に問題が多すぎて結局失敗したり振られた
 りすることが周りにどんなにか多いことか?
  それはあなたの勘違いと心の持ち方に問題があることを棚上げして婚活をし
 ようとしているからです。
 「俊介の部屋」を読んでいくうちに、[本当の幸せ]という意味、そして自分も
 幸せになれるための行動を起こせる日がすぐそこにやって来ることに必ず気づ
 いてくれるはずです。
      誰もが幸せになれる権利を持っているのだから・・・

  一度調べたい姓名判断でした

 自分を知りたい、相手を知りたいとする時に「姓名判断」という手段がある。
 中でも相手をしることは大事と思っているだろうが意外と自分を知らないものだ。

そこで今回、歴史上人物を姓名判断してもらいました

・ 織田信長(18・5・9・8)数字は画数
  総 合: △ 40  成功しても油断大敵。競争相手や敵が現れる。
            蹴落とされないように!
  祖先運: ○ 23  元気なパワーに満ち溢れて向かうところ敵なし。
  個 性: ○ 17  度胸があり、少々のことでは動じない強さがある。
  社会性: ▲ 14  運悪く苦労が絶えないかもしれない。負けないで!
  環境運: ▲ 26  人生の荒波にもまれ、呑み込まれそう。
            自分が強くなって跳ね返そう!

・ 木下藤吉郎(4・3・18・6・9)数字は画数
  総 合: △ 40  成功しても油断大敵。競争相手や敵が現れる。
            蹴落とされないように!
  祖先運: ○ 7  逆行にも負けない強さがある。
  個 性: ◎ 33  何をやっても成功する強運の持ち主である。
  社会性: ○ 21  独立心が強く、功名心が強く、何をやっても成功する。
  環境運: ○ 13  多彩な才能に恵まれ、いろんなことに挑戦できる。

・ 徳川家康(14・3・10・11)
  総 合: ○ 38  得意なことを磨いてゆけば、スペシャリストとして
            重宝されます。
  祖先運: ○ 17  度胸があり、少々のことでは動じない強さがある。
  個 性: ○ 21  独立心が強く、功名心も強く、何をやっても成功する。
  社会性: ○ 13  多彩な才能に恵まれ、いろんなことに挑戦できる。
  環境運: △ 25  勝気で自己顕示が強いことが原因で損をすることがあ
            る。 少し抑え気味に!

・ 勿論これですべて人生が変わる訳でもないだろうが、参考にする価値はある。
  ちなみに私の姓名判断はまさにそのとおりであった。
  兄弟や両親もなるほど・・・と思えるのだから無視できないかもしれない。

  大奥を学ぼう 

・ 徳川になって有名なのが「大奥」であることは言うまでもない。大奥という
 とその愛憎劇が数多く登場しますが、NHK大河ドラマ「篤姫」の視聴率が異例
 の高い数字を示したように、国民の多くはやはりこうした人間模様に興味を示
 し感動に浸っていたようです。 
  大奥の姿が一般には共通する訳もありませんが、女性にとっての「結婚の在
 り方」を考えさせられるもののひとつではあるでしょう。
・ ここで私が調べた大奥についてお話しましょう。
「大奥は将軍家の子孫を絶やさないことを目的に1607(慶長12年)に徳川秀忠
 によって作られ1618年(元和4年)に発令された「大奥法度」によって、一般
 の社会から完全に隔離された。
  1人の将軍に500人から1000人もの女が仕えるという世界でも類をみない
 巨大なハーレムであった大奥。 そこに入る女は中で起こったことを一切他言
 しないという血判を義務づけられていたため今でもその実態は秘密のベールに
 包まれている部分が多いとか。
  女中たちは完全な住み込み制で将軍に仕え、将軍や御台所にお目通りを許さ
 れていた旗本や御家人の娘から成る御目見以上の女中たちは親の死に目以外に
 は外に出ることを許されない一生奉公だった。 特に将軍の寵愛を受けた者は
 死ぬまで大奥を出ることを許されなかったばかりでなく、将軍亡き後は桜田の
 御用屋敷に移り住み、位牌をいただきただただ将軍の冥福を祈るのみという生
 活に入ったのだった。
  だが百姓や町人の娘で構成された御目見以下の女中達には「宿下がり」とい
 う外泊許可が年季に合わせて与えられ、結婚することも出来た。
 宿下がりの日数は奉公3年目で6日、6年目に12日、9年目に16日だった。
 御目見以下の女中の多くは将軍のお手付きになるなどという野望を抱いて大奥
 入りしたわけではなく、単なる花嫁修業や「はく」をつけるために奉公に上が
 ったのだという。 当時大奥で勤め上げたことは一種のステータスとされ、大
 奥経験者には縁談が殺到したという話も残っている。 」
・ 時代は変わっても、政略結婚で嫁ぐ人は勿論現在でもいるでしょう。 
 前述の家の子孫を残す目的、会社繁栄継続を目的とした結婚という形は残って
 いる。 小説家山崎豊子の作品に「華麗なる一族」というのがあるが、一般人
 には想像を絶する結婚という形を見ることができる。
  憎悪や悲惨な人間模様を描きながらも、万俵鉄兵と元通産大臣大川一郎の長
 女早苗との素晴らしい夫婦愛も学べる。 
  13代将軍家定に嫁いだ篤姫の夫婦愛も見逃せない。 大奥を変えた篤姫の人
 生も女性の生き方として男女問わず学べたはずである。

  英傑 色を好む

・ 昔から「英傑色を好む」という言葉がある。 愛知県の名古屋は尾張として
 歴史ドラマではよく登場するのでその辺は分かると思う。 毎年名古屋まつり
 のメインイベントとして行われる「郷土英傑行列」がそれだ。
 確か10月の第一土日がその日ではなかったろうか!
  私の思い出には「三英傑まつり」と記憶していましたが、三人の英傑とはつ
 まり「織田信長・豊臣秀吉・徳川家康」である。
 現在放送中のNHK大河ドラマ「天地人」(直江兼続を描いている)に登場の秀吉
 は兼続たちにこう言っている。「わしが一番好きなのは女子(おなご)じゃ!」
 生涯妻お船を一人愛した兼続には驚きだったようだが、実はこのドラマでは信
 州真田の姫に恋心を抱く兼続の心情が見え隠れしている。
  三英傑に限らず権力を持った当時の殿様はさすがにロマンがあり行動力が卓
 越していたものと思うがその行動力に「女性が好き」という点はみな共通して
 いたようだ。
・ 天正11年(1583年)、金沢城に入城し金沢の礎を築いた藩祖前田利家公の偉
 業を偲んで開催されている「百万石行列」も「英傑行列」に勝るとも劣らない
 加賀百万石の伝統と文化を彩る豪華絢爛な一大ページェントです。
  こちらは毎年6月第一土日ですが、城下町金沢の勇壮かつ華麗な祭り「金沢
 百万石まつり」のメインイベント。

・ 名古屋の英傑行列と金沢の百万石まつりは行列の距離と4時間以上にわたっ
 て繰り広げられる様は当時の権力の大きさと人物の大きさを知ることができる
 素晴らしい祭りです。
 まさにタイムトンネルでその時代にいるような壮大なイベントです。
・ 歴史に詳しい人なら姫路城の、小田原城の、熊本仙台等々全国の祭りを巡ら
 れたかもしれません。 規模は名古屋・金沢と比べられないにしても、日本の
 祭りがいかに戦国時代の名将を偲んでいるかを垣間見ることができます。
  京都の葵祭り(5月)、祇園祭り(7月)、時代祭り(10月)の京都三大まつりは
 少し違いますが、厳かな中に見える時代絵巻はこれもまた格別です。

・ これら歴史上人物の恋愛や結婚にまつわる史実を知るのも人間として大切な
 ことがらのように思います。

   次回は徳川時代に誕生した「大奥」についてお話しましょう!

  母は一本杉で泣いていた Ⅲ

・ 子供時代に結婚が何かなど知る由もない。 恋人同士の延長線くらいにし
 か思えなかったくらい。 そのころ両親は30代後半くらいじゃなかったろうか!
  今にして思えば昔の人は今よりずっとずっと老けていたのは事実だ。
 私が30代といったらとってもまだ比べものにならない程若いというか子供だっ
 たように思う。
  結婚した二人は何度か私の家に遊びに来るようになった。 すっかり夫婦を
 しているから少しおかしかった。  それから1年半後くらいに長男が誕生。
 結婚生活は順調にいっているかに見えた。 子供が1歳になった頃、ある日若
 奥さんは泣きながら母に何かを訴えていた。 詳しいことは分からないが、要
 はもう耐えられない。 別れたいということだったらしい。
  勿論、責任もあって両親の説得が続いた。 しかし、一度崩れかけた二人の
 仲は他人が入り込めるほど生易しいものではない。 時には泣きながら、時に
 愚痴のオンパレード。
  穏やかな父ではあったが説得は懸命だ。 きっと今流に言えばこうした問題
 は本人同士の問題で、いくら外野がいろんなことを言っても難しいのが相場。
  考えてみれば良き時代だったのかも知れない。 情に厚く、町内や隣同士と
 いったまとまりは当時の日本の良さを物語っていたように思う。
  問題は深刻で半年以上も続いたようだ。 しばらく別居もあったようだけど
 その後更に2人の子供にも恵まれ幸せだという。
  そう考えてみると一本杉で泣いていた母を連れてきた父は素晴らしい。
 何組かの仲人の依頼が来るのは真似のできない功績のようにも思う。
  若くして事故で亡くなった父の葬儀にそうした人たちが自分の父のお世話を
 するように心の悲しみをおさえながら本当に一生懸命やってくださった姿をみ
 て、人と人との心のつながりを感じずにはいられなかった。
 「感謝の心」みたいなものが心を通して理解でき、人の素晴らしさを知った。
  想像もつかないが、顔も知らない人と結婚した人が多かった終戦前の話は、
 きっと全国に数えきれない数だったようだ。 それでも幸せになったカップル
 が多かったのは最高の人間関係が築けた時代だったからだろう。

  現在、結婚活動の錬金術師のように「婚活」をキャッチフレーズにし、時代
 とともにそれを生業としている人も会社も多くなって来たようだが、どうして
 もそこに足りないものが潜んでいるのも現実だ。

  母は一本杉で泣いていた Ⅱ

・ 頭の中は早く相手の女性に会いたい・・・! どんな人だろう!と落ち着か
 ない様子が子供の私にも伝わってきた。 障子の穴はすでに相当大きくなって
 いた。 男性が来て20分くらいしてからだったと思う。
 「こんばんは・・・!」と女の人の声が響いた。  さあ来たぞ! 興奮して
 いるのはこっちの方だ。 「あっ!この女の人知ってる。魚政で働いている人
 だ」。 人なつっこそうでちょっと可愛いくてぽっちゃりしてて・・・。
 「さあさあこちらにいらっしゃい」と母に促され向かい合ってこたつに座った。
  母がそれぞれを紹介してお茶を入れ替えた。 すぐに事件は起きた。
 「旦那さん!俺、この女性(ひと)気に入った・・・」??? ガ~ン!
 父も母もびっくりするやら相当焦った。 それより相手の女性はどんな気持ち
 だったんだろう・・・。 今でも聞いてみたい気もする。
  きっと女性の可愛らしさに相当参ったんだろう。 まだ何も話していない第
 一声だったから私たちでさえ氷つくほどだった。
 こういう面白さは子供にも伝わるもんなのだ。 「まあまあそう慌てないで」、
 私はそこまでしか記憶がない。 その後おかしい中にも楽しい雰囲気で変なお
 見合いは終了した。  二人が帰って両親の大笑いが止まなかった。
  1週間くらいして女性から母に断りの訪問があったそうだ。 「いい人なの
 に・・・、やっぱり第一声で勘違いされたんじゃない?」。
 そうは言ってもこれこそジャンジャンだ。 女性と接したことのない結末だっ
 たのかも知れない。 
  ところがそれからが凄かった。 つまり父と母はそれぞれの説得に当たった
 のだ。 母は女性に、父は男性に。  二人は別々に私の家でそれぞれ相手の
 話と結婚とはみたいな話を聞かされていた。  決して無理強いする両親では
 ないけど見合いの日の勘違いだけは説きたかったようだ。
  母が一本杉で泣いていたからの話は聞けなかったが、子供ながらに温かい話
 がいっぱい聞けたように思う。 今考えると「相手の良さにふれて!」という
 ような話だったのだろう。
  翌年の秋ころだったと思う。 二人は結婚式を迎えた。 仲人を引き受けた
 我が家もお祝いムードで笑顔が溢れていた。
 「凄い!あの二人は結婚するんだ・・・」。 良かったね!
  一大事が起きることも知らずにその日が迎えられたのだから凄いのひと言だ。
                                (つづく)

   母は一本杉で泣いていた

 ・ 私がまだ幼かった頃、もの心がついてかこんな質問を父になげかけたことがあった。
   「父ちゃんはどうして母ちゃんと結婚したの?」、すると父は少し笑いながら「それ
    はな,お母ちゃんが隣町の一本杉で泣いていたからだよ・・・!」???
   そしてこう付け加えた。 「だからかわいそうで家(うち)に連れてきたんだ!」
   「フーン!」 信じた。
 ・  それから同じことを質問することはなかったが本当のことを聞くことはなかった。
   きっと、戦時中だからお見合いだったんだろうと思っている。
   でも父は得したな! それほど母は自慢の日本美人だった。
    だからでもないだろうが、両親が喧嘩をしたところを一度として見たことがない。
   それどころか人望があって、仲人を頼まれた数はとっても多かった。
   夫婦仲がねじれた人が相談に来てうまい具合に諭され最後は母の手料理で一杯飲ん
   で笑い声さえ出る始末。
 ・  諭された方は納得して帰ったのだろうか? でも笑って笑って楽しそうだから、
    きっと解決したんでしょう。
 ・  こんな場面も記憶しています。 三軒隣りの藤井さん宅になかなか結婚できない長
    男がいました。 彼の両親は私の母に「どこかにいい娘(ひと)がいないもんかね~」
   とお茶飲みに来ては話していたのを覚えています。
   子供ごごろに覚えていますが、真面目は真面目なんだけど少し変わったところがあっ
   て、とても女性にモテるタイプではなかった。
    顔の広い母がそれとなく気にしていたのでしょう。 魚屋に勤めていたぽっちゃり
   と可愛い系の女性とお見合いさせることになった。 男性が30歳くらいで女性が26歳
   くらいだったと思う。
    事実上お見合いなんだけど、気楽にと私の家の茶の間で会うことになった。私たち
   子供等は邪魔だから2階に行って出て来ないようにと言われた。
   来るな見るなと言われると見たいもんです。 2階の障子を指をなめて穴を開けたあ
   のスリリングな情景は今でもはっきり覚えている。
   しばらくすると男性は一人でやって来た。 当然かなりの緊張と興奮は子供の私にも
   伝わってくるから不思議。 
    「こういうことは面白いね~・・・!」心でそう感じていた。
   緊張をほぐそうと私の両親も笑いながらも一生懸命だった。
   しばらくして、「こんばんは・・・!」と女の人の声が響いた。 (続く)

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 おめでとう! モト冬樹さん

    アラ還の決断

      還暦を前に結婚を決断
          遠距離恋愛10年
                お一人様から結婚へ


    ・ 今日のNHKテレビ「スタジオパーク」を見ましたか? とても還暦を迎える
      男性には見えない目の輝きを感じました。
      奥様になられる女性を知りませんが、聞いているかぎりではすごく温かい
      ものを感じました。

    ・ ついつい「おめでとう」・・と心からのお祝いを画面に向けて申し上げました。
      結婚適齢期が、まさにその時なんだ・・・と改めて感じましたね 。
      おそらく結婚しないかもしれないと言っていましたが、世の中にはこのように
      必ずどこかに相手がいるということでしょう!
      
    ・ ご存じのように、現在「婚活」なることばが流行しています。年齢に関係なく
      いろんな出会いを求めて活動しています。
      本当は結婚が目的ではなく、「幸せになるために」・・・なんですが、それも
     「幸せにしてあげる」が本当なのに勘違いしている人たちが多いこと!

    ・ 何千人もの人との関りや経験、エピソードを交えて「婚活の前に大切なこと」
      を明日から少しずつお話したいと思います

    ・ 特にこれから家庭を持つみなさんには大切なことがらでしょう・・・!
      この連載ブログを読むことで、きっと素晴らしい人生が開けることと確信して
      います。 
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岡部俊雄

管理人 : 岡部俊雄
チーフ・プロデューサー
演出家

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