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仲見世の人気者に

振袖2

ドイツからのお客様を暖かな陽気が迎えてくれました。

なんと、ツアー(団体)で来られて他の皆さんは本日全員日光に行かれたそうです。
「私は日本に行って振袖を着てみたい・・・・」、嬉しいですね。

絹の着物がさすがによく映えます!

振袖4

浅草へ来るときのコツですが、朝9時スタートですと(写真は9:40頃)このようにゆっくり写真も撮れます。
この時間を逃してしまうととても写真どころではないのが浅草の混み方なんですね。
この時間集合のツアーが良いですよ・・・とご案内するのも親切のように思います。

振袖3

浅草寺の境内に入った途端この通りです。
日本に憧れてやって来た外国のお客様に捕まるのは日常茶飯事!!
にわかカメラマンがどこからともなくやって来るのも美しさゆえなんでしょうね!

振袖1

「私たちも一緒に写させてくださ~い!!」と飛んで来たのが愛知県からという修学旅行生。
女の子ですね~!!
でも、日本人の女の子が写させて下さいって言うんだから日本の着物は本当に素晴らしいですよね。

「きれいきれい!」の連発にお客様もつい顔をほころばせていました。

5月の締めくくりに好天の下、素晴らしい振袖催行でした。

お誕生日おめでとう

波島誕生日

まずは波島先生、お誕生日おめでとうございます。

多くの素敵なお弟子さんに囲まれた家元は本当に幸せですね。
写真は「つくばエキスプレス開業10周年記念」の式典に招かれて出演した波島陽子社中。

10周年と言えば、波島陽子が会社を設立して今年が丁度10年の年に充ります。
これらもきっとご縁なんでしょうね。

今月は特に体験者(入会申し込み)の多い月でしたが着実に生徒さんの数は右肩上がりで順調に増えています。
この教室の特徴は若いということですが、当然中には波島よりも先輩の方が何人かいらっしゃいます。
若い生徒さんにはそうした人生の先輩からも学ぶことが多く、調和のとれたお稽古場だと思っています。

小学校の頃からNHKの大河ドラマが大好きで「将来は役者になりたい・・・」、そう決意しての芸能界入り。
浅香光代先生に師事したことは波島にとって大正解であったことが独立できた大きな要因でしょう。

浅香劇団は当時超人気劇団で全国はおろかアジア諸国を網羅するほど多くの舞台経験が出来ました。
事務所では芸養女としての活躍で師匠の相手役を多く務めた関係で人脈も膨れ、たくさんの経験が出来たようです。
何から何まで先生のお世話をしなければならなかったことが更に多くの修行となり、尊い経験(ざいさん)となったのです。

ただ、ここで評価できるのは、彼女が人間的にとても素晴らしい心根をもった女性だと言うことです。
これはその心根が人脈を作り、人としての信用を築き盤石な指導者への道を歩むことになるのですが、勿論それは彼女の人を思いやる優しさや謙虚さ。 常に感謝しながら歩いて来た人生はなかなか真似の出来ない人間道と言って良いでしょう。

この写真に見るように、まったくそのままなんです。
やっていることは厳しいのですが、それが信念でありその思いは着実にお弟子さんたちに伝わり本当に良い環境を築きあげていると言えます。

優れた技術(振付指導)力だけでなく、間違いなくその人間性が魅力と化して通常のお稽古だけでなく、全国各地から指導を仰ぎにやって来ます。 遠くは台湾から!! お師匠さんがお弟子さんを連れて年に4回ほどやって来ます。
私は事情(家元の忙しさ)が分かるだけに、その都度さらに驚かされそれが尊敬へと変わっていくのです。

お弟子さんの為にここまでやれる師匠はまず居ないでしょう!!
言い方を変えれば、「お人好し」すぎる面が否めません。 しかし、そこが裏表のない波島陽子なんですね。

私が驚くことは、まず波島は怒りません。
どのジャンルの指導者でも、人間なんでしょう!! 時にはやはり怒りますね。
師匠(せんせい)が怒るとその場の空気は一変します。 それほどどの世界でも指導者の影響力は大きいのです。
ここで、怒らない理由を説明しましょう!!
簡単です。 よく怒ると叱るの違いを語る人が居ますが、これは子供さんを育てるときによく例えられますね。
叱るは愛情で怒るは感情だと・・・! その通りです。
怒るということは自分が思うようにいかないときに顔を覗かせる厄介な代物です。

つまり、指導力があれば怒らなくて済むという理屈です。
まさに、波島陽子は抜群の指導力があります。

私がその凄さを垣間見る機会が何度かあります。 
それは、振付DVDを制作するときの撮影現場です。  全国の各依頼者からの振付作品が完成すると、それをDVDにして商品化するのですが、その際、「解説」という収録があります。 前から見た映像、後ろから見た映像。 そして最後にその作品の踊り方を「解説」コーナーとして収録するのですが、これが圧巻です。
その作品の踊り方をカメラに向かって約30分近く解説して行きます。「ハイ!スタート!」がかかって1度も間違えることなく一気に喋りまくる(解説する)!!!  脱帽ですね!

これは本当に日舞のイロハを知らなければまず出来ません。
その解説は隣りにいるお弟子さんに語りかけるような口調で最後まで行ってしまうのです。

そして、基は古典からくる正しい日舞の所作を網羅した作品ですから、歌謡曲や演歌を舞う新舞踊であっても、波島の手にかかると素晴らしく美しい日本舞踊に仕上がるんですね。
他の先生が創る新舞踊とはそこから違うことがよく分かります。
これは身内が言えばひいき目に聞こえますが、その美しさは私が言うのではなく、全国の振付作品愛好者が感想を述べるのですから間違いありません。

全国から習いにいらっしゃる皆さんは、「浅草に直接通える生徒さんが羨ましい・・・」、そう言ってくださるのがとてもよく理解できます。

日舞を教える前に、「人としての優しさ」「謙虚さ」そして誰に対しても心からの「感謝の心」をもって歩く姿はまさに素晴らしい指導者と言えるでしょう。
人を押し除けても前に出るという女性(ひと)ではないのでもしかすると「損」をすることも多いでしょう。
ところが、周りのお弟子さんを見ればそれは違うのですね。  素晴らしい人たちに囲まれ、陽子先生陽子先生と慕われる、こんな幸せな人はいないのではないでしょうか!!??

写真は一部のお弟子さんですが、その他数えきれない素晴らしい人たちに囲まれ日本の伝統文化を伝える伝道師としてこの世界にいる波島陽子は日本にとって大切な存在となりました。

結婚をし、出産があったり、遠方に転勤になったり等でない限りまず辞めないというのがこのお稽古場の空気を作り出している波島の凄さでしょう。
周りをみても、社長になったり、師匠になったりすると威張ったりする人を本当に多く見かけます。
自分を知ることの出来ない者が人を指導するなどとんでもないことなんですね!

私がこのブログを見せたら、「止めてくさい!」・・・と必ず言います。
その謙虚さが多くのお弟子さんに伝わるといいな~・・・!  いっつもそう思っています。

春の気候のように、やさしいそよ風がその人のように思えてなりません。

お弟子さんの晴れ舞台(10月)の為に、陰で努力している姿。 感銘を受けます。
そんな指導者の下でお稽古に励むお弟子さんたち!!

きっと素晴らしい舞台になることでしょう。
気が張っている分頑張れているようですが、体調を崩さないようにしてください。

今日の日を、心からお祝いしたいですね。

お誕生日おめでとうございます。

そろそろ出番ですよ!

紫陽花

次は私の出番!!!  そう言って勢揃いしているように見えますね。

ジョギングの途中、夕方6時頃携帯での撮影で画像がイマイチですがつい足が止まりました。

梅の頃、湯島天神に行きました。 さすがに寒かったことが昨日のようです。
桜はつい先日だったような気がします。  今年は綺麗で美しい桜に出会えました。
日本の美しさを堪能できる幸せすら感じますね。

湯島天神に行った時は、受験生に交じって「どうか秋の舞台が成功しますように」と手を合わせました。
お稽古場の桜から藤の花に変えたとき、月日の早さに改めて驚かされていました。

それにしてもなんて日本の花は風情があるんだろう・・・
風情を楽しめる日本人の一人として喜びが込み上げてくるから不思議です。

日本舞踊教室には藤の花は似合いますね。 そんなことの独り言。
ところが、「私を忘れないでください・・・」 とでも言っているように、桜橋の手前でこの光景を見つけたのです。
このままだともうすぐ開きそうですね。  紫陽花の時期にはよく鎌倉に出かけますが、今年もやっぱりこの目に焼き付けておきましょうか。

「私がいますよ!」  「おおい!」・・・・、 走りながらつい足を止めてしばらく紫陽花とおしゃべりして来ました。

梅、桜、藤の花、・・・・そして紫陽花。  な~んて言っていたらもう朝顔かも!!
今年だけは、しっかりとした花の季節に自らの行動を刻んでおきたい。
半端でない大きな仕事が紅葉の季節にやってくるんだから・・・・。



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岡部俊雄

管理人 : 岡部俊雄
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