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 妖精たちの春

妖精TBA-1

不覚にも声を失くしてしまった!!  風邪をひいたわけでもないのに4日前の土曜日に病院へ!!?
その2~3日前から喉に違和感を感じていたのがとうとう痛みまで走る始末。 
熱は無い、食欲はある!? 寒気がする訳でもない。ところが痛みだけは異常だ!!
コロナ騒動の最中だけに嫌な気分が湧きおこる。  1週間分の抗生物質と痛み止めを出して貰った。

27日の土曜日、診察後は半日横になりその夜の2人の岡部塾(研修)に備えた。
昼寝をした後前より声が出ない!!?  
どこかだるい訳でもないので夜の岡部塾に向かった。
一人目、話している内にどんどん声が出なくなる!! 怖さすら感じた。
そして二人目、もうほとんど話す力が無い(泣) 
ここ何年も風邪ひとつ引いたことがないので焦った!!それはコロナを気にしたからだ。
でも、熱は無いし食事もしっかり味が分かる。 
まあ寝るしかないだろう・・・とまず体調を整えることに専念。翌朝日曜日、もう全く声が出ない・・・
それでも熱があるわけでもなく入浴も普通に気持ち良い。 疲れだろうか・・・・!?

私には妖精が棲みついていると言ったことがありましたが、なんと日曜日に強風でも吹いたのかベランダに桜の花びらが・・!!
これには驚いた!!30mほど離れたところの公園の桜だろうと思うが初めての出来事にビックリ。
昨晩妖精が届けてくれた果物にその花びらを添えてみた。横に飾った菜の花はまさに妖精だ!!


妖精TBA-2
(イギリス・セント・マント・マイケル城)

妖精を語るのは何年ぶりでしょう・・・
30年ほど前に妖精に会いに行く仕事でイギリスを訪れたことがありました。
最初に言ったのがこの(写真)コーンウォール地方のマラザイアン。この小さな町から海に浮かぶ小さな可愛い島が見える。
その光景はあのフランスの西海岸に浮かぶ小島「モン・サン=ミシェル」を目にしているようだった。写真は帰りに撮ったものですが、行くときには道はなく、小舟で渡ったんです。城内を2時間以上も見て回った後、さあ帰りましょうと言われ「またあの舟に乗るのか・・」と思ったその時、なんとこの夢のような道が現れていたのです!!
まさにおとぎの国そのものにまるで童心に帰ったような気分でしたね!!♬

妖精は心に潜んでいるものですよ・・・と聞かされていましたが、あの時の旅は驚きの連続でしたね。

だから、ベランダに舞い降りた花びらは妖精にしか見えないわけです。
そんなことを考えながらテーブルに集まった妖精たちにカメラを向けていました。こうして見ると菜の花は妖精そのものですね!!


妖精TBA-3


イギリスの印象はとにかく寒い。バッキンガム宮殿へ行った時など身体中にホッカイロを抱いていた(笑)

日本は桜の春に酔いますが、イギリスはこのブルーベルが見事に春を演出してくれます。
コーンウォールは特急でロンドンから5時間ちょっと。このブルーベルの森はロンドンから約2時間くらい。

緑の洋服に赤い羽根をつけたピーターパンが現れそうなそんな世界です。

コロナで苦しんで、またこのコロナ禍にあって世界のあちらこちらで悲しい争いが絶えません!!
その国その国にきっと素晴らしい憩いの場があってそこにはいっぱいの妖精たちが笑顔で語り合っている。
春はそんな季節のような気がしているのに・・・、ニュースを見るのが嫌ですね。

今日もまだ声が出ませんが、丁度今夜で薬が切れるので明日目覚めたらきっと気分爽快でしょう。
食欲あるし、寒気がする訳でもないのだから・・・

身体のどこが具合悪くても気分悪いものです。
それでも不思議なくらい元気で居れるのはやっぱり妖精たちのお陰なのかも知れませんね。








 日本の素晴らしい季節


TBMA-2.jpg

コロナに関係なく大自然は美しい春を運んで来ます。
東京大空襲から何年、サリン事件から何年・・・・。あの東日本大震災から10年を決して風化させてはいけな。
その当時はどうしてこんな過酷な災害が起きるんだろうと恐怖におののいているのに、今回の緊急事態宣言解除でものの見事にまた多くの人が・・・
出かけるなといってももう限界・・・だって言う人も少なくないようだ。私は都内の観光地のど真ん中に住んでいるので人の集まらない平日をこうして利用しながらなんとか日本の四季を収めていますが、これを電車で、しかも休日となればその混雑ぶりは容易に想像できますね。

でも、行動の仕方はやはりありますよ。上野の桜、目黒川の桜・・・・と本当は行ってもみたいは本音です。しかし、電車に乗るのを控えるとどうしても地元中心になりますね。それでも地元なら早朝や平日を狙えば桜も独占状態です。

春が来る・・・、こうして浅草の満開をお弟子さんの撮影に合わせることが出来ました。
表現、表情の練習に何度もシャッターを押しますが、少しずつ成長が見れると嬉しいものです。
お着物に桜は似合います。



TBMA-1.jpg

コロナだから何もしないのではなく、目標を持って一歩ずつ前進ですね。
隅田川が近いから密を避けれる環境、もっともっと利用しないと・・・と。この日は嘘のような桜日和でまさに満開でした。

桜の次は薔薇や牡丹、藤の花や日本のもっとも美しい季節の本番です。あやめ咲くころはコロナも少しは落ち着いてくれるでしょうか!?
本当は日本のこの素晴らしい季節こそ外国人観光客のみなさんに観て頂きたいんですよね。
外国からの観衆がゼロと決まった東京オリンピック。いくらでも映像で観ていただく方法はあります。プラス思考で日本の良さを精一杯見ていただきましょう。





 日本人なら出来る

美しい日本の春
隅田川の桜TBA19

なんとも美しい1枚でしょう!!

隅田川もようやく全体に赤味を帯びてきたかな・・・って感じで春に突入したようです。
春の形容は心が躍る言葉でいっぱいなのに、今年の春もしっかり制約されてしまいました。こんな状況がホントにいつまで続くんでしょうね。

解決方法なんて簡単だと思いますよ。それが分かっていても「出来ない」人間の心の有り様!!
本当に私も平日、それも人の極力居ない時間を狙って出かけますが、それは、隅田川が近所にあるからなんですね。所々に注意喚起のお知らせが・・・・。「この周辺での花見はご遠慮ください・・・・!!」「宴会禁止です・・・・」等々
確かに宴会は当然です。しかし、こんなにも美しい桜も堂々と笑顔いっぱいに楽しめない・・・・!!

こうしてまた今年も終わってしまうんだろうか・・・・!!!??
さすがにもう国民一人一人が覚悟を決めてしかからないとね。何か政治家に責任転嫁しているようだけど、一人一人が自覚と責任を持てばいいだけだよ。

今、中国問題がクローズアップされていますが、日本は自主性で行動が許される国です。この自由で拓かれた国民が今こそ中国等に国民性の素晴らしさを見せつけられる良い機会じゃないだろうか!?
野党がまるで与党の首を取ったように無責任な発言をしていますが、誰の責任でもない。自分がしっかり自身を守る、愛する人を守るんだ・・・の決意なくして神頼みはダメです。

安心な世の中なら、こんな美しい桜を楽しむことが出来るんだから。
ぐずぐずしているとゴールデンウィークも、また昨年同様規制されますよ。もういい加減他力本願でなく、自らの行動で世の中を守りませんか!!?

日本人なら出来るはずです。












 あれから10年

平和な鳩ならぬ春を運ぶカモメたち
鷗TBA11

まもなく14:46分になります。
この日のこの時間は私にとっても生涯忘れられない恐怖の体験でした。
仕事場はビルの9階。 グラッ・・・・としたと思ったらその揺れの怖さは今までに経験のない恐ろしい時間。

家具という家具(本棚他)は中身をまるで投げつけるように吹っ飛ばし瞬時に足の踏み場も失いました。
まさか、このビルが倒壊してしまうのでは・・・・・!! その思いが全て瞬時です。 30分ほどした頃からだろうか、テレビの画面から船酔いしそうな恐ろしい映像がまさに生中継です!!「津波だ・・・・!!」これもまるでトリック映画をみているように家が、車が、流れている・・・・!!これこそが東日本大震災だったんです。

意外と1階はどんな地震でもここまでの恐怖は感じないんだろうな・・・と思ったら、またまた帰宅困難者の見たこともない映像が。

丁度その年の9月中旬に波島陽子日本舞踊教室の発表会が予定されていて、その後1ケ月くらいしてその被害の大きさもあって開催すべきかどうか悩んだことを昨日のように覚えています。
あれから10年。決して風化させてはいけないと思う私らの気持ちよりも、はるかに現地の皆さんの被害は深刻でした。今尚その影響を引きづっているんですからね。
自分がそこまでの被害を受けなかったから良い・・・ではありません。

今日だけは、改めて10年を振り返っているテレビの特番とともに真剣にこの大事と向き合ってみたいと思う。

それが、昨年もそうでした。昨年10月に予定していた秋田県湯沢市の波島陽子故郷湯沢公演。またしても春先のコロナ来襲で中止を余儀なくされてしまいました。
それが、延期を1年後の秋としてもまだその開催が危ぶまれるという深刻な状況です。私たちは舞台を生業としている訳ではないのでその影響はありませんが、それどころか、日々の生活を制限されるという悲惨な状況を迎えています。

私の人生も言葉では言い表せないほどの波乱万丈な人生でした。
本当に苦しい日々の方が多かったかも知れない。 私はそんな時いつも外に飛び出し走ってきました。
くよくよしているより散歩をしたり、走って汗をかくことで心身ともに健康で元気で居れたからです。

上京し、仕事が順調に行けば行くほどその散歩やジョギングは私の日課となったのです。
日頃、口にはしませんが、今の私は観音様のお膝元にいます。 散歩のスタートは雷門の赤い提灯をくぐるところからスタートし、観音様に手を合わせ、二天門からいよいよ出発という贅沢なコース。
春になればこのように多くのカモメたちが迎えてくれます。毎日通る隅田川沿いも1日として同じ顔ではありません。今までの散歩コースと違い本当に恵まれていますね。


ツリーTB-2

最初の頃はまだスカイツリーも勿論見えません。 段々と伸びていく様をこの目で見届ける機会を得たのも不思議なご縁でした。
今見えて当たり前ですが、この様に完成までの光景をずっと写真に納められたのもラッキーでしたね。

ところが、この東京スカイツリーの建設期間から完成に至って尚今日までこのスカイツリーの電波は日本中の災害放送を送り続けたことになります。中越地震、熊本、その他様々な災害を・・・皮肉のようにも思います。

私が散歩したりジョギングしたりを今度はスカイツリーに見守ってもらいながらの毎日のようでもあります。
照明の灯がともり、スカイツリーは夜でも美しいその姿を見せてくれます。

散歩しながら、観音様とスカイツリーに守られて幸せだ・・・と思いながらの毎日。これだけお祈りしているんだからこのコロナも早く収束して欲しい。

先日、電車で2時間もかけて日本舞踊の体験に来られた若者が居ました。「仕事が無くなったので・・・・」と、これもコロナの影響をもろに。それでも、これを機会に東京で職を探しこれからは日本舞踊教室に通いたいとのことでした。
若いのに素晴らしい。私の方が教えられます。
やっぱり笑顔はいい。前向きで明るい心は素晴らしい。

きっと良いことがありますよ。 必ず誰かが見守っていてくれるから・・・。







 普通の生活に


あれから1年の隅田川
TBA5.jpg

3月17日頃に開花宣言だそうだ。
本日菅総理大臣より緊急事態宣言が2週間ほど延長と発表。

宣言宣言宣言! いい加減収束宣言に切り替えて欲しいと多くの国民の願いだろう。
ここまで来たら、誰が悪いではなく国民の一人一人が責任ある行動を取るしかありませんね。

昨年の春先に隅田川の屋形船が・・・・と大変な騒ぎになって一年が過ぎました。あの頃はまだまだその殆どが他人事にしか思えなかったはずです。
そして、緊急事態宣言が下り、「お花見」どころではなくなってしまいました。屋台の出ない桜並木、初めて目にしました。
この頃から人の考え方の違いに多く出くわして来ました。なんの為の緊急事態宣言なのか分からないほど、「自分は大丈夫」と全国を駆けずり回る輩。今考えると「危機管理」の出来ている居ないの違いの怖さも経験しました。

波島陽子日本舞踊教室の感染予防対策の徹底ぶりを考えると、「安心・安全の確保」の違いは人を守るという観点からとてつもなく大変ですが、それを徹底出来た心の持ち方に脱帽です。
いつ、誰が感染してもおかしくない状況に生きた気がしないほどです。しかし、教室で出来ることは徹底した消毒と換気にありました。お陰様で、お稽古はその殆ど99%が個人稽古ですから、その点でも良かったんですね。

しかし、毎日流れるニュースを見ると本当に心が晴れることのない1年でした。
例に漏れず、我々も昨年秋に予定されていた大舞台は当然延期。その判断も実に早かった。今年の秋に変更したのも大正解。それどころか、今年に開催の方針の決定がまだ下せないでいます。

私は毎日隅田川を散歩していてある光景を思いながら歩いているのですが、昨年春の屋形船騒動からパタッと屋形船はその姿を消しました。淋しいものです。いたるところに繋がれた屋形船。まるで「動くな!」とでも言われているような姿に見えて淋しかったですね。
今年もまもなく満開の桜が姿を魅せるでしょう。それこそ、人目を忍んで観るしかないんですね。祭りのように、楽しい雰囲気は危険ですよ・・・が分かっていれば悲しいですがその桜見物の姿も変わってしまうのは仕方のないことです。

今日の散歩で久しぶりの屋形船を目にしました。なんとお客様が乗っていました!!勿論、ガラガラですが動き始めましたね。飲食店同様、工夫に工夫を凝らしての営業開始なんでしょうが、要は感染させなきゃいいんです。
おそらく、屋形船に乗って何も食べず何も飲まずでは通らないでしょう。それでも生きてゆくために舟を出す。

大都会東京にはこうした営業が随所にある訳ですから難しい問題です。

私も散歩が好きだから出掛けますが、朝早く、または平日の人の少ない場所を選んでの毎日。

ああ!収束したら温泉に行きたい。映画が観たい、カラオケに行きたい。
でもね、散歩しながら大きな声で歌える場所があるって恵まれています。歩けば少しはストレス解消にもなるしね。

昨日、糸魚川(新潟県)で1kmもの地すべりがありました。
まもなく10年を迎える東日本大震災、もう地球がどうなってもおかしくない時代なのかも知れません。

穏やかな春だった10年前を考えれば、出来る努力で楽しい春にしたいですね。




プロフィール

岡部俊雄

管理人 : 岡部俊雄
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