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 ホームページが生まれ変わります

新装1

思い出すと涙が出てきそうです。波島陽子が独立したのが平成16年。一人でも多くの日本舞踊愛好者に日舞を普及したいと立ちあがったのが懐かしいですね。

そう考えている間に一人二人・・・と生徒さんがやって来て、当時は教室を持たないのでまるでゲルマン民族みたいに5ケ所ほどの貸し稽古場を借りてのお稽古でした。
極端な時は1日3ケ所くらいを渡り歩いてのお稽古!!勿論すべて事前に予約をとりながらでしたから、今考えるとよく頑張ったものです。
そうこうしている内に、もうどうにも段取りがつきそうもないほどの人数に膨れ上がり、探して探して探した結果雷門のなんとど真ん中にお稽古場には丁度いい物件を見つけ早速工事となりました。工事に入ったのが2010年8月。今でも忘れません、暑かった暑かった・・・・、いや熱かったかな!?
波島の親戚に工務店を営んでいる叔父が全てを引き受けてくださり、それはそれは最高のお稽古場の誕生となった訳です。
下地から本当にしっかり組み上げていただいたお陰で今でもびくともしません。


新装2

念願のお稽古場は9月に引き渡されました。良心的な素晴らしい道場はまさに波島陽子にふさわしいと思いましたね。あの時の感動は今でも忘れられません。あの綺麗さは今も変わらないのですからいかにしっかりした工事であったかが良く分かります。
なんの仕事も心を込めることの違いは如実です。


新装3

関係者を招んでのお披露目の清々しい波島のご挨拶から始まりました。
それは、ホームページを開設して3年目での本拠地のご披露でした。この年を忘れられないのは皆さんもご存知のようにその翌年3月11日にあの東日本大震災が起きたからです。その年の9月には波島陽子日本舞踊教室が最初(第1回)の発表会の年でもありました。延期しようかどうしようかと当時の悩みが懐かしいですね。

ホームページにはそれから今日までの足跡がしっかり刻まれ、今では100名もの生徒数に膨れ上がったんですから師匠波島陽子の活躍と努力がしっかり伺えます。

コロナ禍にあって全てに経験したことのない出来事にことごとく痛めつけられている芸能やイベント関係者。
波島陽子のホームページを開設してから14年が経ちました!!
まさにそのまま歴史になっているのも凄いことです。「日本の心を伝えたい」というその理念は広く海外にまで浸透し、多くの外国人観光客の皆さんがこの教室を訪れています。
思えば、「着物を着て浅草を歩こう」の企画は大手旅行業者が波島のもとに持ち込まれ今では多業者がレンタル商売をしていますが、全てこの教室が最初でした。

今回のこのコロナ騒動で、私たちももう一度初心に立ち返って「日本の伝統文化」を継承し伝承し続けたいとする気持ちを、ここに新しく一新するホームページとともに更に頑張りたいと決意を新たにしています。

波島陽子日本舞踊教室のホームページはお陰様でその検索回数ダントツで日本一を維持しています。ネット社会になり、それぞれの行動パターンもすっかり様変わりしました。そんな中にあってこれだけの生徒さんが集まって下さる教室はまず他に無いんでしょうねと多くの称賛を頂いております。と言うかこうした心根で運営できる教室はすでに他の追随を許さないまでに確立されたという証明なんでしょうね。ありがたく嬉しいことです。

リニューアルされたホームページは波島の誕生日5月24日に公開されます。
5月24日にリニューアルされるホームページをもう一度覗いて頂けると嬉しいですね。






 私は負けない

TBA 3 4 22

昨年の秋本当は里帰り公演だったんですね! これは決して私どもだけではなく、芸事に関わる多くの皆さんがその活躍の場を失いました。今年もまだまだ発表の場(ぶたい)は期待出来そうもありません。

波島陽子は舞台ということではなく、多くの日本舞踊愛好者の皆さんに、そして一人でも多くの若者達に日本の伝統や文化を毎日のお稽古を通じて伝えていきたいと頑張って来ました。
あるご縁で波島の故郷秋田県湯沢市にある湯乃華芸妓の皆さんとの共演が決まった時は多くの喜びと期待でいっぱいでしたね。地元のお仲間を応援できるんですからね~。
ところが、準備が整ったところで今回のこのコロナ騒動です。

最初は、ここまでになるって誰も想像もしていなかっただけにもう何がなんだか分からなくなるほど・・。

驚いたのは波島の行動です。まったく微動だにしなかったですね!「私たちはとにかく舞台で良いパフォーマンスするだけ・・・」と。それに押されて出演者も気の緩むことなく涙ぐましいまでのお稽古。
この姿勢が良い舞台を産むんだ・・・・と納得。

とは言っても今年の秋の舞台も開催できるかどうかはもう全く分からなくなってしまいました。
そこで、スタッフが腕まくりをし「ライブ配信」という形に変更。地元の湯沢・・・と思っていましたが、地元どころか日本国内は勿論のこと世界中どこからでもこの舞台を観れるということに!!(拍手)
湯沢を宣伝したいという気持ちは返ってより大きな形で貢献できそうです。

時代も変わったものですね。自宅に居てインターネットで波島の舞台が観れるなんて!!

それにも増して信じられないほどに膨れ上がった生徒数に周囲もビックリ!! この生徒の皆さんを指導しながらの秋の準備ですから考えただけでも神経がすり減りそう・・・!!

ただ凄いのは、当たり前と言えば当たり前ですが、このコロナ禍にあって毎日完璧なまでに感染予防を施しているその努力。この努力あって生徒さんは安心してお稽古に打ち込めるんですからね。

とにかく、人一倍しっかり感染予防した中で明るく元気に生徒を引っ張る姿!!頭が下がります。
加えて生徒さんの質の良いこと・・・♬ 日本文化に触れたいとする人たちだからでしょうか!?この教室は絶えない笑顔とそれぞれが自分の居場所として楽しんでいる姿。気持ちの持ち方ひとつなんでしょうがさすがです。

きっと、秋の舞台、見ないと損・・・というくらいの出来栄えで幕が上がることでしょう。

五月中旬に波島陽子のホームページがリニューアルされます。このホームページにライブ配信を見るにはどうしたら良いか詳しくご案内しますので是非お一人でも多くの皆さんでお楽しみください。

どんなことにも負けない波島陽子の姿、応援してくださいね。





 日本を守るこだわり

錦之助TBA

これだから私にはこだわりが強いんでしょうね!!♬

確かに現在でも一生懸命「時代劇」を制作しています。 観る側の楽しみ方がそれなりに現代になって私に言わせれば全く味がありません。昭和の時代劇全盛時はそれは美しかった。泣きもし笑いもし画面に酔ったものです。
今とどこがどう違う・・・!?「全く違います」
さすがに着物文化はその美しさを存分に表現し、スターには素晴らしい色気がありました。称して「かっこいい」と言えるのが当時の時代劇でしたね。何かワクワク感があったのも時代劇でした。
波島陽子日本舞踊教室へ「腕を磨きたい・・・・」とやってくる役者さんたち。そこで一生懸命芸の基礎を磨こうと頑張っている姿を是非時代劇の監督に見て頂きたいと思う。

東映という時代劇で言えば、おそらく通行人つまりエキストラに至るまで全員日本舞踊を習っていたんじゃないかと思うほどその時代感は見事です。
祭りのシーンなんかで神社の境内が作られますが、あの人数!!一人一人隅から隅まで自然です。
自分が本当にその祭りに参加しているほどの錯覚。それでもあの大人数に負けない輝きを放っている主役たち。日本の文化ですねまさに。

昭和の終わり頃から自然さを大切に現れたのが山田洋二監督でしょう。あの高倉健をしてヤクザ(任侠)な印象から見事に「黄色いハンカチ」が誕生しました。
役者を志望し夢を追いかける若者に言いたい。しっかりと準備をしてください。「真似」で演じられるほど日本の文化や伝統は甘くありません。
波島教室が何故人気があるのか、分析すればするほど「日本の心」を大切にしている教室だからです。

人気者が集まって創り上げる時代劇!? これを続けていると本当の日本の昔の風景は無くなってしまいます。大きく言えば、文化庁などもこうした事に特化した担当者が出てこないと日本本来の素晴らしさを伝承できなくなってしまいますね。

写真は中村錦之助の1枚です。こうした味のある役者さんが現在どれだけ居るんでしょうね!?
勘違いしないで創ってください。こだわりのない人が日本の伝統に触れることはみなそれらを壊してしまうことに繋がるのだということを。
所作や作法、学べきはたくさんあります。
私は東映(時代劇)作品(DVD)を1,000本ちかく持っていて常に研究に余念がありません。

大河内伝次郎から始まり、片岡千恵蔵、市川歌右衛門、月形龍之介、そして中村錦之助、大川橋蔵、大友柳太郎を筆頭に素晴らしい時代劇を楽しませてくれました。
歴史を娯楽とともに楽しませてくれたのが東映でしたね。現在の若者にこの映画を見せると一様に驚きます。つまり、現代っ子にも十分その美しさは通じているんですね。

私は、このこだわりこそが、正しく日本の伝統文化を守ることになるんだと思っています。





 五つ葉を発見


五つ葉 TBA

以前妖精に触れてお話したと思いますが、長い事多くのクローバーに出会って来てこれほど見事な「五つ葉」を見つけたのは初めてです。
まるで何かの家紋のように立派なその姿は見つけたときは気づきませんでしたが、ひとつふたつみっつ・・・と数えている内に「五つだ・・・!」と一人歓声を!!。沢山の中から手にしたときはまさかここまで立派な五つ葉とは気づかなかった。
手にして帰宅途中で勿論すっかりしおれます。コップに入れた水の中で30分ほどするとなんとなんと息を吹き返しこんなにも立派な五つ葉だったのです。

実はこの日は同じ場所でもうひとつ五つ葉を手にしました!!♬ 勿論四つ葉も二組!!!!
丁度そこに恋人たちが顔を覗かせ、びっくりしながら彼が彼女の為にでしょう・・・必死に探し始めました(笑)
ところがそんなに簡単に見つかるものではありません。
2分くらいして・・・「ほらここにも・・・・」と私の目に四つ葉が・・・。もう奇跡としか言いようがありませんね。

「これあげますよ・・・」とその四つ葉は彼女に摘ませました(笑)

すっかり葉桜になった隅田川沿いの散歩も思わぬことから最高の気分を味わうこととなりました。

それにしても見事すぎませんか!?

コロナで何もかもが意気消沈しがちな昨今、何か湧き出てくるような感動とともに「きっと良いことがある・・・」と言い聞かせられる機会に最高の気分を味わえました。

東京五輪を前にして五つ葉とは縁起が良いですね。

我々が計画している秋の舞台(湯沢公演)も上手くいくような気がして最高の散歩になりました。


 便利に逆らいながら


TBA-3-5.jpg

今頃桜前線はどの辺だろうか・・・・
日本の四季ほど美しいものはない・・・と誰もが春を待っているはずです。
浅草はすっかり葉桜になってしまったが先月最高の満開に出会うことが出来ました。

去年は恐怖(コロナ)が先に立ち、まったく桜の記憶がありません。
自宅からちょっと歩いたところに隅田川があるのは実に恵まれていると晴れた日は出来るだけ散歩に出かけています。
本当はこの時期、屋形船が稼働していたら情緒たっぷりなのに・・・、コロナめ!!

私は雪国育ちなので春の喜びの大きさは誰よりも大きいものを持っています。
自然の力から多くを学び、強い人間になったと言い切れるでしょう。

ふきのとうが、つくしが顔を出すときの喜びは雪国ならでは。
4ケ月も雪に閉じ込められる生活っておそらく想像できない人の方が多いだろう。
苦しいと思わなかったのはその生活が当たり前だったからに違いない。便利は何でも素晴らしい・・・と思う時期もあった。しかし、その「便利」とは昔の便利とははるかに違う。地球の裏側が瞬時に分かる時代だ!!
それが昭和が終わると同時に少しずつ少しずつその便利のスケールも変わったのだ。

最初はその便利がかっこいいと思っていたこともあった。しかし、その便利がことごとく人の心を蝕んでいってしまっているのを今真剣に考える人は居ないようだ。
私もオンラインを使ったことはあります。「便利だな・・・・」とは思う。
でも、まだまだ怖いことの方が多すぎる様に思う。昔では考えられない「詐欺事件」はそのスケールも大きく膨れ上がり人の人生をことごとく壊してしまっている。怖いというのは、今なおそれを取り締まれないでいるではないか・・・!!

私もパソコンやスマホで生活している一人だが、極力人の心の温かさを失くしないよう現状に逆らって生きている。
どんなに便利な時代になったとしても、人の心ほど大切なものはないからね。
机に向きあい、ペンを持って手紙を書く。そんな光景が想像できなくなっている若者の方が多くはないだろうか。

満開の桜が人々の心を令和の今も癒し潤してくれている。日本人なんだよ。心のどこかに本当の優しさを知ってる日本人なんだよ。本当は、まだまだ日本は捨てたもんじゃない・・・と信じ、私は逆らい続けている。

こうしてシャッターを切るとき、そこに日本人の思い(こころ)が潜んでいたら素晴らしいショットに出会える。
同じような顔でピースをする姿より、少~し想いのこもった情景の方が美しいように思う。

そういう日本人を育てたい・・・・、私はそう思い頑張っています。

日本は美しい国だからね。





プロフィール

岡部俊雄

管理人 : 岡部俊雄
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