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 夢の続き 2

五つ葉


前回は妖精の国について話しました。
「妖精っているんでしょうか!?」、に私は「妖精に会って来ました」と答えました。

もう6月も終わりです。 
早いですね!!  6月29日は私の父の命日なんです。
交通事故で、それも正面衝突で即死でした。  追い越し禁止車線でバスを追い抜こうと対向車線に出たダンプカー!! そこに居たのが父の乗用車。
判決は100対0   私が父に会ったときはもうすっかり冷たくなっていました。 その時父は52歳。

この事故でいろんなことを学びました。
まだ交渉能力が無かった私に通産省に勤めていた伯父が「決して相手(ひと)を恨んではいけないよ! 弁護士と相談しながら解決するからね・・・・」と全てを伯父に任せました。
ただ悔し涙に暮れていたことだけを覚えています。

子供の頃は、夜になると真っ暗だった故郷。  事故当日のその夜も自宅周辺は真っ暗でした。
父は私を連れ、たまに散歩に出かけたことを鮮明に覚えています。 田舎ではもう少しすると小川の畔にたくさんのホタルが見えます。
今でも出るんでしょうかね!?
当時は当然ビルひとつない鶴の恩返しのよううな舞台(ふるさと)。 星空は言葉にならないほど綺麗で美しかったことも懐かしく思い出されます。

地域振興事業に関わるような仕事にも関わっていた関係で、今一番何が必要なのかもよく判ります。
そうなんですね! 人間は結局自然が一番好きなんです。

前回もお話ししましたが、イギリスの妖精の里は夢のような世界でした。
しかし、いろいろ学んで日本にも妖精がいることを知りました。

昨年は激痛で歩くことが出来ず1年も隅田川には行けませんでしたが、「四つ葉」を見つける名人にしてはこの1年間は苦しかった。

久しぶりに昨日、ゆっくりゆっくり隅田川沿いを歩きました。
例年になく生い茂った雑草と暑い日が続いた関係でしょうか、クローバーはみな枯れたように首をうなだれとても四つ葉になど会えそうもない状況に諦めかけていたときでした。 私を誘うかのように今までで一番小さな四つ葉らしきものが・・・
それがこの五つ葉(写真)だったのです。

早起きは三文の徳と言いますが、あの乱れた雑草の中からまさに奇跡でしたね。
来年、東京オリンピックだから五輪!!??   出来すぎです。

不思議ですよ! やっぱり発見(み)つければ嬉しいものね。

令和になってもう半年が過ぎました。 これから後半は五輪の関係でもっと慌ただしくなるかも知れません。

この五つ葉を仏壇に供えしっかり父と話が出来ました。
私の方が父親より長生きするとはね~。  そんな想いに父(遺影)は笑っていました。

仏壇を綺麗にし、ゆっくり向き合えたこの時間。 とても貴重な時間でした。

「決して人を恨んではいけないよ・・・」、そう教えてくれた伯父たちは私の父の良き相談相手だったようです。
挨拶の大切さ、感謝の心を持つ心得、優しい気持ちでいたら妖精に会えることを教えてくれたのは親父かもと思うことがあります。

見つけたクローバーは最高「七つ葉」まであります。  みんな押し葉にしました。

せめて出会えないかな・・・元気に散歩ができるようになったんだから。 久しぶりに探していたらこの五つ葉。

夢のつづきはまだまだたくさんあるようです。









 

 夢の続き

シャンクリン1

世界を旅すると実際にこのような「おとぎの国」に出会います。

ここは、イギリスのワイト島にある「シャンクリン」という小さな村です。 センターラインが引いてあるのでやはり車は通るようですが、運よく3度ほど訪問しましたがのそ都度自転車程度でした。
目的は「妖精」に会うための旅行でそれは贅沢な旅でしたね。 村全体がみなこんな感じで各家それぞれにサンタクロースが入るための煙突が着いています。

何故この写真を取り出したかというと、実は昨年の今頃は100日ちかくもあの激痛(ヘルニア)でもんどりうっていたからです。
あまりの痛さに気を晴らそうと昨年の今頃温泉に出かけました。 叔母叔父を誘い、当時は足の悪い叔母に「大丈夫大丈夫、現地に行けば車椅子があるから私が押してあげますよ・・・・」と。
何かにつかまればゆっくりゆっくりなら大丈夫とタカをくくっていたのが大誤算。 車椅子に乗ったのは私でした(涙)

普通はブロック注射を打つことでかなり良くなるのですが、それでも効かないときは座薬。何度か打ったブロックは全く全く効かずじまい。
それで毎日毎日座薬を使用。 座薬を入れると2時間ほどはなんとか痛みは和らぐのですが、80日も毎日使うと内臓に悪いと脅かされ恐怖の日々でした。

そこでの楽しみが空想でした。
痛みを忘れるために夢のようなおとぎの国を何度思い浮かべたことか!? ずっと前にもお話ししたと思いますが、これらの家の屋根は全てが茅葺き屋根なんです。 子供の頃絵本で見た「三匹の子豚」や「ピノキオ」他まさにその世界がイギリスではまだ健在なんですね。

同じ茅葺きでもメルヘンチックだから日本のような貧しさみたいなイメージはまったくありません。

ベットに居る時間が長かったので殆どが空想でした。  経験してみてこの方法はとても良い方法でした。

ケルト民族の勉強をし、イギリスを学び、コンウォールのマラザイアンにも足を延ばし多くの妖精物語の主人公になれていた自分を思い出していたんですね。


妖精の里



妖精の国の話をするとよく、「実際に妖精は居ましたか・・・・・?」と質問されます。
行った人でないと分かりませんが、妖精は棲んでいましたよ。

ガトウィック空港からロンドンに直行で市内に宿をとり、大英博物館やバッキンガム宮殿等の有名な建築物等々は観て回りましたが、でも私の旅の殆どは妖精の棲む村でした。

大都会に居るせいか本当は新緑に囲まれたり、川で魚を獲ったり等の自然が人間には合っていますね。
よく心の故郷と言いますが、まさにその通りです。

沖縄に行くとお墓の形がとても変わっています。 「これが墓です・・・」と言われてもピンとこないその形は不思議な形でした。
つまり、母親のお腹の形をしているんですね!!  
母のお腹から生まれ母のお腹に帰るということでしょう!!  説明を受けた時感動で涙ぐんだことを覚えています。

お墓が建物とは言いませんが、それぞれの建造物にみな意味がある。
そう考えると、なんとロマンチックなんだろう妖精の里は・・・と思います。

あの痛さで、妖精の里を想像して激痛から逃れられましたか・・・・と言われそうですが、大切なことだと思います。
一時的にでも忘れられます。 それに、人々の夢や思いは形になるって本当ですね。

痛い痛いと嘆いているよりも、楽しいことを想像出来た昨年のあの期間は私にとってとても貴重でした。
痛くなる前から契約していた外国人の体験企画の対応、連続10年になるデンマーク行きの中学校の生徒への指導。
タクシーを使い、杖をつき、まるで重病人そのもので通った昨年が今恨めしくさえ思えます。

性格は明るい方と言っても、形相が変わるほどの激痛の100日間。 
「ああ!今頃だったな~・・・・」と。  1周忌のようなものです。

しかし、私が救われたのはこうした夢の続きでした。
想像は旅費要らずでどこへでも飛んで行けました。  それで温泉に行こう・・・・となった訳です。

日本舞踊に関与するようになり、いつか波島をお弟子さんたちと妖精の国で踊らせたい♬
こんな景色(ふうけい)をバックに日本舞踊を舞ったら絶対にニュースになりますね。

3年ほど前にイギリスのBBC放送が取材に来たとき、シャンクリンやマラザイアンの話をしてあげました。するとテレビ局のスタッフは「良いところを知っていますね・・・・」と。

夢は実現するっていうから見続けましょう。

痛い思い! 2度と遭遇したくない激痛と手術。  本当に1周忌を迎えました(笑)

昨年手術後から続いているプールでのリハビリ(ウォーキング)。
続けていればきっと妖精の国での公演が実現するような気がしてなりません。

ひまわりが大好きな人間(おとこ)が、術後無事令和を迎えることが出来ました。 

先日、「家で採れた野菜です」・・・・とびっくりするほど沢山の野菜が届きました。
トウモロコシより大きな茄子!! 初めて見ました。 かぼちゃも人参も不思議なほど甘く美味しく頂きました。
あのジャンボ茄子の下に妖精はピッタリですね。

シャンクリンでもそうですが、外観が綺麗等々だけではないんです。 おとぎの国にふさわしいそこに住む住民のみなさんの優しさや笑顔に触れることが出来たこと。
「家で採れた野菜です・・・・」 、その光景が目に浮かびます。 今回のお野菜も妖精の国からの嬉しい夏の贈り物でした。

自然を愛することの素晴らしさ。 私の周りには素晴らしい人がたくさんいてとても幸せです。

夢の続きを見ながら令和最初の夏を謳歌したいと思います。

お陰様で飛んだり跳ねたりしていますよ。



















  日本舞踊上達の秘訣

真剣勝負

日本舞踊が少しでも早く上達する秘訣をお話ししましょう。

「習い始めて1年くらいで上手に踊れるようになりたい」 ・・・、無理です(笑)。
ただ、スポーツ選手のように長い年月かけなければ踊れないかというとそうではありません。

歌舞伎や大衆演劇を観に行ってその舞台に憧れて「お稽古してみたい・・・」という人は少なくありません。
キッカケ(動機)は人それぞれですからね。  一番大切なことは「好きだ」ということと「楽しむ」という思いがあれば合格です。
なんでもそうですね。 ものごとは「好き」から始まる訳だから、好きだと思ったら自信を持って習い事をしてみてください。

着物という日本独特の文化はそのしぐさあって更に美しさを表現できていました。
ここが大切なところです、「表現出来ていました」・・・・というところ。
つまり江戸時代に入っての庶民はお武家からのおさがり等で少しずつ今で言うところのオシャレに目覚めたのではないでしょうか!?
ご存知のように、ジーパンやスラックスではない訳ですからその振る舞いは自ずとその姿に優雅さのようなものが生活環境の中に巣立っていったのだと思います。
踊りで泣くシーンや2~3歩追いかけるようなシーンがありますが、着物ならではの動きはすでにそこで確立されていたように思います。
私が子供時分、おふくろは常に着物で真っ白な割烹着姿でした。従って洋服のイメージは殆どありません。

山田洋二監督のこだわりはきっとそうした美しい日本人の描写に他ならなかったはずです。 「男はつらいよ」のあの「とらや」のおばちゃんがまさにそうですね。
あの作品でも日本の独特な人情を表現したものですが、日本舞踊はまさに着物で表現する「日本」そのものなんですね。

時代劇の東映が黄金時代を築いていた昭和30年前後はまさに日本を描写していました。ヒントというか結論はそこなんですね。
当時の日本は人と人の関わりが素晴らしかった時代。
大川橋蔵や中村錦之助、大川恵子や花園ひろみ他あの女優陣の演技は素晴らしいものでした。時代劇映画全盛時代でしたね。 それが、テレビの普及とともに映画はどんどん衰退の途をたどる。

そうしたことが、日本舞踊の上達とどんな関係があるんだと思うでしょうね!! 大いにあるんですよ。

残念ながら、私の文面は最後まで目を通さないと分からないように綴っています。 従って、長いと感じた時点でもう読まない。これは私のブログに限らず、メールでも同じことです。
そんな簡略化された短い文面で「日本舞踊の極意」など語れるものではありません。

習い始めて「この若者は1ケ月と持たないな」って100%当たります。
上手く踊れない自分に「こんな筈じゃ・・・」、或いは「自分には日舞は合わない・・・」と決めつけている心の内がお稽古時に表われているからです。
なんでもそうです。「ダメだ」とか「出来ない」と思った時点で出来ません。 これは日本舞踊に限らずなんにでも言えることです。

でも、日本人なら何か素晴らしい日本人の「血」を受け継いでいるはずです。
だから、少しお稽古すれば着物が似合うようになるのは日本人だから必ず表現できるようになるはずです。 

今回の写真は一例ですが、波島陽子日本舞踊教室には多くの若者がお稽古をしたいとやって来ます。
それでも、見れるようになるには最低2年はかかりますね。 それは、日本舞踊の基礎・基本がたくさんあるからです。
基本ができても魅せる舞台になるかと言えばそうはいきません。そこが難しいところですね。
踊るだけなら1年少しで踊れるようにはなるんですよ。 私の言うのは観客に魅せる舞台のことです。

では、何が一番大切かということになります。 そうですね!一言で言えば「感性」でしょうか!?
豊かな感性の持ち主は日本舞踊にとても適しています。 それは、「心で舞う」ことが必要だからです。
難しそうに話していますが、そうではありません。 季節の花を観て感動する。これひとつとっても表現にはとても役立ちます。
感性が豊かであれば、その思いを表現できる。 嬉しかったり楽しかったり、哀しかったり辛かったり。
日本舞踊の表現こそそうした思いの表現は限りなく奥の深いものです。

目は心の窓と言いますが、日本人独特の優しさのこもった表現が美しさとなるんですね。

知っての通り、思ってることって態度に出ることありませんか!?
それを極端に表そうとするのではなく、そっと心に添えて身体を動かす。 この「添える」ということが理解できるのにやはり1年半はかかって当然でしょう。
そう言われたからと小手先でやったら茶番になります。 だから基本が大事だとなるのです。

ここまで話すと段々理解出来て来たかなって思いますが、その為には作品の「歌詞」を暗記し、作者が何を言いたいかを理解する。
私ども波島教室での指導法がそこにあります。
舞台女優で全国各地の大舞台、それも時代劇という着物が衣装の経験は師匠波島陽子には大きな財産となったのがそこです。
そして尚、何年経っても「私は踊れる・・・」などと豪語しない謙虚で控えめな心の持ち方が更に素晴らしい表現へとつながっているということです。

「陽子先生に習えて嬉しい・・・」と多くの生徒さんから心の内を聞きますが、みなさんは本当に幸せだなってその都度何度も何度も思います。
日本舞踊(新舞踊)が上手に踊れるという秘訣が「心(習う姿勢)」にあることがお分かりいただけたでしょうか。

波島陽子のホームページのトップページに掲載されている波島先生の心根を最後に再度ご紹介しましょう。

「優しい心、想いやる心、敬う心、感謝できる心、そうした人としての優しさに羽織らせたいのがお着物だと言います。
波島の日本舞踊が美しいのはその心にあると言って過言ではありません。
日本舞踊は心で舞ってこその伝統芸だからです。
波島が作品を創るとき、生徒さんに教えるときのこだわりです」


メキメキ上達するお弟子さんを見て思います。
上辺や小手先で身に着けた踊りは感動を与えることはありません。
それが生徒さんであっても、心の表現が身に着いた舞台は圧巻です。 考えてみるとその人はやはり優しさに満ち思いやりのある人だってことです。 感性の豊かさは財産です。

性格が男っぽいからダメだなど決してありません。 性格は人それぞれ素晴らしいものです。 大切なのは心の内だということです。
楽しそうに浴衣を着てほおずき市に出かける姿など、その美しさはまさにそうした集大成ですね。

あなたも上手になれます。
楽しんで楽しんで、日本舞踊やお着物が大好きでいてください。

そして、令和の時代を大いに謳歌してください。 日本舞踊の素晴らしさが再認識できますよ。





 おもてなし

観光客

浅草は毎日こんな風景です。 この写真を見ただけで気づくと思いますが最近は特に「日本人」を見かける方が難しいほどの仲見世通りです。
観光面から見たら喜ばしいように思いますが、こうした外国人観光客目当てで間違った商売をしている人が少なくないようです。

基本的に、「観光客のみなさんの絶対数が何故日本に来るのか」・・・を考えて商売をしているんでしょうか!?
見ていて思うのは、商売ですから「食べてくれればいい」「買ってくれればいい」と考えがちですね。
人力車のお兄さんたちの客寄せの声は活気に満ちています。 このお兄さんたちは「協定」を結んでいるのか、早朝から浅草寺周辺を一生懸命掃除して回っています。

先日私は秋葉原の商業施設に買物に出かけました。
丁度お昼時でしたので何か食べたいな・・・・と食堂街を見て回っていたときです。 スタッフと一緒でしたが、ナポリタンにしようかお寿司にしようか・・・。いやお蕎麦がいい、天ぷらがいい・・・・と決まるまでに少し時間がかかりました。
そこであるお店の前で8割がたそこに入ろうかと迷っていましたが、やっぱりお蕎麦が・・・とそこを立ち去ろうとしたときです。
「なんだ結局入らないのか・・・・、チェッ・・・!!!」とそこの女子店員がそれは凄い態度で背を向けたのです!!
皆さんもそうした経験ありますよね残念ながら・・・!!

とっても後味の悪いものでした。 まだお店に入っていない訳です。
こんな若者が店員をやっていたらお店はたまったものじゃありません。 買わなかった人こそ、別の店に行った人こそお客様だということが理解できていない。
何を食べようか迷うお客は日常茶飯事でしょう。

惰性や勢いだけでお客様を扱うのは日本のおもてなしとは言えません。
「働き方改革」とやらで、経営者や店長、つまり上司に注意されたり怒られたことを代わりに対応する業種(会社)が出来たと聞きました。 正直、世も末ですね。

会社はそんな会社(そしき)を気にしながら経営しなければならない。大変な世の中になったものです。
若者達よ! それは大間違いです。
会社の方針に従えない者は働く資格などありません。 勿論、経営側が間違った方針や指示を下しているような場合は論外です。
SNSで悪ふざけをしている様子がネットで拡散していますが、大きな間違いです。
特に、諸外国からいらっしゃる多くの観光客のみなさんは「日本の心」に触れたくて来ていることを忘れてはいけませんね。

「日本の食品は安心」ってなぜそのような信用があるんでしょうか!? そう考えたことありませんか!? 本当に心を込めて作っているからです。
日本製品が素晴らしいのはそうした心の賜物です。
それを末端(おみせ)のアルバイトが軽はずみな気持ちでいたんではたまったものではありません。

私は初めてお店の店長に就いたとき、お店の販売員(女性11名)にこんな提案をしたことがありました。
「みんなが買物や食事に出かけた時、もうこんなお店には来たくないと思った経験ありませんか!?」、また「あんなお店なら毎日でも行きたい・・・」と思った経験は??・・・と、その経験の具体例を出来るだけ沢山書いてもらいました。
おどろくほどの数でしたね!! 結果、そこに書かれたように、嫌なことは絶対しない、嬉しかったこと等はもっと心を込めてやってあげよう・・・が目標となり「日本一の販売員」を目指したものです。 まだ私が20歳代前半の経験談です。
結果がどうなったかなど押して知るべしでした。 これが日本人なんですね。

写真のように、浅草はこの状態がずっと続いています。
良いニュースは良いように、悪いニュースはそれに拍車をかけて母国へのお土産となるのです。 多くの親切に触れ、笑顔で旅を続ける観光客のみなさん。 オリンピック景気などと一過性のものでなく、「また日本へ行きたい」・・・と思える対応(おもてなし)はあなた次第だということです。

日本舞踊教室も、よほどのことがないと退会者は出ないのですが、先日7~8年通われたご年配の生徒さんが健康上のご都合で止む無く退会することになりました。 わざわざ先生に「今までのお礼」ということでご挨拶にいらっしゃいました。
挨拶に来られたから偉くって、来なかった人が悪いと言っているのではありませんが、挨拶が出来ないようでは何のために日本舞踊を習っていたのかと思わざるを得ませんね。
「また発表会があったら教えてください・・・」と帰られたそうですが、礼儀イコール人間性なんですね。
私たちが、日本舞踊以前にこうしたことを伝えることこそ大切な務めと思っています。
特に日本舞踊など、若者が諸先輩から学べることは多いです。

浅草を代表する、いえ日本を代表する芸事(日本舞踊)に関わる者として、自信と信念をもってこれからも歩いていかなければと思っています。
周り(ひと)のことを言うのは簡単です。 自らが率先垂範で行動することこそ使命だということですね。

便利が人の心を奪っているのは確かです。
先日の日曜日、近所の小さなレストランの店主が電動ノコで日曜大工に何か創っていました。休日とあってのどかな道路でしたが、近所の40代の男性が「日曜日なのにうるさい!!」と激怒していました。
「すぐ止めろ!」とその剣幕は凄かった!!   嫌な世の中ですね( ;∀;)

つまり、人と言うのは「心」です。  もし電動ノコを持って作業している人が自分の友ならそのように出ただろうか・・・です。
これも勝手ということですね。

日曜日に、小さな箱を作るのに用いた電動ノコ。 激怒した自分の姿を映像で観たらなんと思うんでしょうね。

小さな親切、小さな優しさの積み重ねが幸せを築くことを知って欲しいとつくづくおもいました。

諸外国から来る人を相手に商売しようとするのではなく、どうしたら喜んでくれるだろうと考えたら「正しいおもてなし」に出会えるかもしれませんよ。
これは日本人同士でも同じです。 袖すりあうも多少の縁。 お互い様の中に相手を思いやる心根があったら、関わる人が喜んでくれるような行動は実に簡単です。

自分のことは大切です。 しかし、相手に施してこそ自分に喜びが還ってくることを知ったらきっと世の中は変わります。
波島陽子が日々のお稽古の中で、生徒やお弟子さんの成長を願って日々お稽古しているのはまさにその姿です。

見て学ぶことが出来るのであれば本当の楽しさを味わいながら感謝の心で歩きたいものです。
相手を思いやると何度も綴りましたが、外国のお客様に日本を知ってもらえるのは実に簡単だってお分かりいただけたでしょうか!? 
カタコトで返ってくる「アリガトウ」は嬉しいものですよ♬







日本舞踊の魅力

日舞ー1

日本舞踊ほど奥の深いものはないように思いますね。

私も子供の頃から「芸ごと」に関する環境に囲まれて育ったせいか、他のみなさんと年期の差は相当なものがあるようです。
前にも語ったと思いますが、小学校の頃から東映封切館が親戚という環境下で同じ作品を2回も3回も観ていました。
その殆どが時代劇です。
当時はその美しさは当たり前でしたから今になって思えば大変な勉強をしていたことになりますね。

その映画館は芝居も興行していましたので時代劇で使った「纏」なんかもよく振り回しました。
柳の枝で刀を作りチャンバラごっこは日常茶飯事。

社会に出て、役者になりたい訳ではありませんでしたが「劇団」に約2年ほど趣味で通っていました。
発表会でイイノホールに出演していたあの頃はまさに青春真っ盛りの頃でした。

いろんな職に就きましたが、結局どの会社でも芸事が好きだということは私の人生にずっと着いてまわっていました。

波島陽子との縁で日本舞踊に関わったのが平成19年。 それが本格的に日本舞踊に関わる新たなスタートでした。

ここでお話したいのが、何故「波島陽子」・・・・かです。  ご存知のように波島陽子は20年ほど女剣劇の第一人者「淺香光代」先生のところで舞台役者として全国の舞台に出演していました。
淺香師匠の厳しさと芸の力。恵まれていましたね。 当時は森陽子として舞台に立っていましたが、独立と同時に波島に改名したものです。
気が付かないかも知れませんが、「波島」を名乗る苗字の人は一般・芸能人探しても昔東映に居た男優の「波島進」さん以外おりません。 従って現在全国で波島を名乗るのは「波島陽子」以外見当たらないはずです。

この名前で再出発した波島は今日まで12年間本当に順調に来ています。
おそらくこれは波島陽子のこれまでの生き方にあったように思いますね。

スポーツの世界でも、科学の世界、勿論芸事の世界、なんでも「好き」ということが一番大切だということがいろんな事例で実証されています。
波島は小学校の頃から歴史が好きで、テレビでもNHKの大河ドラマは大のフアンだったようです。


さて、今回綴りたかったのはその「日本舞踊の魅力」についてです。
平成最後を飾る舞台「観世能楽堂」がその公演でしたが、多くの観客の皆さんを魅了したのは勿論のこと、その波島社中(お弟子さん)の舞台も圧巻でした。

日頃の指導者(家元)の心根がきっとそうさせたであろう見事な舞台であったと大絶賛でした。
「品があって厳かで、それでいて魅せる舞台」、多くの皆さんに他とは別格とまで唸らせた舞台こそ波島の真骨頂がそのまま出た結果だと思っています。

もう有名な話ですが、淺香先生のところに居ながらにして「花柳流」や「西川流」の先生に指導を仰ぎ自分磨きを続けて来ました。



日舞ー4

独立した理由は、全国の日本舞踊愛好者の皆さんに「振付作品(DVD)」で楽しんで頂きたい・・・が目的だったんです。
おかしな話で当初作品は殆ど売れませんでした(笑)。
私がその制作・販売を担当していたのでその当時の大変さは身をもって体験して来ました。
決して日本舞踊教室を開校するなど夢にも考えていませんでしたが、不思議なことに1人・2人と会社に電話が入るようになったのです。
当時はお稽古をする場所をキープするのが本当に大変でした。 4~5ケ所あるお稽古場をまるでゲルマン民族のようだねなんて言いながら大きなケースを引きずりよく通いました。
評判は少しずつ広まり、2年半ほどして雷門に専用のお稽古場が誕生したのです。  その頃生徒さんは30名ちかくに膨れ上がっていましたが全てに無我夢中でしたね。

会社設立が振付作品(DVD)の制作が目的でしたから驚きました。
設立と同時に飛び込んで来た話が「外国人観光客の体験」。 日舞体験・着物体験がそれでした。 当時から大手旅行会社とのお付き合いが始まったということです。

さて、ここで今回このブログを綴っている理由です。
確かに諸外国から日本を観るとき、その伝統や文化の代表格に日本舞踊がクローズアップされるということです。

しかし、波島の意図するところはそこではありません。
一人でも多くの日本の若者に、お着物を通してその素晴らしさを継承するのは「日本舞踊」だと確信したところにあります。

しかし、日本舞踊をやっているのは波島だけではありません。
そこで私は波島の特徴(素晴らしさ)は何だろう・・・・と考えました。  速攻で答えは出ます。
つまりそれは「波島陽子の人間性」です。
分かりやすく言えば生徒さんより腰が低いですね。 人として優しく謙虚であることが作品にまでその影響を及ぼしています。つまり、何が美しいかの根源は「人間性」だということです。
作風も全国から戴く感想でそれが実証されています。 今でこそオリジナル作品の制作が多く求められそれこそてんてこ舞い状態ですが、いつの間にか作品のご注文は後を絶ちません。

「もう陽子先生の作品しか踊らない・・・・」殆どの声ですが、それを波島は嫌います。「私より上手い人は沢山います。私などまだなだ・・・・」と。

日本舞踊に関わっている人ならその良さを即見抜きます。



日舞ー2

80余名にまで膨れ上がった浅草のお稽古場は今や凄い熱気です。

これら一人一人に植え付ける息吹きこそ他の真似の出来ない「愛情」でしょう。
それが舞姿に表われるから不思議です。

表現できるようになると「海外公演」や「国内の各イベント」に参加できるのもこの教室の特徴です。

上の写真は波島のお弟子さんですが、他にも大きな舞台に立てるようになったお弟子さんは相当数増えました。

こうした舞台を観る度に、「日本舞踊の魅力」ってなんだろう・・・といつも考えます。

昨今、こうした人気や需要によって「体験」や「教室紹介」をしようと名乗り出る業者が非常に増えました。
つまり、マージンで商売する形式です。
中には、当社のホームページ管理であればもっと集客できますと豪語する人まで現れます。???

違うんですね。  私たちの意図が分からずして集客等々などとんでもない話しです。

真摯な気持ちで純粋に日本の文化に触れて頂きたいとする思いは時に優しくときに厳しくです。
信念なくして人(企業)のふんどしで相撲を取るなど言語道断でしょう。

作品に心注入、これは人としての心がけやそれを貫こうとする真の想いなくして成り立たないんです。それはつまり、日本人の心をいかに優しく謙虚さや感謝の気持ち等々日本人の独特な感性を添えて舞台に立って表現することこそ「日本舞踊」だと言い切れます。
だから日本舞踊を観れば日本が分かるのです。 日本が集約されていると言って過言ではないでしょう。

「想いを表現する」、難しいかもしれません。 でも日本人だからこそできるのです。

平均してですが、若い人よりご年配の皆さんの舞台が素晴らしいのは日本の心が分かっているからです。
波島はそうしたことを決して口に出しません。 観て学び盗み取って欲しいはずです。

若者は全てではありませんが、やはり常識に欠ける部分がときたま顔を覗かせることがあります。 周りがそうだから、別にその人が悪い訳ではありません。
スマホで歩けば周りに迷惑を与えることは知っていてもそれが当たり前になっています。
さあ!どうしましょう・・・・ですね。

私は「礼節」を重んじそれだけは波島教室の生徒である以上、お稽古以前の決まり事としてその礼節の重要性を伝え続けています。


「叱れば怒り、褒めればつけあがる・・・」という言葉があります。
教育や指導で最も難しい課題です。 「嫌われるから言わない!」、そういう人が本当に増えました。
「波島陽子日本舞踊教室」に来て、踊りより礼節が学べたと思えた人が居たら大正解です。

心の挨拶が出来なくて日本舞踊を踊る事は不可能です。




日舞ー3

よく「新舞踊」と言いますが、新舞踊と言われる作品は立派な日本舞踊です。
特に演歌や歌謡曲を踊っている愛好者の皆さんは全国に5万といるはずです。
新舞踊と別のくくり方をしているようですが、波島が創るそうした作品は古典や歌舞伎、日本舞踊の基礎を大切に創り上げられています。
皆さんがこぞって「美しい」とおっしゃっていただけるのはそこなんですね。

作品には写真のようにコミカルな作品も少なくありません。
このような作品こそ心の表現が出来なかったら全く踊りにはなりません。

心を表現してこそ素晴らし作品(日本舞踊)になることは知っておいてください。

「伝わる」ということ、「伝える」という難しさ。

令和になって更に人の心は変わってしまう・・・と嘆くのではなく、外国人が何故日本は素晴らしい国だとこぞって訪れるかは、まさに日本人の心が素晴らしいからです。 日本の心に触れたくてやってくるんですよ。

この素晴らしい心根を表現できるのが日本舞踊です。

優雅で奥の深い、それでいて優しさがほとばしるような日本人ならではの良さは伝統です。
その気持ちを理解せず舞台に上がっても、明治の頃のあの素晴らしい芸者さんは演じられません。

今尚、舞台や映画に出演したいと若者が波島の門を叩きます。
みなさん、美しい表現師になりたいと思っているからなんですね。

正直、日本舞踊(新舞踊)もだいぶ粗雑になったきらいがあります。
それは、指導者に確固たる自信と信念が不足しているからに他なりません。

日本舞踊の指導者は実に根気の要る毎日と闘っているのですね。 いい加減な気持ちのお弟子さんには時折喝を入れることがありますが、心が通じないときは悲劇です。「親の心子知らず」に直面するということです。 それでも、大成したときの喜びは本人にしか分からないんですけどね。

ここに、感謝という心根があれば全ては解決です。

波島陽子は、言葉ではなく行動(たいど)でそれを根気よく伝え続けています。

波島社中の舞台はきっとそうしたことに拍手が届くんだと思います。
そのとき初めて師の教えに気づくんじゃないでしょうか!?

日本舞踊の魅力はまさに日本人の心です。










  幸せの格言

幸せ 1

前回、幸せの秘訣は「挨拶」と言いました。  つまりまず心を開くということです。

昨年今頃から私は足腰にきた激痛で3ケ月も歩けないという悲惨な日々を送りました(涙)
「なんで私が」、「なんで今なんだよ」・・・・   特
に昨年の夏は9月に入っても連日猛暑続きでしたね!!

一昨年、いつものように隅田川を散歩していたときに見つけた「四つ葉」です。
私は四つ葉を発見(みつけ)る名人と言われるほど長い人生これらの四つ葉に出会って来ました。
別に四つ葉を探そうと思って家を出るわけではありません。  隅田川の堤防沿いを歩くのが上京してからの日課になっていて、墨田区側を歩くとずっと長い道中クローバーに出くわすんですね。
すると何故かあるとき瞬間目がクローバーに引きつけられることがあるんです。 その時です。 朝露があるかないかのクローバー群は実に活き活きしていて「散歩して良かった」に出会うのです。

見つけるとそりゃ嬉しいですよ。

■ 運は掴みに行け
この瞬間ほどそう思うことはありませんね。  まず散歩しなきゃこの瞬間は無い訳だから。営業でもなんでもそうです。 腰を上げ、訪問するから何かが動く。挨拶することで人の心が拓けるなら自ら気持ち良い挨拶をすれば良いだけです。
1日1回良いことをしよう・・・・ そう思い行動することも運を掴みに行ける基本です。運は待っていても決してやって来ないということです。

 人の心は真実でしか通い合わない
恩にきせるという言葉がありますが、愛情は挨拶と同じように自らが行う真の「一方行為」だということです。
真心こめた行いに嘘はありませんね。 損得で行動するのでなく、相手の為に行う様々なことは必ず相手に伝わります。

 伝えると伝わるの違い
このことで失敗する人は五万といます。 自分では伝えているつもりでも伝わってないことって少なくないことの経験は多いはず。 
挨拶ひとつでも「挨拶なんて簡単・・・・」と思っている人は多いでしょう。 確かに「おはようございます」と言ったのに・・・  って経験あるでしょう!!
つまり伝わっていないってことがあるんです。 どうしてでしょう!? 挨拶すれば良い訳では ありません。 義理や言われたから・・・・敵愾心あって等は絶対に伝わりません。というよりはそんな挨拶ならしない方が良いということです。

昔、伊奈かっぺい氏の漫談の中にこういう一節がありました。 『彼はアパートの一人暮らし時代、誰も居ない自分の部屋はとても淋しかったそうです。そこで部屋の住人と友だちにになろう・・・‼!?? その住人って部屋に住みついたハエのことです。
いっつもうるさくつきまとうハエに名前を付けて挨拶しようと思ったそうです。そして付けた名前が「花子」。   部屋に帰るなり「花子ただいま・・・」「今帰ったよ花子・・・」と言っても知らんふり・・・・  「よ~し、それじゃ花子お前を休ませないぞ・・・・」と花子がどこかに止まろうとすると「絶対休ませねぇ・・・」そう言って花子を追い続けたら疲れて自分が倒れたいう笑い話でした。』

伝わらないという笑い話です。

■ 自分が動かなければ他人は動かない
多くの指導者、いや上司等との間で思いつく人も少なくない筈。どんなに世の中が変わっても、どこででもある出来事でしょう。
人を動かすって人生の永遠の課題と言ってもいいかも知れません。 特に損得勘定で動く傾向が多くなった昨今、これまた難しい案件です。
    
ここで褒めて人の心が動いた実例があります。
私の息子がまだ3歳の頃だったと思います。 どうやったら自ら歯磨きをしてくれるだろうと考えてとった私の行動がありました。
息子にしっかり歯磨きをさせた後、「どーら、いい匂いになったかな!?パパの鼻にはーっと息かけてごらん!」
すると息子は私に抱き着いてはーっと息を吹きかけたのです。 私はありったけの嬉しそうな表で「んんんんん・・・いい匂いだね~・・・」と息子を強く抱きしめました。 
すると息子は翌日から毎日毎日いい匂いを運んで来るようになりました。喜び方は難しかったです。 それは昨日より今日、今日より明日と喜び方がマンネリにならないようにあらゆる工夫が必要だったからです。

■ 新しいものの積み重ねではなく今までです    
その通りですね。 決して成功や生き方の成否は新しいものを・・・・ではありません。その人が今までどう生きてきたかです。 思いつきが長続きしないのは生き方に対する「覚悟」なんだと思えてなりません。
感性などその典型です。 
先日、外国人観光客の皆さんが16名ほどお稽古場に日本舞踊の体験(見学)に来たときです。その団体さんは意外とご高齢者が多いのですが、途中お一人のご老人が咳き込んだんです。すると、イベントの流れを止めずすかさず波島はコップに1杯のお水を差し出したんです。
これは言われてしたのでもそうしてあげようと考えてからしたのでもありません。波島の心根そのものに相手を思いやる優しさが常に存在しているからに他なりません。
そんなとき、いつも日本舞踊に関わるには一番ふさわしい舞踊家だと確信が持てるのです。

こうした気づきこそその人の感性であったり優しさなんですね。 お客様だからではなく、生徒たち、お友達、親戚他誰に対してもです。

■ 与えられるものは有限。 自ら求めるものは無限    
よく名匠の技は盗め・・・・と言います。学校の授業でも、クラブ活動でも、また日本舞踊のような習い事でも然り。 芸は盗め
という言葉がありますが、「盗む意欲」のあるものは成長(のび)ますね。

全てその人の意欲次第ということです。 女性にもてない!! お嫁に行けない!!自信の無さは怖いほど当人の心の持ち方です。 人が何かしてくれるなどと待つような心がけでは成長や成功はまずありません。
どれほど自分のこころが無限であるか、夢に向かう人にその道が拓けていくのはその理由、手にとるように分かりますね。  成功の秘訣と言ってもいいでしょう。

 夢はみるものでなく掴むものです
将来なりたいものに向かっている若者たちよ、この言葉だけはしっかり胸に抱いて歩いて欲しい。
つまり、描いた夢の実現は本人の行動力以外ないということです。掴むということは「実行」に移せ、つまり「行動」に移せということです.。



幸せ 2

見ておわかりのようにこの写真は「五つ葉」です!!
四つ葉を見つける名人と自称していましたが、実は「七つ葉」まで見つけたことがあります。 もう驚き以外ありませんが、その時の感動は生涯忘れるものではありません。

私にも苦しい時期が何度かありました。 でも、死にたいと悲観した記憶は一切ありません。
これほど波乱万丈な人生を送ったこの私が今こうして頑張っていられるのは気持ちの持ち方に一切のブレも無かったからだと思っています。


■ 夢は諦めたときに消える
まさに私の人生そのものがそうでした。 前述のように、夢は見るのではなく掴みに行く。
この実行力こそ何にも代えがたい貴重な教えのように思います。 昨年激痛に侵されて3ケ月も歩けなかったときは正直悩みました。  
手術で痛みは完全に消えたのに、運動不足はそのまま交差点での転倒につながりました。
9月の終わりからリハビリを兼ねて早朝のプールでのトレーニングから9ケ月が経ちました。泳ぎたいのを我慢してウォーキングオンリーの9ケ月。早朝のコース(7:00~10:00)を選んだので皆さんが出勤するころは私も仕事モードに入れています。

やると決めたら「行動(じっこう)」あるのみなんですね。お陰ですっかり元気になりました。

覚悟は孤独
誰が決心したのでもありません。 やりたいと思ったのはその殆どが本人のはずです。きれいごとに見える夢ほどそこまでの道のりは険しいものです。  確かに、天性のもので役者に例えればタレント同様ポロダクションからスカウトされ幸運な人生街道を歩
ける者も確かに存在しますね。
しかし、そんなものはほんの一握りでしかありません。  芸能人だけでなく、スポーツ選手、科学者、役人、先生等々その職種は数えきれません。

分かりやすく言えばあのイチロー選手でさえその努力は血の出るような過酷なトレーニングを経てここまで来たと語っています。
人の見ていないところで、自分に嘘をつかない行動ほど孤独なものはないはずです。

それはどれほどの「覚悟」があって歩いているかに他なりません。それだけに、覚悟ほど孤独なものはないのですね。




少し箇条書きにいくつかまとめてみましたが如何でしょうか!!?  口で言うのはとっても簡単です。
長い経験の中で、営業トークですごい自信をぶつけて来る御仁が年に何人かいます。
基本的に嘘が多いのはどうしてか私にはとってもよく分ります。  確かに私の経験上、営業マンは嘘ギリギリのセールストークの出来る人が営業成績を上げます。
しかし、それが「嘘」だった場合、信用は当然がた落ちです。 従って嘘ではいけないのです。絶妙なセールストークの出来る人はそれだけ努力しているということです。

いくつか項目に分けてお話しましたが、全て人間がやることです。 いずれAIロボットが活躍する時代が訪れるようです。
しかし、人間である以上そうした科学に押しつぶされない「心」というものを更に育て上げなければならない筈です。

家庭でも、学校でも、それが大きく欠如しているからこそ世の中が殺伐として来たのだという理解が必要ですね。

可愛い少年少女が傷つけられて、その解決策が心の教育から離れたところにあるとすれば間違いなく解決には至りません。

どんなに文明が化学が発達しても一番大切なのは「人の心」でしょう。

米国が、中国が、とんでもない防衛費をかけて地球を制覇しようとしています。
その金があったら、地球上の人間やあらゆる生物はおそらく最高に幸せになれるんだと思います。 軍事産業なるものが地球上の多くの人々を不幸にしている。
戦争が無ければ武器弾薬は要らないことなど子供でも知っています。

くくりを変えて、それを身の廻りに置き換えてみてください。 幸せになれることなど訳のないことなんですよ。

離婚というのが悪いとは思いません。 結婚して初めて分かることもある訳ですから。 分かれたことで子供たちに申し訳ないと悩む親だって少なくないはずです。

私は今、ご縁を頂いて多くの若者(生徒)に接する機会を頂いています。 一人一人に個人的なお話をする訳ではないので分からないことだらけです。
しかし、波島陽子日本舞踊教室に出会えて良かった・・・・と思って頂けるような教室の運営をどうやっていくのか、その責任の中で自信の役割をキチンと果たしていかなければならないな・・・・と覚悟をもって頑張っているところです。

それぞれにやりたいことがあって頑張っている生徒さんたち。  少しずつそれぞれの夢が見える中、私がアドバイスしたいことがあります。
私は様々な経験をその殆どが意欲的に前向きにやって来ました。 従って経験の範疇としては多い方だと思います。
心の中で呟いています。 私を信じて歩いてみなさい・・・・と。 しかし、いつも言いますね。 その数百倍も自分を信じて歩きなさいと。  それが覚悟です。

幸せになってください。









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