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 隅田川と私 3


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経験したことのない恐怖の日常は「緊急事態宣言」という名の下に春先はまるで都市封鎖された様な光景を目にすることになりました。
あれから半年が過ぎたけど、第3波と言われる感染状況に夢を奪われた気分ですね!!
この光景(令和2年5月)にまた戻るようなことがあるのだろうか・・・!?

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10月の中旬くらいから隅田公園には多くの家族連れのファミリーテントが目につくようになりました。
ビルの手前に見える線路(高架橋)は東武線でその下に素晴らしいお店が沢山オープンしたんです。
ここまで足を運んだ人にしか分からない光景ですね。土日には子供たちの楽しそうな声で一瞬コロナを忘れてしまいそう。

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全国から集まった波島教室80余名の生徒さんたちに是非と紹介したいのですが、まだまだ当分余計なことは言えません。これは私の健康ウオークの一環で目にする光景なんです。
この撮影場所は桜橋から言問橋を写した1枚ですね。前のミニキャンプ(写真)の場所はこの橋の左側(墨田区側)にあります。
晴れた穏やかな日はコロナなんか忘れてしまうほど気持ちの良いコースですよ。

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「僕もどこかにキャンプ張るぞっ」・・・って言ってるようですね。
今年の散歩で大きなショックだったのが、さすがに桜の時期は自重したのであの素晴らしい桜並木(まんかい)を目にすることはありませんでした。動植物たちもさすがに異変に気がついたのでは・・・。

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今年の散歩の収穫はこの五つ葉(クローバー)でしたね!! 目を疑うほどビックリと同時につい手を合わせました。
まるで東京五輪の安全を祈るかのように、何にも増してこの凛とした五つ葉は大きな希望を与えてくれた気がして感動でした。

健康のために頑張っている散歩。でも同じ道を歩いているのにいつも違う顔を見せてくれるのも楽しみのひとつです。

波島陽子が、この秋予定していた故郷の湯沢公演。残念ながら来年の10月10日に延期となりましたが、散歩と同じようにもう1年歩ける(稽古できる)と思えば楽しみも倍増・・・とお弟子さんたち。その気持ちが嬉しいですね。

とにかく健康でいないと・・・・。私たちが対処できるのは個人個人が相手にうつさないという相手を想う気持ちさえしっかりしていれば・・・と私も自分に言い聞かせ、自分のそうした行動を信じて歩き続けています。




 隅田川と私 2


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二天門から隅田川に出て階段を下るとそこは素晴らしく整備された遊歩道に出ます。 いつも整備された花壇は町内の愛好者が集まって面倒をみているようですよ!♬
花があると無いの違いは大きいですね。 私の散歩はここからがドラマの始まりなんです。同じ場所を通っているのにいつも違う顔を見せてくれる隅田川。
この青い橋が歌に出て来る言問橋です。江戸時代も、明治大正昭和とドラマがいっぱいの橋。東京がアメリカ軍に襲撃され焼け野原になったときはここから大変な数の飛び込みがあったとか・・・!?ご年配の方は今でもこの橋を見るのが辛いそうです。

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しかし、私はこの言問橋からこのようなアングルでスカイツリーを撮るのが一番の楽しみなんですね。
何度通ってもこの場所に来るとシャッターを押してしまいます。毎回違う顔を見せてくれるからね。


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まもなく冬だというのに快晴の晩秋にみる光景です。秋の名残りを惜しむように、他に仲間が居ないからきっとはぐれてしまったんだろうか!?それと、田舎でみるトンボとなぜかどこか違う感じがするのも不思議です。


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コロナの始まりを覚えていますか!? 横浜港の大型客船と隅田川の屋形船でしたね。
この姿を見ているととても辛い気持ちになります。現在、こうしてところどころに停泊している屋形船は浅草だけにその数はとても多いんですよ。確かにまだまだ怖い気持ちが強くて、なかなか利用者が居ないんでしょうね!!
江戸情緒いっぱいのこうした歴史もまだ当分解禁にはなりそうもありません。GoToキャンペーンも結局大きな爪痕を残しています。だからと言って何もしないではみな共倒れになってしまう。
一番良いのは、「自分が相手に感染させない・・・」ことをしっかり守って行動してもらうしかありません。

この屋形船が教えてくれることはいっぱいあります。
1日も早く収束させるためにも本当に一人一人が自覚しないと・・・・。こうしてこの隅田川沿いを歩いているとすれ違う人はとても少ないです。空気も綺麗だし・・・と考えますが、それでもマスクで歩いているんですよ。

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写真に見るように本当にこの景色を独り占めしています。
喫茶店でなんか話しているよりここの方がどれだけ素晴らしいか・・・・。

ずっとこの先に見える橋が白髭橋です。
私はこの橋を渡って今度は反対側の岸辺を浅草に向かって折り返すのですが、自宅からだと結構あるんですよ!
ヘルニアの手術をしたことがキッカケで体力づくりの為と本格的に始めた毎日のウォーキング。

毎日別の顔を見ながら歌を唄ったり写真を撮ったり、春にはご存知の隅田川の桜が情緒たっぷりに楽しませてくれます。
夏の夜空にあの大輪の花を咲かせる隅田川の花火大会。夜はスカイツリーが美しいドレスを纏ってこれもまたいろんな顔を見せてくれます。

隅田川での贅沢な散歩。 ドラマはまだまだいっぱいです。



 隅田川と私 1


隅田川と私1

私が浅草の観音様のお膝元で暮らすようになってまもなく20年になります!!

この20年はひたすら前へ前へ歩を進めてきたような感じですね。その前の20年は本当に波乱万丈な年月でした。この間にいろんな人に出会えたことが私の現在(いま)の財産になっています。
私の性格はとっても都合よく出来ていて何があってもいつも前向きであったことが現在の私を支えてきたのかな・・・と思えます。B型でしし座の典型でしょうか!?「くよくよしない」「考えてもしょうがないことは考えない」。辛いから、苦しいからお酒で紛らわすなんてことは1回もありません。死にたいほど辛く苦しい時期もありました。商売していたら様々です。
親切な人、調子の良い人、無責任な人、相手を騙す人、数えきれないほど多くの人に会い、騙され助けられして今日まで歩いて来ました。

「前向きって、辛く苦しいときはどうしていましたか!?」・・・、度々そう聞かれることもありました。
現実に苦しい時は主にジョギングをしていました。走っているとその時だけでも辛いことは忘れられます。汗をかき、健康に良いことしてるから眠れないことはありません。そうして明るく振舞うことで不思議と素晴らしい人に出会ってきました。

3年ほど前にヘルニアに侵され4ケ月ほど歩けなく苦しんだことがあります。この年齢で歩けないってその体力の低下は大変なものでした。なんとか手術を終えそのリハビリにスポーツセンターのプールで毎朝歩いた歩いた・・・。
それでも大きな交差点で1回だけ転んだことがありました。「僕が転んだ・・・・!!」「僕が転ぶ・・・・!?」この時のショックは言葉になりません。
それまで、浅草に住んでたまに隅田川を散歩する楽しさを味わっていました。プールのリハビリから「そうだ、隅田川沿いを歩こう・・・・」、そう決めてから極力時間を作って歩いています。

この写真は私の出発点です。ここから仲見世を通って観音様に手を合わせいよいよ散歩のスタートです。


隅田川と私2

二天門を通り抜けるとこの場面(スカイツリー)に出ます。
何とも贅沢な散歩コースですよね。 プールから陸地を・・・・。最初は恐る恐るだったことを覚えています。

この景色から言問橋経由で桜橋を渡ると墨田区側に出ます。今度は桜並木添いに吾妻橋を渡って浅草寺前に出て帰宅。
1周すると約1時間です。 それだけのコースなのに毎日いろんな顔を見せてくれるのが醍醐味になっていますね。と言うかドラマがいっぱいです。

暫らくの間、私が出会った隅田川の顔を紹介して行こうと思います。 毎日のように通っていてもその景色(かお)は驚くほど違います。
特にコロナになっての顔は余計そう感じました。この間、様々な工事等も経て隅田川も少しずつその顔を変えていますが、これがまた結構楽しいものです。

今後の隅田川を是非楽しみにしていてください。

 日舞(教室)に新しい息吹

新人AAT

コロナという異常事態に波島陽子日本舞踊教室は嬉しい出来事が続いています。

昨日もまた「日本舞踊をやってみたい・・・」と体験者。 日舞を始めたい動機はそれぞれですが、一様に共通していると感じることは「日本の文化」が大好きだということです。
素晴らしい日本の伝統や文化を伝えてゆきたいとする我々にとってこれほど嬉しいことはありませんね。

特に20代のみなさんがそのスタートラインに立ちたいと訪れることに感謝と感動でいっぱいです。
それにやはり日本人女性は浴衣姿が実に美しい。

今年のハロウィンはきっと静かだろう・・・と予測していましたが、あきれるほどの大騒ぎに唖然としてしまいました。はしゃぐのが悪いとは言いません。しかし、その殆どが大声を出し自らをアピールしている。ご存知のように今最大のブームとなっている「鬼滅の刃」のキャラクターに変身し連中はそれぞれ大盛り上がり!!
・・・・とこの光景(写真)を見比べてみてください。同じ若者です。こだわり抜いて、これからも私はこれを更に普及し発展させたいと思っています。

「美しくなりたい・・・」と言って駆けつける人は少なくありません。
それぞれの中に、「日本人」の心のようなものが分るんでしょうね。見て頂いてもお気づきと思いますが、全くの初心者にあってこの姿です。
自粛が明けた6月から今日までに、なんと新人さんが10名も増えました。私は今この現象をしっかり検証中です。

コロナですっかり変わってしまった今までの生活スタイル。 どこへも出かけられない等々の日常の中で、おそらく自らを見つめ直すきっかけであったんだと思いますねこのコロナは!!
そうした人たちの期待を裏切らない方法って何だろう・・・・!?が私の今の課題です。この教室は全て個人稽古です。勿論その方が通う生徒の皆さんも納得だと思うんですね。
それを師匠は一人で指導してもう12年にもなろうとしています。陽子先生陽子先生と慕う皆さんをみて安堵の毎日です。

よく「夢の実現」・・・と言いますが、通うみなさんの目的(ゆめ)はみな異なります。ひとつ共通しているのが「日本の心」を学びたいということなんだと思います。
私たちが来年に延期になった波島陽子の故郷秋田県湯沢市での公演も、故郷で頑張るチームを応援したいのが目的。大変な経費を承知で立ち上がる思いはきっと目的が果たせるだろうの願いだけなんです。

今回の舞台は本来今年(先月)10月24日が本番でした。立てた計画を変更するってとてつもなく勇気の要ることですが、多くのみなさんに健康を害することがあってはならないはまさに勇気の決断でした。
そんな心根のお稽古場だからこそ尋ねてくる人が多いのかな・・・って思います。

「一人一人の夢の実現に少しでもお手伝いが出来たらな・・・」、師匠は日々そう思って頑張っています。
まさに、ここまで頑張れるのは夢や希望に満ちた若いみなさんの息吹きを感じることが出来るからなんでしょうね。

素晴らしい追い風に乗って波島教室はコロナ禍にあっても明るく元気なのが嬉しい 。







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岡部俊雄

管理人 : 岡部俊雄
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