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笑顔は世界の宝もの

お礼のお手紙

素敵なカップルがやって来たのはまだ残暑厳しい8月の末でした!

運の良いことに、私は意外と晴れ男でありこんな日は結構涼しくなることが多いんですね。
外国人の体験を引き受けるようになってからまもなく10年になろうとしています。
カタコトの英語もジェスチャーたっぷりの身ぶり手ぶりでなんとかここまで応対して来ました。
当教室には、英語の先生が2人もいるのでいざってときは助かるんですが突発的なときはお任せ下さい(笑)です。

イギリスに初めて行った日。 ガトウィック空港に着いてロンドンのホテルに到着したときの騒動を考えたらどうってことないですが・・・(笑)
何があったかって!? 実はホテルに到着後財布を飛行機の中に忘れて来たことが発覚!!!
ロンドンに着いたばかりでいっぺんに蒼白になったことを覚えています。

会社関係や役所の人7名での研修の旅。  ロビーですぐに市街見学になっていましたが、私だけ再びガトウィック空港へ財布を探しに・・・!!
この時の一人の時間は後にも先にもすごい語り草になってしまいました。 珍道中のはじまりです!!
忘れ物受付のコーナーにいた二人の女性は何か週刊誌を読みふけっており非常に粗雑な態度。
それでなくとも冷や汗だらけの私はどうにかなっちゃうんでは・・・そんな具合でした。
何とか全日空のオフィス担当が日本女性だったので無事財布は手元に戻り一件落着。

冷たかったり、とても親切だったりは特に旅をしていると嬉しかったり悲しかったり!
カタコトでは胃が痛くなってしまうことも貴重な経験となりました!! ホント

モンゴルに行った時、シンガポールに行ったとき、私は極力一人で街に飛び出し危険な経験(笑)に挑戦してみました。
ハワイやグアム、台湾などは比較的日本語が通じるのでまったく問題ないのですがね!

いろんな経験をし、今度は自分がおもてなしをする番だとなったとき、対応は非常に簡単でした。
「至れり尽くせり」という言葉があるように、おもてなしとは「心だ!」を身にしみて経験しお客様をお迎えする術を学びました。
接客(販売業)にしろ、イベントにしろ、その殆どが相手に喜んで頂くためにやっていたようなものです。

ある生徒さんにお客様からお礼の手紙が来たエピソードを話してあげたことがありました。 彼女は銀座の百貨店勤務に代わりそのことを成し遂げたんです。
お客様から感謝のお手紙が来るってそうそうあるものではありません。
日本舞踊を通じ、勿論彼女の心(性格)もあってのことですが、実践できることは称賛に値しますね。

私たちがやっている「着物催行」や「日舞体験」もまったく同じことです。
素晴らしい余韻を残し、握手して帰っていかれるお客様がほとんどです。 何がどうってことではありません。
心を込めて、本当にお客様に喜んで頂きたい・・・ただ、それだけなんですが催行の時間はあっという間に過ぎてしまいます。
着物の写真は特に大きな思い出になる体験イベントのようです。

現在、教室には中国の生徒さんが毎週、台湾から年に3回ほどお稽古にやってきますが、こういう皆さんは日本人より日本人らしいと言って良い素晴らしい心の持ち主です。

多くの生徒さんにも出来るだけのことをお手伝いしてあげたい・・・と思うのですが、中には淡々と通いさっと帰って行く生徒さんが居ない訳ではありません。
縁があって触れ合った人と人のつながりを大切にすることでこの教室の運営をしていることに意義があるのでは・・・と自らに言い聞かせています。

勿論、外国のお客様からお礼のメールも沢山届きます。
ああ!余韻があったんだな~!! 楽しかったんだな~!! また来て欲しいな~!!
そう感じて次のお客様をお迎えしています。

来月はある日本語学校から日本舞踊の体験に学校へ出張指導に来ていただけないかと問い合わせがありました。
年に1回くらいいろんな学校から要請がありますが、今回は30名くらいが対象だそうです。

日本が大好きで日本語を学びたい!  日本の若者に聞かせてあげたいですね!
いつどんなときでも、笑顔が集まるようなそんなおもてなしがしたい。
こうした笑顔に触れると心からそう思いますね。  笑顔は世界の宝ですから・・・。

大切な1日の始まり

日の出スカイツリー

急に冷え込みが厳しくなって来ましたが秋の朝はまた春とは違うすがすがしさに出会える!

早起きは三文の徳もここまでくると少し贅沢すぎる感がありますね!!
来年の舞台(10月30日)が決まってからさすがに気が引き締まっているのが分かる。
それは、決定になったことはもう後に引けないということだろう。
ずっとイベントに関わってきたことがこうした行動力に変ることは今までの苦労、経験はやはり伊達じゃないことがよく分かるから嬉しい。
「オリンピックまであと何日」、関係者はもう殆ど日数が無い中で非常に厳しく忙しい日々を送っているはず。
来年の10月など尚更だ!  一番大変なのは家元本人で今からその忙しさは半端ではない。

健康の為に時々走っていたジョギングがこうしてその頻度が高くなったという訳だ。
布団から起きるときに、少しだけぐずぐずとした瞬間はあるが性格なんだろう! 比較的パッと起きてしまう。
これが目標の大きさだと改めて思う!!    しかし、飛び出せば爽快であり気分上々だ!
そしてこんな光景に出会えるんだからたまらない。

なぜか今朝の太陽の輝きがいつもと違う気がして少しコースを変えた。
つまり、今日はスカイツリーに完全に太陽が重なるな・・・・・ そう思うといてもたってもいられずに川岸に降りた。
この瞬間は6時25分の光景!!!!!!      観た者でないとこの感動は湧かない。

神社仏閣に手を合わすよりご利益があるように思いませんか。 実に素晴らしいご来光です。
勿論暑くもないが寒くも無い。 風もサンタモニカの風力3くらいだろう !

ここがジョギングコースなんだから本当に恵まれていると感謝でいっぱいだ。
この分だと「波扇会」(波島陽子日本舞踊教室)は大成功だ!!  独り言を言いながら本格的に走り出す。

早朝の仲見世

隅田川に出る前の仲見世コース。 愛犬の散歩をしている人以外は殆ど誰もいないこの光景が好きだ!

本堂前でお参りをする頃、鐘がゴ~ンと鳴り響く。  出来すぎではないかい!!?? これも独り言
この正面に雲ひとつ見えないのもなんとも気持が良い。
何か自分だけがこの空気を独り占めしているような気がするほど静かで厳かな気分に浸っているのだ。

桜橋を渡り吾妻橋に差しかかるころから出勤する人の姿がポツポツと現れる。  
また賑やかな浅草の1日が始まるんだな・・・と一周してきた雷門前で手を合わせジョギング終了。

毎日同じようで毎日違う顔を見せる街や隅田川! 
毎日同じではいけない! 常に前を向き、舞台の成功をひたすら願い今日も1日大切にしたいと思う。


久しぶりの秋まつり!

秋祭り1

何年ぶりだろう! 本当に久しぶりで「秋祭り」に行ってきた。
生徒さんのマジックショーを観るためにかけつたものだが、晴れて良かった・・・がまず第一声!!
世田谷の「桜新町」で降り、夜までには大分時間があったのでまずは腹ごしらえと食事処を探すものの浅草のようなわけにはいかない。

ずっとず~っと歩いてやっとお寿司屋さんを発見! ここなら少しゆっくりと板前さんとおしゃべりでもしながら・・・なんて思いを抱いてカウンターに座る。

夕方6時近くではあったがお客は誰もおらず、まずは私と生徒さんの二人が本日第一号のようだった!
お品書きを見てびっくり!!   品数は少ないのに高い!!!!!!
私はお寿司が大好きでいろんなお寿司屋を食べ歩いたけどその私がびっくり!!

相当美味しいことを期待し、まずはビールで乾杯!
それから注文を済ませた。

店内には「女子オープン」だったと思うがゴルフが間もなく決着のつくあと3ホール・・・
板前は私らに目もくれず、テレビに集中!!
ひとことふたこと話を投げかけても「はい・・・」くらいの返事で会話にならない!
間違って入ったようだ・・・(泣)

それでも外は祭りの神輿等で賑やかだから「秋祭りも久しぶりですね~!!」と話を投げた。
「だめだね~!! この町内の祭りは盛り上がらなくて・・・」??????????

んんんんんんん??  商店街に店を構え、まるでこの祭りは他人事のよう・・・
愛想は無い! 士気も無い! 協力性も無い!     参った!!

秋祭り2

外に出ると子供神輿を担いだ親子連れが道路いっぱい ♬
年に1度の祭りもこうした光景に出会えるから救われる。
あの店は何だったんだ!!

近くの人に聞くと、やはり秋は天候がなかなかね~・・・・ とのこと。
私は制作会社を営んでいたせいかどうやって盛り上げよう・・・の方だから全体的なものを見渡すと確かに盛り上がりに欠けているのは一目瞭然。

稲荷神社の参道はめちゃめちゃ狭く、露天商が出ていて横3人くらい並んで歩くのがやっとといった狭い道。
ここだけは子供たちの元気な声、秋の夜を楽しむ恋人たち!!

約90分ほど待って舞台のイベントが始まった。
私も本当に多くの祭り会場を見てきたけど「貴重だね!」と絶賛!!  神社の境内もしかりだが舞台の進行がまるで昭和の40年代かと勘違いする世界!!!!
「えっ! ここは東京だよね~・・・???」 これが第一声だった!

ご年配の・・・と言っても90歳くらいなおばあちゃんが4名での踊りで幕が開いた!!
田舎でよく見る光景と言って良いだろう。  あるんだな~今でも・・・!!!!!

ゲストの歌がありいよいよマジックショー
時間は8時を少し過ぎた!!

もうさすがに夜露で肌さむさを感じる。  初めて観る彼女のマジックはとても可愛らしく、たしかに名前のように妖精を思わせてくれた。
風があって実にやり辛そうだったけど、笑顔はさすがに全てを飲みこんでしまう。

不思議な不思議な世界に飛び込んだような、久しぶりに異次元の雰囲気を感じた祭りだった。

自分がずっとずっと祭りを仕切ってきただけに懐かしさと何か癒しの世界に浸れた夜だった。



プロフィール

岡部俊雄

管理人 : 岡部俊雄
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