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  優しい弥生3月

    
     弥生3月優しい季節の始まりです

 桃の花

 恩師2

また今年も優しい季節がやってきました。
春って心躍る本当に不思議な季節ですね。

写真は10年ほど前に山梨の笛吹市に行ったとき、近くの桃の花がそれは見事に咲き誇っていました。
恩師と波島と3人で作詞の先生を訪ねたときの1枚です(撮影:波島)

朝起きて、あるコラムにこんな記事が記載されていました。

今日から3月、弥生です。
そして今日は新月、朔日。
一日と朔日が重なるのは珍しいこと、きっといいことがいっぱいは始まる気配です。

弥生(やよい)という言葉の由来は、「草木がいよいよ生い茂る月」という意味の「木草(きくさ)弥(い)や生(お)ひ茂る月(づき)」が詰まって「やよい」になったという説が有力だそうだ。

「風雨改まりて、草木いよいよ生ふるゆえに、いやおひ月といふを謝まれり」が始 めに書いた弥生です。
表日本の桜の頃。
盛りの桜を楽しみ別れを惜しむ気持ちが含ま れています。
陽暦では大体4月上旬から5月上旬に跨がる頃に相当し ます。
「さくら さくら 弥生の空は」の意味が理解できました。

3月にはほかにも「花月(かげつ)」「嘉月(かげつ)」「花見月(はなみづき)」「夢見月(ゆめみづき)」などの異名があります。

さて、月の呼び方で、なぜ3月(弥生)と12月(師走)だけ
月がつかないのでしょか。

ごらんのとおり、元の形には「月」が入っていたのですが「やよひ」という読みが残ったので「月」の字ははずれたのでしょう。

「師走」は一般に「師(僧侶)がいそがしく走りまわる」ことが由来と説明されますが、
言語学的に見れば「年果つる月」→「しはつ」→「しわす」となったという説明もなされます。
これも、やはり当初は「月」がついていたものの残った発音にしたがって削られたものと考えられます。

日頃なにげなくつかっている言葉。
一つ一つ紐解いていくと、そこには奥深い意味が隠されているんですね。
だから、日本語はすてきなんです。

そうそう、3月は和菓子も美味しい。
わらび餅、よもぎ餅、さくら餅、ほかにもいっぱい。
美味しいお茶と、すてき!


弥生3月と言えば「ひなまつり」ですが、私はこのひな祭りに思いのほか忘れられない思い出があります。
子供の頃に口ずさんでいた歌と言えばその殆どが唱歌や童謡。 お陰で作者もよく調べ教えてもらったものです。
有名な作者はいっぱいいますが、中でも「ひなまつり」のサトウハチローは知らずに歌っていたんですね。
もともとサトウハチローの「おかあさん」3部作。 その詩集にはまり何度も何度も読み返したものです。
「ひなまつり」はこのサトウハチローの作品と知ったとき、改めてフアンになりました。

昭和の良き時代の「おふくろ」
今でこそおふくろなんて言いますが、最初は母ちゃんから段々と「お母さん」になる優しい不思議!
弥生に触れて3月の朝を迎えました。






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岡部俊雄

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