忘れるものか 負けるものか!
絶対という言葉は使ってはいけないと思っていた頃があった!
絶対に忘れてはいけない日が明日で丁度丸3年になる「東北のあの震災」だ!
私も当日は仕事中で9階のビルの中にいた。 瞬間、一発目に来たあの揺れを今でも忘れることが出来ない!
「どうした!!」・・・、今までに味わったことのない揺れに襲われる。 まるでトリック映画でも見ているような凄まじい光景はとても言葉では表現できない。怖かった!このまま死ぬかと思った!
もうどの部屋も壊滅状態になった。
呆然とする中、テレビから凄い光景が映し出され始めた。 どこで何が起きたのか段々とニュースで伝わって来る。
今考えてみると、もう何が何だか分からなかったと言った方が正解だっただろう・・・。
時間が経過するとともに信じられない津波の映像!もうすべてリアルタイムだった。
1枚の写真をずっと大事に持っていたが、この人の心はどんなだっただろう・・・ ここに全てが集約されているようにも思えてならない。
この心の叫びを忘れることなくこれからの日々をもう一度考え直していかなければと思わされてならない。
直接被害に遭わなかった人はどうしても他人事になってしまいがちだ!
私が出来ること!
そう自分に問いかけてみての答えは「人間らしく生き続けたい・・・」だった。
ちっぽけな自分になどなんにも出来ないが、今置かれている環境の中で自分の出来ることをやる。
そう心に決めると結構動けるものだ!
その年の秋の踊りの発表会もなんとかやり抜けた。
そして、今年の発表会前日(2014.2.8)もご存知のように都内はあの大雪だった。 発表会の年に何かがあるのだろうかとさえ思ってしまう。
3年とは言うももの、住宅を奪われ、職を無くし、いやいやそれ以上に家族を亡くした多くの被災者を思うと我々などほんのかすり傷のようなものだ。
この人(写真)は今どうしているだろうか!!?? 頑張って欲しい! 元気でいて欲しい! 負けないで!
そう慰めるしか言葉のない自分が嫌になってしまう。
もう、いつ何が起きてもおかしくない時代なんだと思う。 生きている内、せめて穏やかに、少しでも人のために何か役に立っていたいと痛切に思う。
まだまだ仮設住宅や、肉親を失った心が癒えないでいる被災者のひとが多いんだろうと思う。
心を強く、明るく生きて欲しい! 元気でいたら、健康でいたら、きっと良いことに巡り合えるはずだから。
あの震災で、尊い命を落とされた人々に心よりご冥福をお祈りいたします。