幸せ探しの部屋

先に、下着泥棒の話をしましたが、みんな紙一重と思ってください。　逮捕されてからの言い訳を聞いていると見苦しくもなりますが、本当は自分はそんな人間じゃないんだと言いたいのでしょう。
毎日、こうした性犯罪のニュースが報じられないことがないくらい頻繁に紙面を賑わしています。階段やエスカレーターの下から女性のスカートの中を覗いたり携帯カメラに収めようとする行為。　撮ってその後一人でニヤニヤ楽しんでいるかと思うと変人としか言い様がありません。
考えてみてください。このような人物は平均すると「何かに打ち込む」といった目標が無いんです。世間一般に言う要職に就いているからその人間が立派なのではありません。　どんな職業に就いても立派な人は沢山います。　目標に向かい、夢中になって打ち込めることがあるという人はそれだけ尊いのです。　確かに、世の中が自由になりすぎて、目を覆いたくなるようなきわどいファッションで街をかっ歩している若い女性も少なくないので、挑発にも似たそうした女性の姿に、弱い男たちは負けてしまっているんですね。
初めから殺すつもりで女性に近づく訳ではないんだと思う。イギリス人留学生が殺された事件ひとつとっても、結局自分の意のままにならない瞬間から事件は発生するのでしょう。ただ、女性に近づきたい、出来れば性欲を満たしたい。勝手な願望（欲情）のためにどんなに気の毒な生涯を終えた女性がいるか知れません。
最近は事件の張本人が女性という案件が数件新聞紙上を賑わしています。　全て「自分勝手」の何ものでもありませんが、人生をなめた人間のエゴですね。
心を失ったこうした人物に共通しているのが「目先の嘘」で固められています。　巧みな甘い言葉に騙されてはいけません。
被害を被る側にも本来は責任があります。　世の中にそんなに甘い話などそうそう存在しません。ここで、知っていただきたいのが、一般的にもてると言われる人間に共通していることもあります。それは基本的にやはり輝いた面（魅力）を持っています。しっかりとした目的を持っている証拠です。中には、遊び人と称し口の巧い人間で、もてるタイプも実際にはいます。　若い女性はこうした人物を好むようです。勿論例外もありますが、人（相手）を見る難しさですね。　
私が実際に知っている「事件」で、42歳くらいの男性が、言葉だけで女子大生を裸にしてしまったという涙の女性（被害者）に会ったことがありますが、それもこれも、有り得ない巧みな言葉に騙されてでした。　騙されてもいけないし、騙してもいけませんよ。

■　人名、会社名等(著名人は除く)は仮名ですが内容は全てノンフィクションです。
■　【俊介の部屋】は平成21年6月4日にスタートしました。（毎日掲載しています）