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 韓国ドラマに日本を見る

「冬のソナタ」で火がついた韓国ブーム。そう言っても過言ではない気がします。つい最近もアニメの「冬のソナタ」のラストシーンが実写になるということで日本から韓国へ3000人ものフアンが大挙押し寄せたニュースはまだ新しいところです。ご婦人の行動力にも圧倒させられますが、その人気の要因は決して無視できないように思います。
現在「イ・サン」が放送されていますが、「チャングム」といい「スポットライト」といい、日本に上陸した韓国作品には何故か日本より日本人らしいと思わせる描き方が受けているんです。
ご婦人には失礼ですが、これらの作品を一人でも多くの若者に見てもらいたいと思っている。何か、古き日本の良さとでも言おうか、忘れかけた大切な日本の心とでも言ったら良いのだろうか注目すべき作品が多い。
最近はどのチャンネルを見ても「お笑い番組」やお笑いタレントが進行する「バラエティー番組」が実に多い。もっと楽しい中にも日本の良さを素材に出来ないのだろうかと心配になります。
新しいのが悪いと言う訳ではないけど、テレビの影響の大きさは真剣に考えなければいけないように思います。何が大切かって、心ほど大切なものはないことは人生の諸先輩ならみな知っているはずです。
山田洋次監督作品が何故こんなにも多くの国民に愛されるのか、「人情」、日本人の忘れかけているような人と人との関わり方のようなものをとっても大切にしているからです。
新しく政権の座に就いた政党が、「コンクリートから人へ」と言っています。誰も共鳴していないんじゃないかと思えるほどです。もうここまでになってしまったんだ。そうした世の中に誰がしてしまったんだ。
日本には日本の素晴らしい文化や伝統があるのに、その分野の理事長だとか師匠と言われる人たちがあまりにも硬すぎたりもっと言えば偉くなりすぎて近寄りがたい状況を作ってしまっているのも現状のような気がするのは私だけでしょうか?
素晴らしい文化は、その扉を大きく開けるべきです。そしてそれらの文化伝統にもっと気楽に触れ合える状況も考えるべきです。知りたいと思っている若者、触れてみたいと思っている若者がどれだけいるか知っているのだろうか?日本人としての誇りを胸に、伝えたいとする山田洋次監督は日本の宝です。勿論他にも何人かはいますが、韓国ドラマが何故これほどまでに人気があるのか等をもう一度原点に戻って考える必要がありますね。私たち日本人はそうした素晴らしい日本に生れたんだという誇りをもって人に左右されない生き方が欲しいですね。

 人名、会社名等(著名人は除く)は仮名ですが内容は全てノンフィクションです。
 【俊介の部屋】は平成21年6月4日にスタートしました。(毎日掲載しています)
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