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 宇宙探査機 はやぶさに学ぶ

もうすぐ七夕がやってくる。 今年は晴れるだろうか! 世界中の誰にも見えるあの星空! 月や星にまつわるいろんな伝説とともにそれぞれにはいろんな想いがあったに違いない。
かぐや姫の話や天の川の話にしても夢がいっぱいだった。年月を重ねるごとにとうとう人間が宇宙に行くことも夢ではなくなってしまった。考えてみれば宇宙に行ってると言っても地球から4~500kmしか離れていない。それでも凄いのについ先日帰環した「宇宙探査機はやぶさ」はなんと3億kmも離れた小惑星に着陸したのだから人間の可能性の大きさにただただ驚くばかりだ。
2003年に打ち上げられ、途中でトラブル発生に見舞われたはやぶさは行方不明になってしまう。プロジェクトチームが一丸となって探したがとうとう応答が途絶えてしまったのだ。
しかし、チームリーダーの川口淳一郎氏はまったく諦めなかった。「やるだけやってみよう!」この執念がはやぶさを再び呼び寄せることになったのです。 私はドキュメント放送を見て感動のあまり胸が熱くなりました。
3億km彼方の物質を採取し、それが地球誕生の糸口を探り当てるというのだからかぐや姫に浸っていた者にとってはまた夢の夢物語。 宇宙研究開発という分野は科学の最たるもので堅いだけのイメージのような気がしていたけれどこんなにも温かく感じるんだから不思議です。
いん石が地球に落下し、その大きさと位置によっては壊滅的な被害を被ることになるのに、それすら神の仕業とか言わなくなってしまう。なぜなら、落下するいん石をロケットで追撃し地球を守るというのだ。
今回のはやぶさが帰環したことでそれもまた可能という夢の第一歩になるのだから・・・。
失敗し失敗し非難されても諦めずに挑んだ科学者たち。私も含め人間というのは時として諦めたり挫折することも珍しくありません。
今回のはやぶさは決して諦めてはいけないことをしっかり教えてくれました。もともと人間は強い生きものと言って正しいのです。それもこのはやぶさに関わったスタッフによって教えられました。
つまり、夢を追いかけるのであれば描いた夢(目標)に強い気持ちで挑むということがまず大切な第一条件となるんですね。想像も出来ない、予想もしない障害をも克服してはやぶさは帰環したことを思えば良く理解できます。
考えてみれば、出来ない人間に限って言い訳をすると言いますが本当ですね。挫折した姿を見せないための言い訳こそ夢を遠ざけていることを知るべきです。宇宙にも心が大切だって証明したことになりますね。
やっぱりかぐや姫はいるのかも知れませんよ。

 人名、会社名等(著名人は除く)は仮名ですが内容は全てノンフィクションです。
 【俊介の部屋】は平成21年6月4日にスタートしました。(毎日掲載しています)
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