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 気の持ち方

「気」という意味を改めて考えてみよう。最近の子は覇気がないとか元気がないなどという。勇気を持って気長に構えろ!等々、ここには必ず「気」という文字がついている。
これには大きく3つに別れているような気がする。「生命」「意識」「心」などがそれに当たるだろう。
『陽気・陰気・気慨・奮起・活気・気合・気炎・気運・気心・気骨・気丈・気付・気勢・気絶…』数え上げたらきりがない。
「気がある」「気が合う」「気が多い」「気が重い」。普段何気なく使っている言葉も「気」については実に多い。
「気配り」「気働き」など若いころよく言われたものだ。
勿論全てではないが、この気配りや気働きがないとどうにも厄介な部類に入ってしまう。甘やかされて育った等よく年配者が口にする言葉だが、そうではなく親にその気づきがなかっただけだ。従って心配りや気を働かせるなど到底無縁に育ってしまう。
特にサービス業などに従事する場合、この気配りや気働きの出来ない人は経営者には一番敬遠されるところだ。旅先などで「今回の旅行は実に楽しかった」と言えるのは料理やお風呂そして施設以上にこの気配りや気働きの出来る従業員に出会ったことの方が大きいはずだ。「また来たい」、これがおもてなしの原点でしょう。
少しこのことと関係ないように見えるのが健康管理だ。企業は決して余分な人など雇う余裕などないはずだ。自分が本当にその会社で役立つ人間でありたいと思う人は健康管理も万全でなければならない。これが出来る人が本当に勇気がある人と称えて良いだろう!
本気で気を使っていれば「病欠」になど決してならない。これは芸能人を考えるとよく理解できると思う。公演の決まった舞台を休めばすなわち舞台に穴があく。チームプレーとして決して許されない。よく、役者は親の死に目にも会えないと言われるのはそこだ。
そんなとき、「気が緩んでいるからだ」などと言われないか?何も気とは健康管理にだけ当てはまるものではない。仕事でもスポーツでも「気」があるかないかは大きい。さしずめ先の海老蔵事件を気で例えるなら「気が気でなかった」と親の気持ちを察したい。本人は殴られて気が遠くなったに違いない。
つまり、気は「心」を表すことが多いわけだから無数にある「気」の中から明るく健康で力強い「気」を選んで人生を歩いて頂きたい。
何ごとも出来ないのではなく「やる気」がないだけだと自身にはっぱをかけ気を吐いて欲しいと思う。
このブログに目を通して頂いた皆さんには是非気を良くしながら1年を締めくくって頂けたら幸いかな!!
特に若い皆さんには、前述の「気配り」や「気働き」の出来る心を養ってもらいたい。

 人名、会社名等(著名人は除く)は仮名ですが内容は全てノンフィクションです。
  【俊介の部屋】は平成21年6月4日にスタートしました。(毎日掲載しています)
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岡部俊雄

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