2ntブログ

 サンタクロースっているんでしょうか?

8歳の少女の質問にこたえ、ある新聞社が、愛情をこめて、味わい深い返事をだしました。
これはアメリカで実際にあった話で、私がこの一冊を手にしたときの感動は今でも忘れません。朝日新聞の「天声人語」にはこんなふうに載っていました。
「この世の中に、愛や人へのおもいやりがあるのと同じようにサンタクロースもたしかにいるのです」この社説は「古典」としていまも語りつがれているという・・・
信頼、想像力、詩、愛、ロマンスだけが、目に見えない輝かしいものを見せてくれるのだと、社説は少女に語りかける。みずみずしい筆致である。と
私は1冊の本を50冊もプレゼントしたことが過去2回ありました。1冊目は立原えりか先生の「花かんざし」、そしてもう1冊がこの「サンタクロースっているんでしょうか」です。
昨年の丁度今頃も3冊ほど若者に贈ってあげました。残念なことに「花かんざし」は廃版になり現在は手に入りません。そんなことも知らず持っている本まで全て差し上げてしまいました。
偶然ラジオで放送してもらった録音テープが残っていたのでその文面を書き起こしましたが、どちらも心洗われる最高傑作です。
サンタの話は100年以上前の話ですが,人間が持つべき一番の宝物がそこに潜んでいることを改めて伝えたいですね。
現在、NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」にも,人と人の間に生まれる温かい心を描写していますが私などすでに何度も何度も感動の涙を流してしまいました。
人間だからこそ通う心の妙味。礼節を失いがちな世の中にあって損得を追求するのではなく感謝そのものの中で生きていける素晴らしさを私も何かの形で一人でも多くの若者に伝えられたらな~と更に思っているところです。
特に今月はお世話になった大切な人への贈り物(歳暮)の時期、そして指折り数えて待っている可愛い子供たちへのサンタさんからの贈り物の季節。どちらも心がこもってこそのものだと思います。
いつだったか、ある社長が取引先に年末の挨拶に行ったときのことでした。用意していたお歳暮を部下からお客様(取引先)に渡させたときのことでした。挨拶後別室に呼ばれた社長が取引先の取締役にこっぴどく叱られました。「なぜ自分で直接渡さないのか」と。その通りでした。
ご挨拶に伺ったのではなくお歳暮を配り歩いていただけと言われても仕方のない場面だったからです。本当は高価な物も何も要りません。そこに心を届けに行ったとしたら笑顔の談笑で終わったでしょうにね。
サンタクロースの全文を明日このページに載せたいと思います。お楽しみに!

 人名、会社名等(著名人は除く)は仮名ですが内容は全てノンフィクションです。
 【俊介の部屋】は平成21年6月4日にスタートしました。(毎日掲載しています)
プロフィール

岡部俊雄

管理人 : 岡部俊雄
チーフ・プロデューサー
演出家

最新記事
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード