2ntブログ

 年賀状の意味

年賀状の受付を待って昨日投函して来ました。
年々増えていく枚数にも驚かされますがその枚数の増加はいかにこの1年間の行動力にあるかが分かりますね。勿論お会いした皆さんに全て差し上げる訳ではありませんが、差し上げられるような、また頂けるようなお付き合いができることを望みたいと思っています。
戴くお歳暮でも本当に心のこもったものが多く勉強させられます。
私も以前お店での販売の経験があるのでとてもよく分かるのですが、お客様が選んでいる様子に心打たれることが度々でした。
中には2,000円で何か良いものありませんかねってお店側に聞いてくる人もいます。お店としては買って頂きたい気持ちが強いですから結果的には一方的な形がそこに生れてしまうことがあります。これは結婚でのお祝の品を選ぶときもまったく同じですね。
昨日ある方から「海の幸詰め合わせ」がクール便で届きました。詰め合わせですからいろんな種類を楽しめます。しかし、そこには本当に美味しさが凝縮されているような品が顔を覗かせていたのです。
お礼の電話でそれが分かりました。つまり、製造元に直接出向いて特別に調理されたものがあったのです。やっぱり!その心が嬉しくてたまりません。「おもてなし」とはそういうことなんだ。物事(感謝)は金銭では決してなく心なんだ。CMでよく「心をこめた贈り物」と唱っていますが贈り手側の心が添えられるって本当に素晴らしいことだと今更に思います。
これは年賀状もそのひとつだと思っています。先日もこの件に少し触れましたが、やはり出来ることなら手書きにこしたことはありません。
毎年、迷って迷って年賀状づくりに挑戦しています。ご存知のように今は簡単にパソコンでプリント出来る時代ですが、それでも思いをどうその1枚に込められるか考えてしまいます。
同じプリントでも、決して他にはない絵柄を採り入れたりと無い智恵を絞って年賀状づくりに挑戦しました。1枚1枚コメントを変えてみたり等工夫の数が今回は17cmほどになりました。
来年が素晴らしい年でありますようにと願った年賀状。その思いの数だけ良いことがあるでしょうか?
ある人がこんなことを言っていました。「年賀状を出さなくなれば、なにかその人との縁も切れてしまっているんだど感じるよね・・・!」と。
個人的なお付き合いも、仕事上のお付き合いも、本当におもてなしの心を失わずにいたらきっと絶たれることは無いと思うのだが、そこに損得で接している人がいる限り来年の1枚は無くなってしまうかも知れませんね。

 人名、会社名等(著名人は除く)は仮名ですが内容は全てノンフィクションです。
 【俊介の部屋】は平成21年6月4日にスタートしました。(毎日掲載しています)
プロフィール

岡部俊雄

管理人 : 岡部俊雄
チーフ・プロデューサー
演出家

最新記事
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード