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 話題の集め方 4

いつ頃だったでしょうか?私が若いころ、ガールフレンドに1ケ月に102通もの手紙を書いた話をしたと思います。「嘘だよそんなの!」と思う人が居て当然じゃないでしょうか?いくら家の前に郵便ポストがあったとはいえ「異常だよ!」と思われたかもしれませんね。
でも、それが私の楽しみ方だったようです。興味を持ってものを眺めたり、好奇心を持って様々な分野に首を突っ込めたからこそ多くの話題を集めることが出来たんだとも思います。
強い感受性も手伝って、いろんな場面をドラマチックに「話題ボックス」の中に入れ続けました。あなたは学校でも、会社でも、人のうわさ話を得意として話している場面に遭遇したことありませんか?私は、出来る限りそういう場面に身を置くことを避けてきました。
うわさ話というのは基本的に人の悪口が多いものです。他人の不幸を喜んだり、失敗を批判したり、平均するとその傾向は女性に多いように感じてきましたが勿論男性にもいるんですよ!誉めたり祝ったり、協力したり手伝ったりの方向でならうわさ話する気にはならない筈です。
つまり、話題が豊富な人は比較的このようなうわさ話に首を突っ込むことはありません。なぜなら、折角の時間を楽しく過ごすだけの話題があるからです。楽しく過ごす手法を知っているからです。豊富な話題は笑いや楽しさの源です。反面、うわさ話は相手を不幸にしてしまいます。
中小企業の経営者の奥さんなどはその立場を利用して社員にいかにも得意満面として話すことがありますが、社員は仕方なしに耳を傾けていることが殆どです。社員も馬鹿ではありません。こうしたところから人間性を読み取り士気の低下を招くのです。
目標の無い人。そうです、やることが無いからこうした残念な行動に走ってしまうのです。仕事をする姿、お客様の反応、子供たちの行動、電車の中の出来ごと、いろんなところに話題が転がっています。「横並びの信号機の赤色はどの位置ですか?」、「10円玉の裏には何が描かれていますか?」、毎日見ているはずなのに、「そう言えば・・・?」と考え込むことありませんか?毎日目にしているのに何故10円玉の裏の絵が分からないんでしょう?好きなタレントのことは比較的知っているでしょう?彼氏や彼女のことも一緒です。興味を持っているから分かるのです。
「釣った魚にエサはやらない」なんて聞いたことないですか?結婚するまではあの手この手で優しかったり楽しくしようと努力したりだったのに、自分のものになってしばらく時間が経つと段々気持ちが薄れてしまっている証拠なんです。毎日掴んだ情報や出来ごと、お客様と食べたレストランの美味しかった料理の話などを、もう一度奥さんに話してみてください。
みなさんが簡単に口にしている「refresh」(リフレッシュ)という言葉があります。気分を新たにするという意味ですが、「常に新鮮」と訳してください。豊富な話題を相手のために使うのです。相手の肩に手を置くほどの効果がありますよ。(つづく)

 人名、会社名等(著名人は除く)は仮名ですが内容は全てノンフィクションです。
 【俊介の部屋】は平成21年6月4日にスタートしました。(毎日掲載しています)
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岡部俊雄

管理人 : 岡部俊雄
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