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 挨拶こそ和の心

春の宴

波島陽子はよくこのような会に声をかけられます。

日本女性の和服姿は例えようもない美しさがありますね!上の写真も和を楽しみたいと素敵な会場で心をこめた和食に舌鼓み。何人もいない男性は一瞬素晴らしい世界に浸ってしまう。
ここには、「しぐさ」であり「ふるまい」、そして「作法」なるものを楽しみながら時を過ごす。
ゲストに招かれた波島の一人舞台はこの席に相応しく溜息とともに大きな拍手となった。
こうした席に参加している人たちの挨拶を見ていてもとても勉強になる。

私はいろんな人に接しながらこの「挨拶」について考えてみた。今年も多くの若者が社会に飛び出し「社員教育」を受ける。名刺の交換方法や挨拶の仕方、すべて大人が、先輩が教育と称して指導に当たる。
ここでいつも思うのだが、指導している講師(先輩・上司)が本当の挨拶を知っているのだろうか?
つまり、挨拶とはいいかえれば礼儀だ。礼儀を欠き怒りにまかせて「無礼な!・・・・」と言う人がいる。無礼、礼節を欠くということだ。
勿論、小笠原流だとか等々いろんな流儀があるかのごとく得意満面とその形を教え込む。波島教室でも勿論この挨拶の仕方(着物での)は教えている。その際、手の置き方等正しく教えるが、一応知っていてあとは心でやってくださいと言う。
私も同感だ。あいさつは形も大切だが、気持ちが大切だということだ。心(気持ち)の無い挨拶は返って逆効果だ。
知っての通り、携帯等でメールのやりとりが氾濫している昨今にあって、心ってどこで表せるんだろうか?
言葉を文章にさえすれば果たしてそれが伝わるんだろうか?

日本舞踊の世界でも、そのお稽古場を辞めるとき2年も3年も通っていて尚メールで「辞めます」となることがあるという。
決して心が伝わっているとは思えないですね! ここには人としての大切な原点である「感謝」がないからだろう。
どんなにきれいに着飾っても心が無ければ滑稽なだけだ。心が無いために「信用」すら失くしてしまう。
昨年の東日本大震災で日本人の心が世界に紹介された。どんな国の人でもやはり心は伝わるのだ。
波島陽子日本舞踊教室に中国人の大学生がもう2年もお稽古に通っている。彼女は世界中でいちばん美しい女性は日本人女性だと言って憚らない。彼女も日本女性のように美しくなりたいと頑張っている。
失礼とは礼を失うと書く。心あれば礼を失うことなど決してありえない。

心を投げかけられ嬉しくない人はいないはず。これが挨拶だ。
決して無理をすることはない。できればそっと笑顔を添えて言葉を投げかけたら、どんな幸せが待っているかわかりませんよ!(^_-)-☆
プロフィール

岡部俊雄

管理人 : 岡部俊雄
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