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 幸せの到達点 5

良い悪いは別として、昨今の婚活の極意とは「なんでもハッキリもの言う自己主張型の肉食女子」が男性には評判が良いのだそうです。「おしとやかで口数の少ない草食型女子」はもてないとか??
ところが、30代で「見た目が綺麗で仕事バリバリのキャリアウーマン」よりも、20代だけど「見た目も性格も地味な女性」が男性の求める結婚相手としての数値を示しているようです。不思議なもので結婚となると若くておとなしい女性を選ぶ傾向があるという訳です。何故だかお分かりでしょうか?
結婚に本気な男性は「幸せになることを考えている」と思ってください。結婚ってそんなに簡単なものではない証拠でしょう。かっこいいから会ってその日のうちにエッチしたなんて答える女性がとても多い昨今です。エッチしたい男性は世の中に五万といます。でもすぐ手を出すようでは駄目です。相手を思いやり大切にしたいと思うのならエッチが先ではないでしょう。
ところがここで多くの未婚者が幸不幸の岐路に立ち、人生を大きく左右していることに気づきません。性行為は間違いなく快楽に繋がり、もしかすると麻薬以上に厄介かもしれません。性行為が続くことで離れられなくなりずるずると関係を続けるカップルが少なくないのも分かります。私自身の初体験の話を何故したかお分かりでしょうか?この経験は実は私にとってとても神秘的で大切なものでした。飲み屋の女性に鼻の下を伸ばしていた訳ではありません。
仕事の社交場に使っていた店で働いていた一人の女性。何回も利用したのは、その店が彼女のお陰で安心だったからです。先生の教え子ということもあってその点も安心でした。更に接客の心得を持った話術と明るさで私も彼女から多くを学びました。更に付け加えて美人でしたから満点ですね!日本人が通う店でなくて良かったと当時は思っていました。冗談を言って、楽しく笑って、お客様を楽しませてくれる彼女に本当にぞっこんでした。その彼女とエッチしたいと考えられなかったのは私がまだ未経験者だったからそれで良かったのです。
彼女に好かれ、その日を迎えたのも神様がそうさせたのかなとさえ今でも思っています。
結ばれてから勿論彼女との将来が頭を過ぎったのは事実です。それほど素晴らしい女性だったからです。昼の銀行勤めだけで、夜の仕事は辞めさせたいと思ったこともありました。それは想像の域だけでその日以降に当然何回かお客様と一緒に店を訪れましたが私から彼女を誘うことは一度もありませんでした。
いくら仕事で出向いているからとは言え正直辛かったです。でも一緒になりたいと言葉を発するのは当時の私には無責任だと思っていました。だから苦しく辛かったです。遊ぶことが出来なかったんでしょう!その頃の私の年齢が30歳を過ぎていたら変わっていたかも知れません。そんなことがあって、あんなことがあって多くの月日が経って現在の家内がいる訳です。
今が一番幸せと言えるのは様々な出会いや経験があって今を迎えた訳ですから私にとっての幸せの到達点は今の家庭なんです。(つづく)

 人名、会社名等(著名人は除く)は仮名ですが内容は全てノンフィクションです。
 【俊介の部屋】は平成21年6月4日にスタートしました。(毎日掲載しています)
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岡部俊雄

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