幸せ探しの部屋

いつものようにジョギングに出かけると今朝は素晴らしい光景にいくつか出会えた。
少し時間がずれていたからなんだと思うが通学の途中なんでしょう！一人の女子高生が浅
草寺本堂前で静かにお参りしている姿に出会えた。
その姿は自然体でまるでドラマを見ているようだった。　誰が参拝していてもけっしてお
かしくはないのだが普段目にする朝の光景は比較的ご年配が多い。
昼は観光客で勿論その中には学生さんだっているのだがそうした団体は賑やかで落ち着か
ない。本当はカメラに収めたかったのだがこればかりは失礼と思いやめておいた。
その代わり今日はいつも三社様をお守りしている守り猫をご紹介しましょう。



携帯で撮ったので鮮明ではありませんがこの猫ちゃんが実に人なつっこい。
と言うか散歩の犬が来ても決して動じないばかりか快く迎えてくれるのだ。



これは隅田公園に入ったばかりのところに秋を運んでくれた彼岸花です。
なにかこのところ急に秋を感じていますが夏が暑すぎて長すぎましたね。
これが普通なんです。なんでも普通が一番かも知れません。



長野で観た素晴らしいコスモス街道とはいきませんが隅田川の堤防沿いにはこのように
コスモスも秋を演出してくれていました。

綺麗だな～と思いながらもジョギングや散歩をしているといろんなことを考えられてこ
の時間はとても貴重なんです。
現在踊りのお稽古に通われている生徒さんで何とか応援してあげたい女性がいますが、
芸能界の厳しさ難しさは嫌というほど経験しているのでそう安易に手を貸せないと思
って今までも来ました。
彼女の真剣さに絆されてなんとか応援したいと思い始めその準備中となっています。
本人よりも自分に言い聞かせているのは私自身の真剣さです。
本人以上に一生懸命行動しないとそう簡単にチャンスなどやってくるものではない。
タレントを目指している若者は五万といるでしょう。そうした姿を何人も見て来ました。
第一何の保証もありません。私がタレントにしてやるなんてことは口が裂けても言える
ものではありません。
しかし日が経つにつれ何とかしたい何とかなって欲しいと祈るような日が続くようにな
ってしまいました。
朝の散歩（ジョギング）は丁度１時間ですがこの時間が一番考えることの容易な時間な
んですね。気持ちの良い朝が帰ってくれたので最高・・・と叫んだ直後でした。
んんんん？　コスモスを撮った次の瞬間予感です！
「あるぞ！」まったく躊躇せずクローバーに目をやるとそこにしっかり四葉です。

三社さんに参拝するのも「お願い」をやめて「感謝」することにしてから良いことが
本当にたくさん訪れます。
感謝の大切さがどれだけ大切かまた改めて感じることのできた朝でした。
この四葉はタレントを目指している彼女にプレゼントしたいと思う、
散歩って本当に楽しいですね！

今朝中国在住の日本人のお母様からメールを頂きました。
ご主人のお仕事の関係で家族で長いこと中国で生活しているとのこと。お母様曰く「娘が学校で先生に言われたんです。日本人なんだから何か日本の踊りを踊ってくれないかなって」。文化祭のような行事があるらしくそこで是非となったらしいのです。
ビデオを見て踊れるようになりませんか？とお母様。嬉しい限りです。日本の文化伝統をいろんな形で世界に発信できるなんて舞踊家冥利に尽きると波島は喜んでいました。
今朝は他にも５日の日に４～５人の中国からの観光客が波島教室に日本舞踊を見学に立ち寄るとの連絡。教室は浅草（雷門から３分）だから新しいお稽古場は浅草を楽しむには最高のコースとなりました。　先日のお稽古場披露の甲斐もあってか本当に連絡が多くなりましたね。
中国の生徒さんにそのことを知らせると「波島先生の踊りを観れることは素晴らしいのことです。観光客は幸せですね。私もみんなの前で踊りたい」とメールが届きました。
中国の学校でも日本のそれはとても美しいというイメージが浸透しているのだそうです。中国の生徒さん自身がそう言ってくれるんだからそうなんでしょうね。
中国で踊ってくれるのは日本人のお嬢さんのようですがそこは日本人。きっとゆかたも似合って仲間のみなさんを魅了することでしょう。
この話しをお弟子さんや生徒さんに伝えるとまるで自分のことのように喜んでいました。
日本の踊りは優しい心をも美しく表現できる芸術のなにものでもありません。少しずつ若いみなさんが興味をもってくれることを祈っていましたがここ数日とてもこうしたお問い合わせの多いことに喜んでいます。
中国とのの問題でいろんな出来ごとがありますが波島は「私たちは文化や伝統つまり芸術を通じて仲良くやっていきましょうね」と言ったら中国人学生は本当に嬉しそうに頷いていました。
日本が素晴らしい国だと知っていろいろ学びたいと頑張っている中国の若者たちをもっともっと応援しなければと思いますと。
本当に心と心が通じたならどんな笑顔が飛び交うのかこうした若者から学ばなければなりませんね。
暑い夏が過ぎ素敵な秋の訪れのような気がした一日でした。

■　人名、会社名等(著名人は除く)は仮名ですが内容は全てノンフィクションです。
■　【俊介の部屋】は平成21年6月4日にスタートしました。（毎日掲載しています）