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 波島陽子の舞台(波扇会)

波扇会

「光春譜」と銘打って迎えた本番直前(8日)もこんな雪だった。 東京も2週続けての大雪!

9日の本番はこの雪が無かったらおそらくパニックになっていただろう!
約400名の客席に対し50名もの立ち見が予想されていたからだ。

責任者として、私はかなりの覚悟をしていたため前日は殆ど眠れぬ状態。 さあ!どうしよう・・・。
そして時間通り幕を開けた。 事実上「波島陽子旗揚げ公演」的な今回の舞台。
それなりにお稽古や準備を重ねてきた自負心からか幕が開いたらすっかりまな板の鯉だ。

心配していた客席はまるで神様が調整してくれたかのように指定席が全て埋まる状態で済んだ! 逆に言えばそれだけ来れなかったお客様もいる訳だからいかに大雪であったかが伺える。

全体を通し、実に生徒さんが頑張ってくれたお陰で多くのお客様には満足頂けたようだ。
嬉しいことに、関東周辺はもとより、福岡、奄美大島、淡路島、岐阜、金沢等々から足を運んで下さった諸先生には本当に頭が下がる思いです。
波島の振付が素晴らしいとご愛顧いただいてすでにその愛好者は100名を超す勢い!素晴らしいことでただただ感謝あるのみでした。
舞台が終わって翌日、結局23本の振付作品の注文が飛び込んできた。

中には、依頼された作品をお弟子さんが舞うといった趣向も喜ばれ、一般の生徒さんの頑張りと合わせて素晴らしい会となった。

外は前日の雪で真冬なのに会場内は汗が出るほどの熱気に包まれプログラムは進んでいった。
まさに檜舞台に立った生徒さんはどんな気持だったんだろう・・・・、そう考えながら全体に目を配りその日が終わった。
帰り際にお客様から掛けられる声で「ああ!大盛況だったんだ!」「喜んで下さったんだ!」、そう思ったらやっと肩の荷が下りた思いだった。
1年前から準備に入った家元を見ているだけに本当にご苦労様と言いたい。 生徒さんみなさんも本当に頑張ったと思う。それにもまして、今回のスタッフの素晴らしさには頭が下がりました。この素晴らしいスタッフ、波島はなんて幸せなんだろうとつくづく思いながら全体を見ていた。 このメンバーがいたからこそ大成功だったと言えるだろう。

相原ひろ子さんも当教室の若さには驚きを隠せなかったようだ。どこの新舞踊の会もその殆どが平均60歳くらいのようで、波扇会のパワーにきっと一目置いてくれたことでしょう。

当然、当教室にもご年配の生徒さんは何人もいますが、波島の指導はそれらの皆さんをも若さに決して勝るとも劣らない作品づくりになるんだから驚きだった。
それが証拠には、ご年配の皆さんが踊られた作品を注文していただいたその数の多さでそれが分かる。

波島の言う「心の表現」がきっと多くの観客の皆さんの胸を打ったからでしょう!

他の団体にはない舞台と称賛されたことは次への準備に勇気を頂いた形となった。

波島陽子の心が形となってその雰囲気を醸し出す。 実際に観た人でないと分からないだろうが、実に美しい舞台だった。

客席のみなさん殆どが、最後まで席を立たなかったこと、いや立てなかったと言っておこう。
それほど素晴らしい舞台でしたとまだまだ感想文が届きます。

プロフィール

岡部俊雄

管理人 : 岡部俊雄
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