波島陽子とデンマーク
明日デンマークへ出発という19日午前、17人の学生は引率の先生(派遣団)とともに区役所での出発式を迎えた。
さすがにピーンと張り詰めた緊張感からか会場は引き締まったムードに一変!!
代表に立った女性は、日本語と英語に分かれてその豊富を語ってくれました。
区の関係者、教育委員長をはじめお歴々が集まる中、出発式は進んだ。
この写真は止まって撮影用にポーズをとったのではありません。
さくらさくらという踊りの動きの中でのひとコマです。
たったの5時間しかお稽古できない状況の中、本当にここが一番の心配の種でしたね!!
つまり、揃えるというところです。
緊張感というのは必要ですね! やれば出来るというか本当に感動しました。
若者(中学生)のさくらさくらは新鮮で初々しくこの作品で良かったとつくづく思いますね !
第2回目もたしか「さくらさくら」だったと思いますが、小道具を使いひとひねりするだけでこうも違います。
波島陽子の振付けには本当にいつも感心しきり・・・です!
写真が前後してしまいましたが、これは披露を前に「頑張ろう・・・!」とリーダーが、すると全員で「笑顔で・・・」と掛け声が飛びます。
確かに、輪になって声を出すことで雰囲気は大きく変わりました。
今回驚いたのは、この輪の中に引率者(先生)が一緒だということです。
子供たちに「やりなさい・・・」ではなく、一緒になって行動する姿には感銘を受けました。
さくらさくらを踊る前に、こうして担当者が作品の説明をして踊りに入ります。
笑顔・笑顔・・・・と提案するのですがやはり緊張なんですね!
本番では大丈夫でしょう!
発表は2つあってひとつがこの合唱です。
「アナと雪の女王」からと3.11の震災で生まれた「花」は綺麗なハーモニもあって感動ものでした。
一生懸命後で歌う先生は見逃せません!
ゆかたも一人で着れる様になり、たためるようになり、日本の文化を肌で感じ、どのように交流が成されるのか毎年とても楽しみですが、今回のチームワークは今までにない一体感を感じ、きっと素晴らしい成果を収めてくれるものと確信できました。
世の中に出て何が一番大切なのか・・・、初めて一人で歩くホームスティー等々
相手に届く心を生かしながらその任務を果たして欲しいと思う。
最後に、私が出発式を終え帰ろうとしたとき、1人の女子生徒が近寄って来て、これを波島先生にと1通の手紙をくれました。
その内容は・・・
「5時間ほどの日本舞踊の練習。お忙しい中本当にありがとうございました。 波島先生は包み込むような笑顔で教えてくださいました。 1つ1つの舞に気持ちが入っていてとても美しかったです。
月乃先生は、私が浴衣のたたみ方で困っていたら、さっと来て「大丈夫?ここはこうだよ!」と助けて下さいました。
月乃という名前にした理由にも感動しました。」
最後に私にまで、「いつも練習の前に大切なお話をしてくださいました。大人になってもそのお話を思い出して生きて行きます」・・・・と。 泣かされました。
行ってらっしゃい! 思い切り楽しんで来てください。