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 天を恨みます!(広島市大規模土砂災害に思う)

近年の自然災害は本当に言葉を失うほどの規模が続き、我が身の周りでいつ起きてもおかしくない状況だ。

かってこんな豪雨による災害があっただろうか!?
台風ではなく、地震や津波ではないのだ! 闇撃ちをくらった広島の住民のみなさんはどんなにか怖かったことだろう・・・!?
テレビ映像を見るかぎり、凄い・・・恐ろしい・・・では済まされない。
深夜の出来ごとだっただけに朝を迎えその惨い情景が悪夢と化してしまった。

3.11のときもそうだ!
唖然とし・・・、呆然と立ちすくむ姿に言葉のかけようがないのだ。
この状況はテレビ局こぞって現場にレポーターを派遣し、生々しい映像が全世界に流される。
「今どんな気持ですか・・・?」、悲惨さを、悲しみを、映像化したいレポーターは必死だ。
こうなるとテレビ局に非難轟々だが、マイクの向け方は非常に難しい。

私も30歳の頃だったか、新築したばかりの家が堤防の決壊で新興住宅街にとんでもない水が上がったことがあった。
たまたま豪雪地帯だったので新築の機会にと一般の家より120cmほど床を高くしていたので床すれすれの床上浸水で済んだ。
母がショベルカーで川と化した道路を非難する姿は今でも鮮明に覚えている。

火災道具等々殆どセーフであったが隣近所の家はつまり120cmも自宅に水が上がったことになる。
災害に遭った当時は緊張や不安・恐怖で考える暇もないのが現状。
水が去った後の悲惨な家屋を見てそこから緊張の糸が切れる!!

どうしよう! これからどうなるんだ・・・!
たかが120cmというがその時の濁流の勢いは本当に凄まじいものだ!!  広島のように根こそぎ持っていくのはよく分かる。 それが今回は土砂だから想像を絶する!!

3.11も今回の広島の土砂災害も、「今までにない最大規模の・・・」が当たった 。
そんなこと言われても、起きたことに対応できないのが現状だからこれはもう決して他人事と考えてはいけない。

空を見上げつぶやく被災者。
「誰も恨めないが・・・  天を恨みます・・・」・・・ と肩を落とす。   
本当にもらい泣きしそうだ。
頑張れ! 頑張れ! としか言いようのない自分が歯がゆくなってしまう。

少しでも人間の心掛けで自然災害を防げるのなら、便利だけを追いかけるのではなく、この温暖化に見るように、人の心で地球を大切にしないとこのままで済まない災害が来るようで怖い。

あそこに宅地造成した関係者も元を正せば利益追求という産物が引き起こしたと言っても過言ではないようだ。
絶対ということが無い限り、最善を尽くし更に地球を救う心を養うべきだろう!

そして今回の全国を襲った豪雨に対し名前が付きました
  「平成26年8月豪雨」    ・・・・・・ と




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岡部俊雄

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