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世界一の四尺玉花火

片貝の花火

世界最大の4尺玉も!大迫力の尺玉が続々登場
新潟県小千谷市片貝町で開催される花火大会。尺玉以上の大玉が惜しげもなく披露される、豪快な大会だ。1891年(明治24年)に、片貝町で初めて3尺玉が打ち上げられて以来、3尺玉発祥の地となった。さらに、毎年世界最大とされる4尺玉が打ち上げられるなど、輝かしい歴史を持つ。ほかにも、尺玉入りスターマインなどが披露され、その迫力には圧倒されるばかりだ。また9/9(水)には3尺玉の木筒を引っ張る「伝統筒引き」、9/10(木)には「片貝花火音頭」、「古式玉送り」などの伝統行事も行われる予定だ。

町の観光案内には「片貝の花火大会」をこう説明している。

実際に4尺玉がどんなものか・・・!! 観たことのない人には想像もつかないだろう!!?
全国の花火大会が終わった頃打ち上げられるこの花火大会はなにしろ圧巻です!!  
特徴なのは川辺で上げないことだろう!! 片貝町にある浅原神社の祭礼に合わせた奉納花火は聞くと驚きのため息ばかり。

名古屋に居た頃驚いたのは、「名古屋には嫁に出すな」「・名古屋から嫁をもらうな」なんて話がある。
それは、婚礼にかける費用が常識を超えた金額からそう言われて来た。
実際に花嫁衣装を積んだトラックを見たことがあるがそれはそれは一般のものの数ではないことが分かる。
唐草模様で覆われたトラックにぎっしりと積まれた花嫁道具。 その様を見るだけでも価値があるというもの。
凄い花嫁道具に当時新車が1台トラックの後ろから・・・!!!!!
百貨店には結納コーナーまであるくらい!! 

この片貝も同じようなことがまことしやかに語られていたが、実際に神社の境内で耳にする花火奉納者のナウンスを聞くとその意味が分かる。
「昭和00年**中学校第15回卒業生一同」・・・とか、「**家結婚00周年記念」・・・とか、当然子供が生まれたらその記念!!ありとあらゆる理由がそこにあって花火は奉納されている。
きっと、この町には花火貯金や花火保険が存在するのでは・・・と思うほど住民の心は熱いのだ。
この花火が終われば、また来年のために働く・・・、そう言っても過言ではないくらいだ。

いろんなグループが担いできた神輿が神社に到着するとその瞬間その神輿チームの名前が紹介され観衆の歓声とともにスターマインが打ち上げられるという寸法だ。
神社の境内は少し山の斜面になっていてそこに桟敷席が用意されつまり山で寝っ転がって観るような状況。

4尺玉が打ち上げられるときは確かサイレンが鳴った記憶がある。
打ち上げられるときの音もさることながら開いた花(花火)の大きいこと。 つまり、開いた花の下の部分は地上に着いているくらいな迫力。
全国、いや世界中探してもきっとここだけではないだろうか!!   花火が無ければまったくの山中で秋の虫の音を楽しめるそんな雰囲気の中なのだ。
従って、信濃川までは大分遠い位置で上げられている珍しい会場だ。

前述のように様々なナレーションと奉納者の祈りごと祝いごとがあいまって、まるでドラマを見ているような素晴らしい花火大会です。
隣りの長岡の花火大会は有名ですが、片貝の花火大会は町民一体となっての本当の花火大会のような気がするのです。
腹に響くそのスケールの大きさに一度は観て欲しい花火大会ですね。

今年も9月9日(水)と10日(木)の両日打ち上げられます。
良いこと、嬉しいことをそのお祝いとして浅原神社に奉納したら、幸せになれるような気がしますよ。

私も長岡に住んでいた頃は何回か観に行きましたが、昔むかしの時代劇を観ているようななんともあったかい花火大会です!



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岡部俊雄

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