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こだわりの舞台

本番1

おおよその出演者数が見えてきた!!  今年10月30日(日)の波島教室の公演(発表会)がそれだ。
40名くらいと思っていた予想は大きく外れ何と出演者数は60名を超えそうなのだ。
勿論嬉しい話ではあるがまずは仕掛ける側がすでに驚いている状態!!

先輩生徒は約7年目を迎えるくらいだから今までとは違った演出をしたい。 これが家元の思いだった。
家元波島陽子は元々舞台女優なだけに日本舞踊界でも注目を浴びるほどになって来たのが現状。

それは振付ビデオ作品の人気で分かる。
どの作品も本当にお芝居を観ているようですと大絶賛の上に次から次へとその注文が絶えません。

今回は教室の発表会なので出演者が若いのです。 当然その踊りは家元の足元にも及びませんが、それでも来て頂くお客様からの反響は大きく皆さん感動されて多くの賛辞を頂けること間違いなしです。

本番2

踊りは綺麗ではいけない! それは私の持論ですが、波島はそうしたことを決して口に出す指導者ではありません。
いつもお話させて頂いているように実に謙虚な女性だからです。
人としての優しさに作品の表現は時に激しく時に華やかにそして何と言っても多くの感動を与えてくれます。
波島が一作一作大切に育てた作品の数々、舞台でその息吹のようなものを感じて頂けたら嬉しいですね。

本番3

私は先ほど「美しさ」を強調しました。
日本舞踊の基本を徹底的に研究し、数多くの作品を創るとき、歴史に詳しかったり、近松作品や長谷川伸といった名作に自身も多く出演(芝居)しながらその世界観を手繰り寄せることができたのだと思います。
分かりやすい言い方をすれば、まさに心で演じることが出来るということでしょうね。

これらの作品は今回も浅草公会堂で勿論披露されます。
お弟子さんたちがどこまでその心を演じられるかが一番の楽しみですね。

今回はショートコント(お芝居)も構成に加え、生徒さんにも舞台(おしばい)の楽しさを味わってもらおうとの算段です。

本番4

波島陽子の舞台を演出するのは今回で3回目となりますが、年々中身の濃い舞台を創れて本当に楽しみです。

秋のこの舞台をお世話になっている加藤先生が「燦陽譜」と名付けてくれました。
秋の陽ざしを波島陽子になぞらえ燦々と降り注ぐ陽ざしのようにはまさにピッタリです。

休みも返上しての準備が続いていますが、当日駆けつけて下さるゲストがまた楽しみです。
おそらく、日本舞踊教室で前例のないプログラムになりそうで今からとても心が躍ります。

美しい舞台にこだわり続ける波島一門の公演を首を長くして待っていてください。


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岡部俊雄

管理人 : 岡部俊雄
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