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スタッフの苦労に・・・

マラソン

東京マラソンは快晴に恵まれて青空の下盛大に行われましたね!

目的を持ってしっかり走っている人も居ればいろんな扮装に身を包んで楽しんでいる市民ランナーも多いようです。
都庁前をスタートしてから5分10分・・・と陽ざしも強くなり、給水ポイントは大わらわ!!

特にこの東京マラソンは東京の名所を走るだけに何か特別な楽しみも一般参加のランナーにはあるんですね。
要所要所に用意された飲み物やお菓子・おにぎり等々・・・ これをずっと楽しんでいる人に時間の意識はあまりないのだろうか!?
それでも、こんな光景が都会のど真ん中で見られるのは本当に平和な証拠だと思います。
びっくりするのは、この大会にボランティアで参加する人の数にまず驚きますね。

何をするにも大会の成功はそうした縁の下の力持ちが居るからこそだろう!! ご苦労様と本当に頭が下がります。

仕事柄私もイベントを多く仕掛けて来ましたが、当日舞台に上がる人でその苦労を理解して上がる人は正直少ない。
いつだったか、25年も前に夕陽コンサートと称して海辺の砂浜にステージを組んだことがありました。
若者に人気のアーティストが来るとあって警備等からその準備は本当に大変だったことが思い出されます。

ところが、本番前日の仕込み(リハーサルも)の時にそれは凄い豪雨に見舞われたんです。
バケツをひっくり返したような・・・と形容したら良いでしょうか!!
それが準備をスタートしてまもなく、それも4時間ほど降り続けました。
スピーカーや照明を覆うのに必死だったことも覚えています。
一体このステージ、明日はどうなるんだろう!!!と。

天気予報で本番の夜は晴れとなっていたので信じましたが、準備の日だって予報は晴れだったんです!
言い尽くせないほどの苦労は主催者側にとってハプニングも含めそれはそれは多いものです。
しかし、本番での成功はそうしたことにもブレずにスタッフが一丸となってやり抜くことでしか解決はありません。

一昨年でしたか、渋谷で日舞の発表会を行ったときもそうした危険と隣り合わせな状況を目の当たりにしたことが思い出されましたね。
舞台は、踊りであれ演劇であれお客様が入場してくれないと成り立ちません。
中にとても張り切っていた出演者がおりまして3~40人は観に来てくれるような前触れがあったのです。
ところが、前売り締めきり段階でその生徒さんからの集客はゼロでした。
前触れを信じ家元は特別バージョンの作品を創ってくれていたのです。 本来はご存知のように演目を希望するとその振付料は大変なものになりますが、その熱意に師匠は振付料を免除していたのです。
上手く言えませんがこの時ほどショックを感じたことは無かったですね!  全員が一致団結して初めてイベントは成功するものです。

このマラソンでも、一番の問題は「健康」についてでしょう。 次にあってはならない「事故」になります。
3~4年前にタレントの松村氏が救急車で運ばれたことがありましたが、参加する側の責任も非常に大きいものがあります。

私は長くイベントに関わって来て言えるのは。
上手くいって当たり前。 事故でも起きたら主催者の責任は本当に大変なものなんです。

こうして楽しく参加出来るのも、スタッフが一丸となって運営に関わっていることを決して忘れてはいけませんね。

天候が良くて良かった・・・ではなく、天候が良ければそれだけ給水が必要だ等々問題山積なんですよ。

約37,000人ものランナーなら何が起きてもおかしくない。  厳しいものです。
それだけに、運営に関わるスタッフの準備には頭が下がる思いなんですよ。

私も秋(10/30)に公会堂で大きなイベントを控えています。

数えきれない準備(計画)した事柄をひとつひとつこなして、それで上手く行って当たり前なんですね。
一人でも本気になってくれる人がいてこその舞台です。
それは人間は一人で出来ることなど知れているからです。
多くのスタッフが、そして出演者がひとつになって初めて見える「晴れ舞台」です。

快晴の下、こうして楽しく走れたのは本当にそうしたスタッフのお陰なんですね!

心からご苦労さまと言いたいです。    ありがとう・・・を添えて

プロフィール

岡部俊雄

管理人 : 岡部俊雄
チーフ・プロデューサー
演出家

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