楽しい舞台と好評
今回の「燦陽譜」での舞台の特徴は、出演者に思い切り楽しんでもらおうとしたことなんです。
プロであったり、プロを目指すひよっこであったり等々を網羅したこの舞台はそこに楽しさ面白さまでが演出できたように思う。
感動しました!と未だメールやお手紙・電話が絶えないのは珍しいとされ驚かれてさえいます。
この写真は有栖川萌さんの和妻(わずま)というマジックの一こまですが、なんとも可愛らしい!!
つまり、彼女はこの和物の手品を極めたい・・・と教室に通って来ているんです。
絵になりますね~!! 素敵ですね~!!
彼女は、マイクを持ったら離さないほど歌が大好きで勿論歌手を目指しています。
・・・と言うよりすでに歌手だと言った方が良いくらい実に上手いですよ!!
そうですね! アニメソングなど本職に決してひけをとりません。 応援したい! プロにしたい!
浅草公会堂で、満員のお客様を唸らせたんだから本物ですよやっぱり!!
彼女の歌を聴いた作詞家の先生が贈ってくれた「花紬」を波島陽子の振付けでお弟子さんが踊る。
これがまた実に美しい舞台でしたね!
踊り手の舞台をドイツに行く主催者が観にきてくださり、彼女(踊り)をドイツに連れて行くことに何か誇りが持てますとのことでした。
歌と踊り! これが舞台で出来るのだからなんとも贅沢な教室の発表会です。
単独の経験に飽き足らず、プロのお笑いタレント(だるま食堂)を招いての「だるま劇場」と題してのコントにも生徒さんを導入!
おとなしい性格であればあるほど楽しい舞台となり、美しい日舞を観ながらのオアシスにたどり着いたような舞台と言われました。
「やるときはやるね~!」そんな舞台に涙をこぼして大笑い!!
生徒さんの中に、「氷川きよし命」・・・というくらいきよしが大好きという生徒さんがいます。
この頑張り屋さんを何とかしてあげたい・・・と思いついたのがこの時代劇。
素人さんが挑戦するにはあまりにも大冒険でしたが、練習に練習を重ねそれでも楽しい時代劇「皆様劇場」の完成!
ふたを開けたら面白いこと上手いこと!
素人ですよと言えば許される範囲内でのお芝居も生徒さんには楽しい思い出になったことでしょう!
しかし、お芝居の中の踊りは見逃せませんでした。 この2人(麦畑)の踊りは最高級のレッテルが張られ楽しかったこと面白かったこと!
2人の呼吸を超えることは誰にも出来ないでしょう!!! というくらいの絶品さ!!
素人のお芝居というけれど、これでは全体の評価は及第点どころではありませんね。
お芝居に関連した踊りを披露しながらの「皆様劇場」。
出演者は胸を張って良いですよ! 実に楽しかったと評判だったから ♪
勿論「めでたしめでたし」で終わりますが、何とも素晴らしい達成感を味わったようです。
観た人の評価こそ本当の意見! その評価を真摯に受け止めたいとおもいますが、何故か寄せられた多くのみなさんの意見がまるで親戚から頂いたのかな・・・と思うほどの温かい意見でいっぱいでした。
それは、メールや手紙を見なくても出演者には全て伝わっていたようです。
嬉しいですね! 素晴らしいですね!
今回のブログは「楽しいコーーナー」をピックアップしましたが、本来の踊りは圧巻でした。
「これって発表会ですよね~!!」 こうした感想でいっぱいだった今回の舞台。 師匠を筆頭に、出演者・音響・照明・美術・舞台監督、なににもましてあの大道具を転換した明治座舞台のスタッフのみなさん。 勿論、会場・受付・楽屋に至る全てのスタッフが一丸となれた集大成でした。 ただただ感謝でいっぱいです。
舞台に立った出演者の皆さんを全員で盛りたてようとした一体感が温かく、会場のお客様まで全て温かかったそうです。
本編の舞台は次回まだいつになるか分かりませんが、今度こそ見逃したみなさんは是非観に来てください。
出演者も、お客様も、本当に名残惜しいフィナーレとなりました。
また次回ね! 今度は来てね! 「楽しかった!」「素晴らしかった!」「泣いてしまったよ!」「来て良かった!」
ロビーでは、いつまでもいつまでも波島を取り囲んでその興奮は収まりませんでした。
最高の「燦陽譜」、「素晴らしい波島陽子芸能生活30周年記念公演」、いえ「発表会」でした。
本当に、本当にありがとうございました。