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  上から目線(パワハラの原点)

シャンクリン2

地球上にはまだまだ「おとぎの国」がたくさんあることを知っておかなければならない。

私も海外にはいろんなところに出かけてみましたが、中でもイギリスの旅は今でも語り継
いでいきたいトップです。

それは有名なロンドンではありません。
確かに、歴史があり伝統ある国ですからバッキンガムやビックベン等々とても厳かでその
歴史からかどこを観ても別世界を感じます。
ところがもっと驚いたのがワイト島にあるシャンクリンや、コーンウォールのマラザイアンは
本当に妖精が棲んでいるまさに夢の地域でした。

妖精2

この地球上にこんな素晴らしい光景(写真)を観ることがまだ出来るんですね。
まさにフェアリービレッジと言えませんか!?
仕事とは言え、これらケルト民族が移り住んだと言われる地に実際足を踏み入れてみると
言葉の要らない素晴らしいおとぎの国だということが分かります。

昨今、諸外国の有名な俳優や政治家のパワハラが話題になっていますが、これは外国に
収まらず日本にもずっとずっとはびこっていて、平成が終ろうとしている昨今でもまだこの
パワハラ問題が世間を騒がせています。

昨日のニュースで例の日本レスリング協会であの栄監督が謝罪会見をしていたようですが、
まったく謝罪になっていない姿に唖然としました。
つまり、なんでこんなに騒いでいるんだろう・・・と他人事なんでしょうね!
逃げ言葉、つまり言い訳をするようになったら「終わり」という典型的なものでした。

私も、若者の面倒をみていてつくづく思うことがあります。

私の場合、それは生徒さんやお弟子さんだからではありません。
それが若かりし頃勤務していた社長にでも全て本音でぶつかってきました。
でも、どんなに進言や忠告をしても、よほど人間の出来ていない限りその殆どが自分は正しい
となるから厄介でした。
極端に言えば自分の意見が通らなければその相手を外しにかかるなど日常茶飯事です。
従ってそうした企業は必ずと言って良いほど結果的に衰退の途をたどっているのが現状。

つまり、企業は人財なんですね。
それが自分優位と錯覚をし好き勝手な振る舞いなんて言語道断でしょう。

今回の栄監督の謝罪会見をみて、これが現在の日本のパワハラ発生の根源なんだと確信を
もって言えました。
謝っているのではなく、その殆どが「言い訳である」ことでそれが分かります。
偉くなったとの錯覚がいくら言っても「言い訳だ」ということが分からないんですね。

織田信長、豊臣秀吉、徳川家康。 これを三大英傑と言います。
英傑は色を好むと言って、今では考えられない自由奔放な時代だったんですね!
その象徴が「大奥」ではないだろうか!?   今流に言えば好き放題です。
その中にはよくドラマにみる悲喜こもごもであったことでその情景がはっきり判ります。
しかし、良いことでは無いでしょうがその時代にしては「責任」のとれる行動であったことも
見逃してはなりません。

今ある日本はそうした歴史を乗り越えて出来上がったものです。

諸外国の観光客の人たちに10年も接して来て思うこと、また自身が海外で感じたことの
その殆どが「日本は素晴らしい国だ」・・・・ということです。

私みたいに容赦なく経営者や役人等々に遠慮なく進言できるのは「生き方に信念がある」
からなんだとつくづく思います。

前に設立した会社は時代にあった事業で大成功を収め200坪の土地に大豪邸を築きました。
しかし、15年で会社を閉めざるをえない状況に追いやられたのです。.
原因は社員の詐欺横領等加えて生産性の激減でした。
私はここで多くのことを学びました。
つまり、良い会社には応募は増え、いろんな人材(若者)が入ってきます。
営業を経験した人なら分るでしょうが、営業(開拓)をするって並大抵のことではありません。
上辺は綺麗に見えますが、営業で仕事を獲ってくるということは本当に大変でした。
今思えばよく頑張ったとつくづく思います。 企画力は人一倍あった方で全国車で走り回りました
ね(営業)  凄いのは営業で仕事が獲れない日は片手にソーセージ、片手にオロナミンC1本。
それが私の夕食でした。
獲れなければ食えないんだぞ!! そう自分に言い聞かせて駆けずり回りました!!
社員が30名になっても変わりませんでしたね!!
昔で言う「根性」でしょうか!?   社員が居ると食わせなければいけないからですね。
私が豪邸を建てたとき、友人も親戚もびっくりしたものです。   
それでも、自分が食わしているんだなどそぶりを見せたこともありません。 会社が綺麗で企画の
仕事は若者には華やかに見えたはずです。
人を大切にすることで、真摯に仕事に向き合うことで本当に多くの顧客を獲得することが出来
ました。

私がNHKのエンタープライズや、学研と組んで私の提案した「妖精の里」を創るという企画
は大変な事業でした。
それでも地域振興事業の一環として立ち上げたその企画は大成功裏に終わりましたが、それ
以上に自分を成長させるに大きな役割を果たしたのです。

しかし、なぜ会社を閉めざるを得なかったか、法人化するまでに10年かかり、会社組織にし
て15年。  それが失くなるんですからね。
今でも大きな夢に向かう若者を応援しようと性格って変わらないもので「若者を信じ」その夢
の実現に手を貸しています。

全てとは言えませんが、ここで夢を実現できる人間とそうでない人に遭うんですね。
夢はそれぞれ本人のものですから、そこまで言わなくて良いのですが、それぞれの「夢」を
聞くから応援しようとなる。  しかし、何年経っても実りや可能性を感じないときには叱咤
することもあります。
ところが、この叱咤ということを「よし!」・・・という発奮材料に変えられなくなった若者が多
くなったということです。

私はここでつくづく思うのです。 みんな憧れるから、好きになるから夢に向かおうとするん
です。
しかし、聞くと「やっています」「頑張ります」「初心に帰ります」・・・と返って来ます。

このことで私は会社を失った経験をしっかり踏まえ自分を見失うことなく若者の発奮を待って
います。
どうしてそうなったんだろう!? 沢山考えます。 真剣に!!
つまり、「自分に嘘をつかない」人が少ないということです。 それぞれ本人の夢ですから極端
に言えばどうなったって仕方のないことです。
でも、私のやっていることで「応援」できるなら・・・とくすぶる発奮に火がつき応援してしまうん
ですね。

ただ、これは自分の身の周りのことです。
社会で起きている諸事件はやはり上に立つ者の資質であったり人間性の問題が大であること
が本当によく分ります。

何度も何度もスマホを引き合いに出しますが、便利さが人の心を奪う時代です。
便利に育って欲しくない!
その理由は間違いなく「便利さが人間(ひと)の心奪ってしまっているから」です。
人間は心を持っています。 心で会話できなければ人間は崩壊してしまうんですよ!

課題のパワハラというのは間違った指導の典型です。
日本舞踊に関わっていて最近つくづく思ったのは「浅草」よりこれからは「神田」だよ・・・!?
という御仁に遭ったときのことでした!!!  誰がそんなことを信じるでしょう!!
それは自分の意見を押しつけている他ありません。  本人はそれが判りません!
浅草を訪れる観光客の人数と神田を訪れる人数。 一目瞭然です。
社長で言えば、「俺が使ってやっているんだ」や指導者で言えば「俺が教えたんだ」・・等々
つまり優位性を前面に出す人物は爆弾を抱えていると言って間違いありませんね。

社長は偉いんでしょうか!? 監督は・・・国会議員は偉いんでしょうか!?
最近の不祥事や事件を見れば「人間性」を問われる御仁だらけです。
しかも、いつまでもその地位や部署にしがみつこうとしている。 潔さの無い典型ですね!
月々100万円払うから俺の女房になれ!!!!  言語道断ですが、それを受ける人間が
居るという現実です。

謙虚でいること、感謝の心を持てるから日本は素晴らしい国として世界に君臨しているのです。

先日の米朝間の会談でアメリカの政府関係者が言っていました。
「親族を殺害し、しかも国民を貧しさのどん底に追いやって平然としている人間など決して信じ
てはいけない・・・」と。
いくら駆け引きであっても「信じる」ということを駆け引きになど使うものではありませんね。

総理も国会議員も、北朝鮮の拉致家族に対して仕事だなどと思っているから涙ひとつでない
のです。
先日5歳の本当に可愛い女の子が育児放棄さながら死に追いやった男と女がいました。
(私はあえて両親とは言いたくない) テレビを見ていて涙が止まりませんでした。
おそらく、あのテレビを見ていた人のどれだけの人間が涙を流してんでしょうか!?
「しつけ・・!!!?」 笑わしちゃ~いけないよ~!!という言葉があります。
出会いの難しさの典型ですね。 「あの人間(親)に出会わなければ良かったね」
後悔なんて言葉で済まされる問題ではありません。  それは会社の社長でも学校の教師
でも、みな同じことが言えます。
日本舞踊教室へ通う多くの生徒さんを見て、「良い職場環境であるといいね」「素晴らしい上司
の下で働けるといいね・・・」そう思えてならないのは、教室に通いたいとする生徒さんはみな
本当に美しい心を持った女性が多いと感じるからです。
私は面接のときに、初対面ですがこれだけは必ず伝えています。「日舞を習い、自分磨きを
するのは勿論ですが、何気ない波島先生の動向に触れなさいね。そこから学べることは踊り
以上の収穫がありますよ・・・」と。
それは、習い始めて2ケ月もすると決まって「こんな素晴らしい先生に会ったことがない・・・・」
と言ってくれることが何よりの裏付けです。
私も多くを知っていますが、日本舞踊の世界も日大問題どころではない封建的で割と威張って
いる師匠が多いことです。何を勘違いしているんでしょうね。
他の流派で学んできた経験者に聞いたことがあります。「私は先輩に本当に意地悪をされた!!
想像もつかない厳しい指導だった・・・」「新しい人には私もそのように厳しく教育する・・・」と言う
のです。
相当威張られた経験があるんだなって判ります。
その辺に問題(げんいん)があるのかも知れませんね。 先輩にきつく当たられたから自分も
その時代が来たらそうするんだ!!!!???  ナンセンスです。
波島は、何ひとつ特別なことをしていません。 私の教室に来てくださっている大切な生徒さん。
まずそれが根底にあるんでしょう! つまり初めから感謝しているところです。
それに加え指導力の素晴らしさ、作品(ふりつけ)は全国からくる注文依頼で証明されています。
こんな先生がバカをみることがあってはいけない・・・ということで若者の道がそれそうになった
軌道修正を私がフォローしているということです。
私に力が無かったから会社を閉めざるを得なかった。 今またオーナーとして、これだけの日本の
宝(波島陽子)を守らない訳にはいかないんですね。

パワハラもこれらのことも全て「心の持ち方」以外にないのです。
人間は人を愛し花を愛でる術を知っています。
どうしてこんな簡単なことが正常化できないのか!?  それはとても簡単なことです。
自分の思い通りにいかなくお店で泣き叫ぶ赤子以下でしょう。
自分の思い通りにいかないのは「指導力の無さ」のなにものでもありません。
指導に愛情があればなんの問題もないのです。

妖精3

妖精の企画で井村君江先生にじきじきに学んだこと。
私は学生時代から花が大好きでした。 子供の頃、家には季節の花が咲き乱れていました。
桜の花、藤や牡丹、大きなダリア 丹精込めることを祖父から学びました。

よく、四つ葉を見つける名人だと自身思っているのですが、20歳を過ぎた頃からそれはしっ
かりした記憶として今でも覚えています。
近年は、隅田川周辺を散歩することが多いせいか、隅田川沿いでよく四つ葉を見つけます。

28年も前に井村先生と旅館の裏山を早朝に散歩していた時にやはり「四つ葉」を見つけま
した。  「先生! ほら・・・!!♬」とその四つ葉を先生に渡したときです。
「あなたは妖精です。 妖精は妖精とお話が出来るんですよ♬」・・・・と言われたことを昨日の
ことのように覚えています。
私がそうだというのではなく、先生のお話は「心の綺麗な人だから決して珍しくはないのよ」、
「これからも数えきれないほどの妖精にきっと会えるでしょう」・・・・と。

井村先生は世界的に有名な妖精の権威で博士です。
そしてイギリスで沢山の妖精の棲む町を案内して下さいました。

妖精4

五つ葉の写真。 私は最高7つ葉を発見(みつけ)たことがあります。
散歩していて五つ葉・六つ葉にも遭いました。  これは事件だと思ったほどです。

最後に掲載した写真も小鳥に見えませんか!?
つまり、心の持ち方で素敵なもの、素晴らしいことに沢山出会います。

経営者に再度なって、今尚人が好すぎると友人に言われます。
裏切られたとか、損をするからと思えば何一つできません。 何かを相手に求めなければ腹
のたつことはありません。
指導出来れば怒る必要もないのです。 人間は周りや世間にチヤホヤされると勘違いする人
でいっぱいです。
正しいことをやっていても「自分に不利」な発言を耳にするとただそれだけで不平分子の塊と
化してしまいます。
本意の伝わらないときに迫る淋しさ辛さははかりようもありません。
夫婦でさえ伝わらないことなど山のようにありますが、それは全て相手を思いやることで解決
するということを知って欲しいですね。

芸能人が、様々な指導者が、「自分は他の者とは違うんだ」とか、「俺がやってあげているんだ」
の心が膨れ上がって間違った発想につながるんです。

人間は誰にでも失敗や間違いはたくさんあります。
「失敗したっていいじゃない」、そこから得るものは沢山あるんだから。

妖精の仕事からとうとう多くの妖精(せいとたち)に囲まれて好きな仕事が出来ることは本当に
幸せです。
波島陽子に出会えたのも井村先生の言う通りでしたね今考えれば。

やれば出来る。 出来ないのではなく「やらないだけ」なのだ・・・と若者に告げたい。

パワハラは勘違いしているのだ! 人間(ひと)を大切にする人にまったくそれが無いのは人
として謙虚で優しいからなんです。

世界中が注目する日本。 美しい心を育てながら東京オリンピックを国民挙げて成功させ様
ではないか。
偉いとか、立派というのは周りの人が言うことであってそれにあぐらをかいているようでは「最
低の人間」と言う他ないのですよ。

いろんなことがあっても、「覚悟」を決めて歩いて欲しい。
それでも、覚悟ってとっても孤独だってことがいずれ痛いほど分かります。
そうしたことに打ち勝って、死ぬまで「自分磨き」に励んで欲しいと思います。

人生100年の時代がまもなくやってくるのかも知れません。
いつまでも若々しくいる秘訣は「心の持ち方」以外にないことがきっと分かる日が来ます。

波島陽子のおかげでしょう。 素晴らしい生徒さんの中で頑張れる自分は本当に幸せです。














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岡部俊雄

管理人 : 岡部俊雄
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