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 愛の反対は・・・

幸福1

日本の美しい春はそのまま「令和」という素晴らしい響きの幕を開けました。
今回は令和最初の「幸せになれる講義」をお届けしたいと思います。

日本人ならその殆どが弾むようなその元号に一喜一憂したことでしょう。 みんな幸せになりたくて毎日頑張って生きているんですからね。
いよいよジューンブライド。 人生の1ページを新たな船出とするカップルも多い中、先日は川崎市で悲惨な事件(通り魔)がおきました。
しかも、夢に向かって人生これからの子供たちを次々と殺傷するというなんとも居たたまれない惨い事件でした。

明るく楽しく1日を過ごせないんだろうか!? 
このことは平成の中頃からずっと気になっていました。 特にその前(昭和の終盤)のコンビニが出来てから・・・、そして昨今のこのネット社会。
私は便利になったことが悪いなどと思ったことは一度もありません。
しかし、人との交流が無くても過ごせる環境が整ったことは確かです。 それ以上に驚くことはもう家庭の団欒が消えてしまっているという現実ですね。 
私の住むマンションに中学1年生になった少年がいます。 彼は朝6時頃からマンション前の広場でサッカーボールを相手に自分なりの朝練に余念がありません。
彼は私を見つけるなり元気な声で「おはようございます」と声をかけて来ます。 何とも清々しく気持ちの良い1日のスタートになりますね。
彼にはおばあちゃんが居てどうもおばあちゃん子のようです。 つまり、彼には素晴らしい人生の指導者が居るということです。
礼儀をしっかり教える。 その礼儀の基本こそ「挨拶」です。 
世の中が挨拶を忘れたのかと思うほど殺伐としてきたことにずっと心配し続けて来たのは私だけではないはずです。
しかし、哀しいかな「知らない人には挨拶しないように・・・」と家庭や学校で教える時代に入ったんでしょうか!?

写真に見るように「恋の季節」という言葉すらだんだん死語に近くなってきたとしたら、それは政治の在り方にも問題があるように思えてならないのです。 政治家でも、人間としてもっともっと勉強して欲しい心の未熟者があまりにも増えました。
大臣すら地に落ちたと言いたくなるほどの無様(ぶざま)な在り様です。

核家族だと逃げるのではなく、まず家庭の在り方をもう一度考えるべき時期なんでしょうね。
 そして「学校」です。 次に「職場」です。

観桜会を計画しても場所取りや出席等を促せば「パワハラ」だというんだそうですね!!!
しかも、それは「出勤扱いですか・・・」となるようです。 これでは人間形成どころではなくなります。 こうなった原因は親のしつけや上司、政治家が間違った権力をふるうからにほかなりません。
一緒に行動し、褒めてあげ、感謝したら子供も部下も喜んで参加し行動するはずです。
そう思いたいです。 そう信じたいです。
私が知っている経営者には本当にいろんな人がいました。 しかし、残念ながら勘違いしている経営者が多かったことはとても残念でしたね。 「使ってやっている」「俺が雇っている」。そう思う心が傲慢という路線を走らせる。
公私混同し会社の金を自宅の電化製品や改築に使うなど日常茶飯事でした。そして「もっと働け」「もっと業績を上げろ」!!
これでは従業員が頑張ろうとは思いませんね。  一言で共通していることが「威張る」という態度です。
これはパワハラを生む根源なんでしょう! 「自分は偉い」と思う勘違いは政治家でよく分かります。

そして、自分に得になることならやるけど、そうでないことには損得勘定だけで対応している姿は五万と観てきました。
どうしてこんなにもせちがらく自分本位な世の中になったんだろう!!!?

その原因、そのもっとも大切な基本が「挨拶」でしょう。 
挨拶とは、「おはようございます」「お先に失礼します」だけが挨拶ではありませんが、そのおはようございますでさえ出来ないというかしない御仁の多くなったこと。
しかし、好きな人等には出来るんですね。 社会全体には無関心であり挨拶など不必要と思っているんでしょうか!?
親御さんは「そんなこと言ったって挨拶から心を許しどこかに連れて行かれでもしたら・・・・!」これが親の心理のようでもあります。

私は前回白虎隊の「日新館」の教えをお見せしたと思います。

心が迷子になっているから出来ないことだらけ!  迷子にならない秘訣は「挨拶」できる心が大切ということです。
挨拶は相手(ひと)の心を開く鍵と言います。 心を添えた挨拶に出合ったことのない人は不幸とまで言い切れます。
それほど挨拶って大切なんですよ。

誰だっていきなり結婚する訳ではありません。
相手(ひと)の心に触れ、喜びや嬉しさが更に恋心へと変わっていく。 相手の心をそっと抱きしめる優しさのある人は間違いなく人の悲しみも分かる人です。
それにプラスお互いの「感性」が合ったならどんなに素晴らしいでしょう。
ただ単に欲望だけで結婚するから子供の育て方ひとつ出来ないんです。 思いやりいっぱいな若者だっていますよ。

この季節は1年で一番自然が美しい。 新緑、つつじ、藤の花、菖蒲やあじさい。 あの薔薇の花も見事に咲き誇っています。
ゆっくりとそうしたお花を観に出かけるのも素晴らしい。 どこかで名物を食すのも最高です。
心の休まる空間は探せばいくらでもあります。 
 
私は社会に出てから手紙を書くことが本当に多かったと思います。
青春時代の真っ只中、同じ劇団に通っている女性(高校生)におそらくギネスに載るくらい手紙を書きました。 ラブレターではありません。 きっと余りの多さにおそらく彼女のご両親もその手紙は見たはずです。私が名古屋に発つ前に彼女のご両親から「良い友だちでいてくれてありがとう」と言われたことでその手紙の中身は分ると思います。 今で言えば簡単なメールを送ったようなものです。 劇団での出来事、作品への想い、趣味の話。 まるでドラマのような光景でしたからね。
1週間に1度お茶の水のお稽古場で会っているにも関わらず・・・・です。
一緒にお茶も飲みました。 でも、手もつないだことがありませんでした(笑)。 丁度上の写真のような光景でした。

劇団だけに彼女はとっても美人さんで可愛かったですよ。
仲良しになれたのはやはり挨拶からだったように思います。 挨拶が人の心を開くって本当です。

その後、名古屋に勤めることになる訳ですが、そこでもメキメキ頭角を表していったように思います。


幸福2

名古屋の会社での10年ほどの経験が私の人間形成の場であったことは間違いありません。 経営者には本当に恵まれ大切なことを人の何百倍も学んだのが名古屋だったでしょう。
そこで学んだことが「人を大切にする」ということでした。  従業員、取引先、勿論お客様。 管理職で居たときは全てに「日本一」を目指し従業員と一緒にまるで青春ドラマを演じていたように懐かしくさえ思います。
マイクロバスを自ら運転し奈良観光や岡崎城の夜桜見物にみんなで楽しみました。 一人の欠席者もなかったですよ。
知っての通りこれを今やったらパワハラなんだそうですね!! 私の経験からそれは違うような気がしますね。 私は今でもそうですが、命令したことは一度もありません。 「一緒に頑張ろう」がテーマで責任者自ら本当に何でもやりました。

名古屋を辞めて故郷に帰ってから制作会社を営んでいましたが、30名まで膨れ上がった会社も考え方は一緒です。 利益還元に7年連続で慰安旅行として「グアム旅行」を実施したのも若者が多かったからです。

この会社で約280回前後「結婚式の司会」を経験しました。
勿論ホテルに頼まれてですが、好評だから要請があったのだと思います。 従って多くのカップルを見てきたわけです。

私はこれらのカップルを見る度に思い出していましたね。 そして2人にそっとアドバイスさせて頂きました。
それが「幸せになる秘訣」です・・・・と。
大きなことを言うようですが、それは実に簡単な秘訣なんですね。

13年ちかくこのブログを書き続け、私のブログのタイトルが「幸せ探しの部屋」としてきたのが浸透し本当に多くのご意見を頂いて参りました。  どんなに綴っても結局行きつくところは「心の持ち方」以外ないということに気づくはずです。

多くの若者に波島陽子が日本舞踊を指導し続けていますが、波島先生は私のようにこうしたことを言葉に出すことは殆どありません。 しかし、その生徒さんの殆どが、「波島先生に習えて幸せです」とまで言い切ります。 先日など、「他の先生でなく波島先生の踊りを習いたいんです・・・」と話す生徒さんがいました。
私は、「波島陽子という指導者を日本一の指導者にしたい」・・・とプロデュースを買って出たのは大正解だったと思っています。

波島流という流派は創流してまだ13~4年でしかありません。 老舗の流派を尊重し自らはあくまでも謙虚です。
しかし、素晴らしいお弟子さんが育っています。 どこに出しても(出演)も多くの賛辞を頂き、諸外国の政府から要請を頂き日本の伝統・文化を現地に赴き披露させて頂いてもおります。

その披露って何だろう!?  おもてなしと言いますが「おもてなし」ってなんだろう!?
日本舞踊をその優しい心根で表現できる日本舞踊界の第一人者。 日本舞踊の美しさをこれほど鮮やかに美しく表現できる舞踊家は本当に珍しいですね。
振付作品(DVD)を全国に販売させて頂いている関係でなんと波島作品愛好者は数千人にまで膨れ上がりました。 好きで日舞を楽しむ。 しかも波島先生の作品を踊りたいとご注文が後を引きません。
これこそが幸せ探しなんですね。 誰だって幸せになりたいに決まっています。 そんな中、私の話に一喜一憂し頑張っている若者は少なくありません。 お一人でもいい、お一人でも波島の心で、また私の心で張り合いをもって生きてくれるんなら・・・、そう思って日々頑張っています。


2人のカップルへのアドバイスと言いましたが、それは「愛の反対は何ですか・・・!?」ということです。
「愛の反対は無関心ですよ」と教えます。

素晴らしい、これ以上ない愛情(関心)で付き合いが始まり結婚まで漕ぎついたんです。 結婚生活がずっとうまく平穏無事)いくに越したことはありません。  しかし、その破滅の殆どは無関心だということです。

何度も何度も大切なことは「挨拶」だと言いました。
義務や仕方なしでするんなら「挨拶」は返って弊害になります。
挨拶は自らの心が行う一方行為なんです。  心を添えた挨拶は相手(ひと)の心を開きます。

どんな親でも、まだ話せない子供を抱っこして「バイバイ」を教えます。 「おじちゃんおはよう」を教えます。 この光景は誰もが何度も見ているはずです。
無意識に抱っこした赤ちゃんの右手を持って「バイバイ・・・」と促していますね。

ご自分の赤ちゃんに「まあ可愛い・・・」と言われて嬉しくない訳がありません。
関心を持ってもらえるってつまり愛情のなにものでもないんです。

先日起きたあの忌まわしい殺人事件。
あまりにも悲惨な事件で決して良いことではありませんが、彼は死を覚悟であの現場に向かったようです!!  
そして最後の言葉が近所の人とのすれ違い際に放ったひと言だったとか!!。「おはようございます」・・・と!!
人間に帰ったほんの瞬間だったようです。 彼も本当は挨拶は知っていたんです!! もっと早く声に出して「おはよう」を連発すればきっと気持ちは一人ではなかったでしょうに・・・・。



具体的に幸せになれる秘訣は次回箇条書きにしてお話しさせていただきます。
次回の投稿予定日は6月7日を予定しています。




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岡部俊雄

管理人 : 岡部俊雄
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