2ntブログ

 コロナに学ぶ人間の値打ち

新緑を探して

私の家のそばにもこんな場所があるんですよ!! 前回も話しましたが新緑は本当に素晴らしい。

なのに、今回は悲しいお話しでいっぱいになりそうです。

新たに緊急事態宣言が延長されて何日か経ちました。 「解除」「解除」のニュースも聞こえてきます。

私は、何年も何年もずっと何年も前から言い続けていることがあります。 まさにその時を迎えていますね。
このブログのタイトルは「幸せ探しの部屋」となっています。まさに幸せになるための教本になれば・・・と願いながら綴り続けて来ました。
それは、地球上の誰もが「幸せになりたい」からです。幸せになる秘訣は簡単ですよ・・・・。それはただ一つ、あなたの心の持ち方で決まりますと私の経験や実際の世の中の事例を出しながら語って来ました。そしたら、このコロナ騒動で何かいっぺんにそれら「心の持ち方」で悲しいことが噴出しています。ある意味、コロナより怖いかも知れない。それは、心無い発言で死に追いやられたり、苦しい思いをしている人が続出しているからです。

ご存知かもしれませんが、新潟に初めてコロナを持ち込んだ人が家族ともどもその凄いバッシングで自宅には住めなくなり一家で夜逃げ同然にどこかへ引っ越して行ったそうです。周りがまるでバイキンを扱うかのバッシングだったそうです。「お前のせいで・・・・」「この町から出て行け・・・・!」
これが最近では全国区になっています。 悲しいのは、小学校中学校の生徒が「指差し非難」をしているそうです。「死ね~・・・」とまで言うそうです!!今回のコロナは誰が悪いのでもありません。国家の重大危機を招くほど恐ろしい感染病です。誰が感染してもおかしくない状況だからこそ外出自粛が発令されている訳です。

コロナ離婚とまで言われ、今回の自粛で家庭が崩壊した・・・・!!??なんですかそれ!?
全て自己中心的な心の持ち方、もっと言えば優しさや思いやりの欠如。家庭でできないのが一歩外に出て他人になど施せるわけがありません。

未成年を持つ親の未熟さも否めません。いかに普段の家庭教育が大切かが痛いほど分かりますね。
中国や韓国、アメリカやその他多くの国々との今回のコロナ対応の違いがどこにあったか!? これこそが日本人独特の訴え方でしたね。それは、日本人は「言えば分る民族」だからです。
外国人観光客がどうして今までこんなにも日本に足を運んでくれたんでしょう!!?その答えは簡単です。
日本は世界一美しい国だからです。何故京都を訪ねるんでしょう!?なぜ「和の文化」に絆されるんでしょう?

商売第一主義で言えば「サムライ」・「忍者」と言えば外国人は喜ぶ!!? 迎え入れる日本側も最近は大きな勘違いをしていましたね。分かりやすく言えば大半が偽物の文化を披露していたということになります。
外国人は本当の日本の美に触れたくてやって来ているんです。つまり、日本人の「美しい心」に触れたくてやって来ていましたね。日本人の心が美しいから「おもてなし」は生きてくるんです。もてなす意味をはき違えていたということです。このブログをずっと以前から愛読なさってくれていた人なら私が10数年も前から大切なのは「日本の心」「日本人の心」と申し上げて来たことが分かるはずです。
家庭内別居、コロナ離婚など決して驚きません。今更・・・でしょう。
相手をいたわる心のある人が家庭内別居になどなるはずがありません。家庭内教育はそのまま「他人(ひと)の心の痛み」の分る子が育ちます。

どんなに医療従事者が頑張っていても、「仕事だから・・・」で済ます人が居ます。だから乗車拒否をしたり家族までも平気で傷つけてしまうんです。ここに感謝の気持ちがあったら間違っても誹謗中傷など乗車拒否などにはなりません。
どこの国だか忘れてしまいましたが、医療従事者に向かって屋上から感謝と励ましの演奏を行ったヴァイオリン奏者がいましたね。やはり日本人女性でした。しばらくしてそれがテレビに採り上げられて実際にその演奏(ねいろ)を聴くことが出来ました。まさに天使の声となって心に響くのを私も体験し震えました。

そうかと思えば例の覆面アーティスト「バンクシー」の新作が病院に飾られていましたね。昔のヒーローに代わって子供が持っていたのは看護師さんでした。
多くの加害者よ、こうしたニュースをあなたは、君は見ているのかい!?心を大にしてそう叫びたい。
おそらく、そうした人たちはニュースを見たり本を読んだり家庭の団欒に縁が無かったりの悲しい人間なのではないだろうか!?

どんな人にも必ず「良心」というものがあると信じてこうして書き綴っています。
誰だって幸せになりたい。夜逃げをした家族もコロナで人生が一変してしまいました。みんな苦しんでいるんです。波島教室も2ケ月締めたら2ケ月無収入です。どの店もどの会社も或いはアルバイトをしている若者もみんな一緒です。苦しくない人なんかいません。こんなときだからこそ助け合い協力し合い支え合って生き抜こうとしないんだろうか!?
パチンコをしたくて自宅に居れない人たち。石川県の議員がコロナに感染し退院後まだ緊急事態宣言の解けない最中にパチンコに3時間も興じていたとか・・・・!!
それどころかあの渦中にいる黒田検事長官が賭け麻雀をしていたに至っては言葉がありません。
今回よ~く分かりました。これは恐ろしいほど怖い依存症という病気の典型です。また、倫理も何も無い。
大阪の知事は府民が「知事、少しは寝てくださいね・・・・」と言われているそうです。

出来ない人は自分が中心だから協力しようという発想にはなりません。まだ自粛が解けない中「打合せ」と称して出歩いている人もいます。もし、自分が他人(ひと)に感染(うつ)したらどうするんでしょうね!?このインタビューは実際にありましたね!!答えは「そのときはその時です」・・・でした!!

自粛して欲しいから国から全国民に10万円配られるんじゃないのかい!?多くの人がそう叫んでいました。

ずっと「心の持ち方」を訴えて来た私にとってまさかここでその正解だったことが明かされるとは・・・・。
いかに「心の持ち方」が大切か、今回のコロナ騒動を機に改めて再認識し人間としての正しい在り方をもう一度考える絶好のチャンスのように思います。

自分が思うようにいかないときに、その責任を会社や上司、または友だちや家族のせいにへっちゃらで出来るようになった今の時代。私が常々心配し続けてきた「便利さが人の心を奪う時代」にハッキリと入ってしまったということです。
みんながもっと自発的に協力すれば、コロナの感染ももっともっと早く収束していたはずです。残念ながら自分の責任でもあるとの自覚ある者は居ないでしょうね、そうして感染者を誹謗中傷する輩は。

今こそ「相手を想いやる」「感謝の気持ちを持つ」ことを改めてもう一度学ぶべきじゃないだろうか!?

日本が日本でなくなった時、それはもう手遅れです。

相手を思いやる気持ちがあればコロナ離婚や殺人になどなりません。

静かに自分の周りを一度見まわしてみてください。あなたの近くに、このコロナ騒動で明日の生活をどうしようか・・・と悩み苦しんでいる人も居ることに気づきます。それほど大変な緊急事態なんですよ。

最後に、ある哲学者の言葉をもう一度ご紹介したいと思います。
「神様は、地球上の人類全てに幸も不幸も与えていない。それは自分の心でつかみ取るものだから・・・」

相田みつをの言葉にも似ていますね。

新緑や人の優しさに絆されてこそ人間の値打ちだからです。














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岡部俊雄

管理人 : 岡部俊雄
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