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 あいさつ  16

職場研修の効果、つまり人間関係にも大きく左右する大切さを改めて知ったそうです。ぎくしゃくしていても仕事は仕事として頑張っていたからと思っていた人が、人間関係の良さが心の解放感のようなリラックスに繋がることで「仕事がはかどる」ことを悟ったのです。
確かに、心配ごとがあるときはものごとが不安で、ときに転んだり注意を受けたり失敗につながったりは皆さんも経験があると思います。書道を習うときにたくさんの二重丸をもらってやる気を起こします。このやる気が大切なのです。
だからと言って無暗に二重丸を付けていても相手に伝わりません。「ほらほらここが素晴らしいんだよ!」と言葉を添えるということでしょう。これはいくら先生と生徒の間のことであっても「挨拶」を交わせる関係があって、心のこもった褒め言葉に繋がることを知るべきです。
先生の言うことをきかない生徒。実際には多いそうで驚きます。つまり、家庭内指導(教育)が不足している現実です。家庭内指導とは決して難しくなどありません。「おはようございます」「失礼します」「ありがとう」がきちんと言えたらそれで合格です。たったそれだけなのに出来ていない親がいるということでしょう。そういうことは学校で教え躾けるものだと考えている親がいることにはもっと驚きです。
師に対する挨拶ができないから起きている諸問題は決して少なくありません。学校は勉強するところで挨拶をするところではないなんて屁理屈を言う親も存在することを聞いてただただ唖然としました。
信頼とか尊敬、ときに感謝の心が持ててこそ人間育成に繋がるはずです。この原点が挨拶です。この文章に目を通してくださっている人の年代はそれぞれだと思います。挨拶の指導は受けていなかったと親を恨み嘆くのではなく、挨拶は気づいたそのときからできます。成人になればもうあなた自身の問題ですから。
「挨拶は人の心を開く鍵」この挨拶で世界中の人たちそれぞれの幸不幸が左右されているはずです。挨拶14のNo3の「挨拶は心を添える」がまさに書道の先生の心でしょう。心を添えた挨拶は必ずといって良いほど相手の心を開いてくれます。
それが証拠にその反対の挨拶がありますね。まるで憎しみや殺意をもっているような形相で「おはよう」なんて。「でも俺は挨拶した!」と思っている人の意見です。それを挨拶とは言いません。強いて言うなら「ごあいさつですね~」と皮肉ってやりたいのがこれでしょう!(つづく)

 人名、会社名等(著名人は除く)は仮名ですが内容は全てノンフィクションです。
 【俊介の部屋】は平成21年6月4日にスタートしました。(毎日掲載しています)
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