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 あいさつ 21

先日東京都台東区の選抜中学生が友好都市デンマークへ海外教育の一環として1週間程体験旅行に行って来ました。その報告会での発表に「あいさつの大切さ」が語られていましたが、日本人は真面目ではあるがどちらかというとデンマークの子供たち(中学生)の方が挨拶は上手だったと感想を述べていました。
しかし、日本人は平均して素晴らしい感性を持っているはずです。常識も合わせ礼節は正しく行われている方だと彼ら彼女らは感じて帰ってきたようです。でももっと明るく笑顔で挨拶が出来るようになりたいと思いましたと結んでいます。つまり肌で感じたんでしょうね。こうして比較体験できたことは彼等にとっても素晴らしい経験であったと思います。
踊りのお稽古に私も立ち会いましたが、そこで強調したのが笑顔笑顔でした。何かをやっていても相手に伝わらなければまったく意味がありません。挨拶も同じことです。
よく「挨拶したかい?」なんて言われる場面を見ますが、「したよ!」とぶっきらぼうに言い放つ人に限ってその意味大切さが理解できていないのです。伝わらない挨拶ほど無意味なものはありません。したとかしないを語っていることそのものがナンセンスです。彼等はデンマークを訪れて何を感じて来たかと言えば、あの食べ物が美味しかった、人魚姫の伝説に感激した、ホームステー先の様々な出来事をこと細かに報告していましたが、最終的なまとめとしてはやはり素晴らしいことを伝えるという中に笑顔や挨拶の重要性を強く語っていました。
勿論意思表示をすることの大切さはありますが何と言っても相手に伝わる挨拶こそどんな場面でも重要なんだということが最大のポイントです。相手に喜ばれる挨拶、相手の心を開ける挨拶、日頃から家族に友達に或いは職場でそうした挨拶が出来なければ人生最大のチャンス(出会い)を逃してしまうと考えても過言ではありません。
声に出さずとも少しの笑顔を添えて軽く会釈をするだけであなたの道が大きく開けることを知ってください。まったく知らない人にでも廊下をすれ違うときにこのくらいなら出来るはず。遠い外国での旅先で日本人に会えたときのようなそんな感じで良いのです。
心の持ち方や正しいものの考え方とともに貴方の将来のためにもう一度勇気を振り絞ってこうした挨拶を身につけてください。

 人名、会社名等(著名人は除く)は仮名ですが内容は全てノンフィクションです。
 【俊介の部屋】は平成21年6月4日にスタートしました。(毎日掲載しています)
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