幸せ探しの部屋

「挨拶」、すなわち最初の挨拶は相手にとって大きな印象として残ることも覚えて欲しいですね。段々と慣れてくればそれなりの挨拶は出来るかもしれません。しかし、お見合いや合コンのように初めて会ったときの印象はそれだけでチャンスを逃すか捕まえられるかの大きな瀬戸際です。
急にベテランのセールスマンのような挨拶をしようとする必要はありませんが、せめて優しく温かい心が伝わる挨拶はできるようにしたいものです。　上から目線が駄目だとか「挨拶」についての重要性を事例をもって説いて参りましたが、一番必要で重要なことは「相手を思いやる心」であったり、「誠実な態度」で正直な気持ちを添えることだと何度も繰り返し話してきました。
どんなに初対面で相手を気に入ったとしても、相手の本当の性格を見抜くことは困難です。同時に自分を知ってもらうことも同じです。タレントが世間の脚光を浴びて結婚したのに5年で別れたとか10年で別れたという報道をときどき目にします。　忙しくてすれ違いが多く一緒にいる時間が保てなかったとの理由等、性格の不一致もそうですが最初は誰もが分からずに大丈夫と思って結婚しています。
別れることが悪いばかりではありませんが、二人に子供が出来たとしたら子供さんが不幸でなりません。確かに真剣に考え抜いてそうした結論を迎えた人も少なくないはず。苦しんで苦しんで別れざるを得なかったことを思うと悲劇です。
ここでひとつ知っておかなければならないことは、タレントさんが離婚したことと自分をダブらせ簡単に離婚へと走る人もいますがそれは大きな勘違いです。普通は別れると女性側が不利と思えますが、どうでしょうか報道されるタレントはニュース性の高い大物に多いと思いませんか？ということはその女性タレントは生活力があるということも合わせて考える必要があります。
一般の女性が子供を抱えて離婚となるとその苦労は想像を超えるようです。挨拶で感じたインスピレーション。この直感を信じて前へ進みます。しかし、誠実な挨拶の出来る人は大きく外れることは少ないのではないでしょうか？　相手に求めすぎず自らも相手を思いやる心を通し貴方の心で挨拶を投げかけてください。そうした心ある人ならきっと家庭を持っても温かい挨拶を交わしながら素晴らしい夫婦関係をきっと築いていけるはずです。
「心は丸く、気は長く、腹を立てず」と言います。これも相手に対する大切な挨拶なのです。

■　人名、会社名等(著名人は除く)は仮名ですが内容は全てノンフィクションです。
■　【俊介の部屋】は平成21年6月4日にスタートしました。（毎日掲載しています）