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 花かんざしと富士山 1

いつだったか、一流に学べというお話をしました。私が長嶋茂雄元巨人軍監督やアナウンサーだった高橋圭三さん、音楽家の山本直純先生、妖精研究家の井村君江先生、その他本当に多くの著名人と、そして映画や絵画、芝居や音楽等々から学ぶべきことは、学べるチャンスを本当に沢山頂きました。
歴史が好きで旅行にも多く出かけました。一口になど言い尽せませんが、私の心の成長を助けるに足る経験を積むことも出来ました。
しかし、私のそれなど他の経験者に比べたら採るに足りないまだまだほんの僅かな出会いだったことが分かります。それでも相田みつを作品の「一生感動 一生青春」とあるように、素晴らしい出会いを重ねれば重ねるほど、こうした言葉が実感として理解できてくるのです。

       相田みつを1
こうしたことも感性を磨くことになっているんだと思うのです。滑稽なことがあったのは、相田作品を見ている若者が、とっても嬉しそうに「これが有名な相田作品?このくらいの字だったら俺にも書けるな!」って。
大笑いでした。特に芸術作品など、心の目を持っていないと中々理解し難いようです。
今回ご紹介した立原えりかさんの「花かんざし」は多くの作品の中の一編ではありますが、この作品がきっかけで童話に興味を持ってもらえるだけでも嬉しく思います。
心を打つと言う言葉があるように、それが言葉ではなく、実際に一人でも多くの人に知らせたい、紹介したい想いが伝わっただけで嬉しさはとっても表現できないほど価値のあるものになりました。
富士山を例にとってみましょうか?殆どのみなさんが富士山は美しい山の代名詞のように思っているはずです。では、その富士山の顔をどれだけ知っているでしょうか?四季折々は勿論のこと、時間帯や天候によっても全てに違う顔を見せています。見る角度(地域)によってもそうです。
ご存知のようにあと1年もすると、やがて世界一高い東京スカイツリーが完成します。武蔵の国に合わせて高さは634mとなるようです。この塔を千葉県側で江戸川辺りから観るとスカイツリーの後ろにはっきり富士山が映ることを知っていますか?カメラマンにとっては、絵画の好きな人たちにとってはたまんない絶景かな絶景かなとなりそうです。

 人名、会社名等(著名人は除く)は仮名ですが内容は全てノンフィクションです。
 【俊介の部屋】は平成21年6月4日にスタートしました。(毎日掲載しています)
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岡部俊雄

管理人 : 岡部俊雄
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