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 新入社員に贈る言葉

今年もまた真新しいスーツに身をかためた若者に出会う季節となりました。
今まで、自分だけ勉強して頑張っていれば良かった学生生活から、利益の追求という容赦のない厳しい現実に飛び込む若者たち。是非、夢と希望をもって明るくそうした現実という社会に飛び出して欲しいと思います。
人気企業ランキングに毎年目を通して思うことは、どうしても社会のニュース等に流されて職業を選択しているようにも見えます。
人間がこの地球上で生活している限り、特に衣・食・住に関する企業はなくてはならないものです。近年はそれプラス娯楽に関係する企業の人気に左右されたりと様々です。夢をかなえる為の冒険にも似た人生よりも、「幸せな人生」と初めから自身を安全な場所へと導いているようにも思えます。
私の友人や知人に、東京大学を卒業し廃品回収の仕事を始めた若者がいました。もう40年も前の話ですが、現在は社員を500名も抱え、立派に町に貢献している企業となっています。
中には、千葉真一みたいになりたいと、20歳の頃に上京し、ジャパンアクションクラブの若者たちが声を揃えて上原先輩上原先輩と尊敬され慕われる人物となりました。
国立大学教育学部を卒業し、一端は高校教師になりながら、演劇の魅力にはまり劇団に入団。現在一線で活躍している若者もいます。
彼らに共通していることは、まず異性ではなく、自分の夢に向かって歩きたいとする大きな行動力があると言うことです。役者貧乏と言って、そうしたことは現在でも例外ではありません。
夢を叶えるために、想像を絶する努力をしている若者も沢山いるということです。就職が決まらず、それを国の政策のせいにしている若者も少なくありません。確かに不景気で活力の無い企業は求人どころではないのも現実です。
しかし、夢に向かって元気に歩こうと頑張る姿はそれだけで魅力となって、少ない求人枠をクリアしているのも現実です。企業とて、元気のない言い訳がましい若者は必要としないのです。また、私もそう思うのは、元気のない若者が入社したら会社が困りますね。
会社はこれだけの給料や休暇をくれるとと言った等々、権利ばかりを主張する人間。自分を採用してくれたらこれだけの利益を稼ぎますと言えるくらいの気概がないと。(つづく)

 人名、会社名等(著名人は除く)は仮名ですが内容は全てノンフィクションです。
 【俊介の部屋】は平成21年6月4日にスタートしました。(毎日掲載しています)
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岡部俊雄

管理人 : 岡部俊雄
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