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 心の詩 (童謡) 5

  七つの子      作詞 野口雨情  作曲 本居長世

カラスなぜなくの カラスは山に
可愛い七つの子があるからよ
可愛 可愛とカラスはなくの
可愛 可愛となくんだよ

山の古巣に 行って見てごらん
丸い目をした いい子だよ

この歌は日本の童謡の中でも最も知られた名曲ではないでしょうか?
作詞した野口雨情は7歳のときに母親と別れてその心情を綴ったとされていますが、最も日本人に適した作品のひとつでしょう!
私が小さい頃から耳にしていたこの童謡ですが、子供ながらにもなにか寂しく切ない感じは伝わっていました。童謡が好きになったキッカケの歌だったかも知れません。
都会のカラスを見ていても想像が出来ない最近の若者たち。でも私が子供だった当時は確かにカアカアと鳴くカラスを嫌だと思ったことはありません。 当時のカラスはどこかしら可愛がられていたのかも知れません。
童謡「叱られて」と並んで情景が浮かんでくる作品ですね。
こうしてみると当時山に囲まれた雪国で育ったことは今になってみると素晴らしい財産ですね。母が歌ってくれた七つの子を何度も何度も歌いました。
商業ベース制作するCMや多くの流行歌。若い人気歌手が悪いとは言いませんが心に残る作品が少ないのはやっぱり儲け優先の制作が影響していることは間違いありません。
山田洋次監督のように人間の原点を追求するような作品が少なくなって残念です。目に飛び込んでくるテレビ等の内容を見ているとそれがよく分かります。(つづく)

 人名、会社名等(著名人は除く)は仮名ですが内容は全てノンフィクションです。
 【俊介の部屋】は平成21年6月4日にスタートしました。(毎日掲載しています)
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岡部俊雄

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