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 暑さに弱い人間

今年最高気温39.8度を記録と出ました。 都内は36度くらいと言ってもコンクリートジャングルのそれは40度はるかに超えた地獄と言っても過言でない暑さです。暑いというより熱いのかも知れない。
普段過保護で育った子がいきなりこれだけ暑ければへたばって当然です。平均すると田舎の子供たちは傷だらけで走り回っているのでそれでも強いかと思えば最近はそうでもないとか!
これはどうも若いパパやママの影響が大きいようです。なかなか外で遊ばなくなったことも大きな原因ですと専門家は分析していますがあなたはどうですか?
今日から始まった中学生への日本舞踊のお稽古でも改めてそうした原因が顔を覗かせていました。家庭や生徒が難しくなったのでしょうか? 先生も生徒たちに少し遠慮気味に話しかけている様子が伺えました。
厳しさとは怒りつけることとは違います。幼年期、少年時代、一番大事な時期の過ごし方に甘さが見えるのは本質的にはその子等の責任ではありません。集合をかけても私語が多く本題に入るのにどうしても余計な時間がかかってしまう。
「はい!そこに並べ~」と大きな声は決して飛ばない。飛ぶとすれば、甲子園や全国大会に出場するような部活にその姿を見るくらいです。 この部活でも突き詰めたらやっぱり甘くなったと言わざるを得ない学校や団体もあるようです。
それだけ信念をもった指導者や親が少なくなったとも言えます。全国大会や世界大会に顔を出す選手(生徒)は、本人自身も目標がはっきりしていてそれが大きな夢に変わり信念をもった活動が出来ているのです。
つまり、心身を厳しく叩き上げた人間はそう簡単には暑さくらいでは倒れたりはしません。スポーツだけが
素晴らしい訳ではありませんが夢に向かって歩く者は強いです。
先生も親たちも将来の精鋭たちを正しく導いて頂きたいと願わずにはおられません。
昔から「鉄は熱いうちに打て」と言うではありませんか?
しっかりとした目標を探し当て「自分の為なんだ」と自らが力強く歩けるよう導いていくのが我々大人達の役割だと思います。
昔は近所のお爺さんが怖かったなどと言われたものですが、人間としての愛情がしっかりと底にあるから言えたものです。お祭りの神輿を担いで町を盛り上げるように、町中の子供たちをしっかりと担ぎ上げ真夏の太陽にも負けない輝きをもった子供たちに育てる必要がありますね。
一緒になって涼しい場所に逃げ込んでいたりしたらずっと元気な子供は育ちませんよ!

 人名、会社名等(著名人は除く)は仮名ですが内容は全てノンフィクションです。
 【俊介の部屋】は平成21年6月4日にスタートしました。(毎日掲載しています)
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岡部俊雄

管理人 : 岡部俊雄
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