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 目標こそ成功の証

就職難という口実の元に少し甘えている若者を見ることがある。卒業が迫ってくる学生はそれでも何とか職にありつきたいと精力的に活動しているようだが、卒業をし1年がすぎ2年が過ぎてもバイトで過ごすそのスタイルに馴れてなかなか正規の就職にはありつけない者も少なくないようだ。
その点、目的を持ってアルバイトしている若者はそこが違う。同じアルバイトなのにとても輝いて見えるのだ。従ってまだこれといった目標や目的がない人でも何でもいいから職がないかではなく、できたらこれをやってみたいと言うように好きな何かに立ち向かう気持ちを持った方が良いでしょう。
なんでもそうだけど目標を立てて直ぐにその目標が達成出来たり夢が実現するなどなかなかあるものではない。それでも「夢を手帳に書いて歩きなさい」とはあのワタミの社長も言い続けています。書いた夢や目標が実現するたびにそれを赤い鉛筆で消していくのだそうです。
目標を掲げないで成功した人などまず存在しません。現在放送中の朝の連続ドラマ「ゲゲゲの女房」で水木家の長女が学校の先生を目指し教員試験に合格する下りが放送されている。彼女は小学生時代性格のおとなしい女の子で周りからお化けの娘漫画家の娘となじられて育つ。
彼女は自分の気持ちを上手く表現できなかった当時を思い出し教員になろうと決心するのだ。何がなんでも合格するんだと相当な努力が実りとうとう採用試験に合格してしまう。物語は彼女の意のままにはいかずこれからどんな展開になるのか微妙なところだがやはりはっきりした目標は強かったと言える。
非常に厳しい意見だが目標は自分に厳しく課すべきだとつくづく思う。本気でその夢に立ち向かう姿は尊く応援してあげたくなるものだ。
まもなく完成する波島陽子の舞踊教室(お稽古場)は殆どその全貌を見せてきた。日舞のお稽古場でここまで素晴らしい環境と施設はそう多くはないと思う。彼女の長年の努力の結晶とも言えるお稽古場は来るべきしてその時を迎えたのだと言っても過言ではないでしょう。
あるプロデューサーからこんな賛辞を頂いた。「現実にはお稽古場が衰退している現状で新しいお稽古場の誕生など朗報の朗報ですよ。よほど頑張っているんだね」と。
多くの同業もそして関わるスタッフも驚き一辺倒だった。続けて言葉を添えてくれた。「今どきそんな環境で指導してもらえる生徒さんは幸せそのものだ」とも。
「私に出来ることってなんでしょう?頑張っている若者たちを何とか応援しそれぞれの夢の実現に対しお手伝いしたいんです!」波島はそう言い続けている。
全ての工事は今日をもって終了となる。彼女が会社を立ち上げて丁度3年が過ぎた。3年前の9月17日は何を隠そう彼女のお母さんが病気で亡くなった命日に当たるのだ。偶然でしょうか?

 人名、会社名等(著名人は除く)は仮名ですが内容は全てノンフィクションです。
 【俊介の部屋】は平成21年6月4日にスタートしました。(毎日掲載しています)
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岡部俊雄

管理人 : 岡部俊雄
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