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 猛暑で枯れた心

猛暑で一面が枯れ草のようになってしまった隅田公園。この処の雨や平年並みの天候の回復でようやく息を吹き返したように新芽や青い葉が姿をみせてくれています。
一時は悲しくなるほど歩道の草花は全て枯れてしまっていました。残念だったのは枯れた花や樹木を毎日見ているであろう目の前のビルや商店の人々です。どうして水をやることをしなかったんだろうと不思議で仕方ありません。
私の家の花壇はお陰様で全て生き生きとして毎日青々とそして綺麗な花を咲かせてくれています。当たり前のことですがこの猛暑の中一日も欠かさず水やりを続けたので元気に笑顔を見せ続けてくれたのです。
枯れてしまってからでは取り返しがつかなくなってしまう。そのビルに出入りする女子社員も沢山見る。ここが肝心なんだと思う。言われたからするでは心も無い訳だから続きもしない。
夢中になってパチンコに興じて車内の幼児が高温で死亡した話。決して他人事ではないように思う。町を綺麗にするのは関係者(役所)の仕事ではない。会社勤めの頃連日職場の前を掃除し続けた話をしたことがありましたが綺麗だと実に気持ちが良い。
今度の日本舞踊のお稽古場はそんな想いを込めて綺麗を主眼に改装を施した。明るくて実に気持ちが良い。障子戸など実に美しい。ここでは心も磨こうが目標だから様々に工夫を凝らしてみた。
果たして会場入りして本当に心をこめて手洗いをしてくれるだろうか? 簡単なのはここが実際に自分の部屋だと自覚できれば問題はないのだが・・・!
思いやる気持ちや優しさこそこうしたところで学べると確信している。人が見ているから実行するは誰でも出来る。誰も見ていないところでこそ強い意志があるかないかに別れる。
初夏の頃まで青々していた草樹がすっかり茶色に枯れて目の前の人たちは何も感じなかったのだろうか?
この夏の暑さもいろんなことを教えてくれた。せっかく教えてくれたんだから是非応用してみたいと思いませんか?
今年の猛暑が心まで枯らしてしまったとしたら立ち直るのに相当時間がかかるような気がしますね。
波島教室の師匠はそこが違うと自信もって言えます。潤いある生活。優しさや思いやりは勿論のことこころを癒されながらお稽古できる環境は波島陽子という師匠が人に必要な水を与えてくれているように思います。
不思議なくらい生徒さんは「お稽古が楽しかった」と言ってくれるのはそうした心に触れることが出来たからに他ならないと思っています。
こんなせちがらい世の中に実際いるんですねこんな先生が!綺麗に出来たお稽古場は踊るためのものだけでなく心を美しくしてくれる道場として誕生したんですね。

 人名、会社名等(著名人は除く)は仮名ですが内容は全てノンフィクションです。
 【俊介の部屋】は平成21年6月4日にスタートしました。(毎日掲載しています)
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岡部俊雄

管理人 : 岡部俊雄
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