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 白鵬 62連勝 おめでとう

平成生まれの関取りが誕生しようとしている。
不祥事を起こした朝青龍に始まって野球賭博問題、弱い心丸出しで大相撲を揺るがして先場所は本場所のテレビ中継が無くなるという事態に。環境というのがどれほど恐ろしいかと言わざるを得ませんでしたね。
そんな中期待を背負って土俵に上がったのが白鵬、魁皇、高見盛といったところ。心の弱さがそうさせたのか高見盛は千秋楽にやっと勝って4勝目。せっかくのスポンサーからの懸賞金を殆ど手にすることができなかったのだ。
続いて大関魁皇。これほど多くの人に愛されている関取りも少ないだろう。高見盛のフアンとは大きく違う。傷だらけの体を土俵に上げ続け頑張っている姿が共感を呼んでいるのだと思うがそれだけではないことを相撲通ならみんな知っている。今年最後の地元九州場所に大関のまま向かうことのできたこと、なにか男の花道のように見えてならない。
そして横綱白鵬だ。同じモンゴル力士とは思えない紳士的な態度がそのまま連勝街道を突っ走らせている。イチローの快挙(連続10年200本安打)と比較されているが白鵬は力強く反論した。ベースボールは100年の歴史というが大相撲は江戸時代から200年以上も続いているんだと胸を張った。
本当に日本人より日本人らしい心を持っていると言って良いだろう。10日ほど前から日舞のお稽古に通って来ている中国人留学生の話をしましたがその素晴らしさは全て心の持ち方にあると言えよう。
イチローの記録樹立にしろ白鵬の連勝記録にしろ決して運などでは拓くことの出来ない偉業なのだ。地道な努力で素晴らしい健康管理を続けしかも精神統一が半端ではないのだ。ケガはスポーツ選手にとって致命的となることは周知の通り、今場所引退発表をした岩木山も悔し涙の会見で土俵を去った。脳梗塞で入院を余儀なくされていたが幸運にも退院することが出来たと喜んでいられなかったのだ。
もっと頑張りたかったのは本音でしょう!これからは後進の指導と言っていたがその悔しさは涙で分かる。
尊敬する大横綱双葉山に近づきたいと心に決めとうとう62連勝の全勝優勝。4場所連続全勝優勝は見事だったが勝利者インタビューはもっと見事だった。運は努力してやって来ない。私が途中で文章を止めた後の談話。本当にその通りだ。来場所は歴史の人物谷風の63連勝が初日だ。
年末に向け70連勝以上しそうな勢い。明るいニュースで1年を締めてくれることを期待したい。
心からおめでとうと拍手を贈りたい。

 人名、会社名等(著名人は除く)は仮名ですが内容は全てノンフィクションです。
 【俊介の部屋】は平成21年6月4日にスタートしました。(毎日掲載しています)
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