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 絆・・・ 感動との出会い

人は生涯にどれだけの感動に出会えるんだろうと考えたことありませんか?生きていて良かったと思えるほどの感動はいろんなところでその光景を見ます。
今回のチリでの落盤事故で2ケ月もの長きに渡り地下700mでの救出劇はつい涙が溢れるのを押さえられませんでした。今か今かと父親の乗ったカプセルを待っていた息子の姿が映し出されたときその絆の凄さに更に感動しましたね。
何としても命を救うんだと懸命な救助作業が実を結び一人また一人と生還する姿。閉じ込められた地下では全員が励まし合い頑張っていた様子が語られていました。全世界が注目を浴びた救出劇。
私はいつも思うのですが、感動とは一生懸命頑張った人にしか与えられないものだといつも思っています。
そして一生懸命努力した姿にしか人は感動しません。従って自身の目標に根気よく立ち向かい、例えば入試で希望校へ合格したとか、15年もかけてとうとう歌手として紅白に選ばれたとか、手塩にかけた息子がオリンピックに出場できたとか!勿論まだまだいろんなケースで感動はあると思います。
しかし、その苦労が分かったり一緒に応援をし続けたりしたものでないとそうした感動を共有できないのです。
普段はあまり興味を持っていない、あるいは知らなかったスポーツ競技でもオリンピックとなると不思議な感情の中で母国を応援します。それが金メダルでも獲ろうものなら日本中が大騒ぎをします。
今回のノーベル賞受賞の喜びも同じです。まるで自分のことのように喜べるのはどうしてでしょう。そこには不思議な絆が存在しているからなんですね。チリで起きた事故でもそうです。「ああ!事故が起きたのか?」程度だったはずです。ところがどうでしょう!最初の一人に地球の反対側から涙とともに拍手を送っていつ自分がいるではないですか。
自分も何か人の為に或いは社会のために役立てる何かをしたい。そう思ったのは私だけではないでしょう。人のために一生懸命やっているつもりでも多くの人が共感してくれるまでにはほど遠い。特別なことを今から見つけてなんてことは実際には難しいですが、今やっている事柄の中でなら少しは感動できることに出会えるんではないかと思います。
特に若者たちはそうした意味ではその夢は無限大です。コツコツでいい!諦めず一生懸命やり抜くことで必ずその人なりの感動が待ってくれているように思う。
目標があって成し遂げたときでないとなかなか感動には巡り会えないから、簡単なことばかりに逃げるのではなく社会の為に人の為に力強く歩いて欲しいと改めて思いました。

 人名、会社名等(著名人は除く)は仮名ですが内容は全てノンフィクションです。
 【俊介の部屋】は平成21年6月4日にスタートしました。(毎日掲載しています)
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岡部俊雄

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