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 運命のドラフト

いよいよ本日がプロ野球のドラフト会議です。今回は特に有能な選手が豊富なようですが知っての通り各選手に球団を選ぶ権利がないのがドラフトです。
従って「果報は寝て待て」なんです。若者の将来がくじ引きで決まるという最も過酷な日です。
過去にも本当に様々なドラマがありましたね!古くは作新学院時代から注目されていた江川卓のくじ引き事件。そして最も記憶に残ったPL学院の清原選手。昨年の今頃はジャイアンツに入った長野選手。他球団へのこだわりでもめた選手もいましたがその殆どがジャイアンツに入りたいということでしたね。
少年時代からジャイアンツフアンで3番を着けたかった8番を着けたかったと憧れや夢が現実になったとき彼等はその苦悩と闘ったのです。
何も言わず指名された球団にすんなり入れば爽やかにさえ見えました。しかし残酷ですよね。何で野球を始めたかと言えばしっかりとした憧れの球団や選手がいたからです。
しかしそうしてこだわった選手は全てが一流になりました。必ずしも意中の球団ではなかったのにその悔しさを決して無駄にすることなくそれこそなにくそ精神だったのでしょう。そしてその努力は注目されているだけに並大抵ではなかったはず。成功したかどうかは本人の気持ちかもしれませんが確実にそのときのチャンスをものにしたのはそれぞれ彼等本人です。
今回の結果がどうなるかはまったく分かりません。しかしドラフトがある以上前向きな心構えで頑張って欲しいと願って止まない。
一般の人と違って、ここドラフトにリストアップされるだけで自身が引き寄せたチャンスなのだから。
記憶にも新しいところで、日本大相撲協会のあのゴタゴタの中で一人の大関が姿を消しました。今は引きこもり状態になっているようですが大関に昇進するということも半端でない努力を重ねた成果だと思う。多くの人に期待されながらもああいう形で土俵を去った。事件が起きてからどんなに反省してもどうすることも出来ない典型的な事例でした。
これこそ人生最大のチャンスの芽を自らが摘んでしまった結果です。立派な横綱と言ったって、強い大関と言ったって所詮まだ20代の若造だと言うことです。もう少しやれただろうモンゴルの横綱も自らがそのチャンスを潰しました。これとて若造の典型です。その点69連勝に向かっている同じモンゴルの横綱ですがとんでもないことをやらかしそうです。彼こそイチロー選手と同じように心の持ち方が素晴らしく、確実にそのチャンスを生かせている見本でしょう。すなわち運命は自らが全て決めているのですね。

 人名、会社名等(著名人は除く)は仮名ですが内容は全てノンフィクションです。
 【俊介の部屋】は平成21年6月4日にスタートしました。(毎日掲載しています)
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