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 運命はこうして決まる 5

運命の道のゲートが開いた。
注目の早稲田大学斎藤祐樹が日本ハムファイターズに決定。4球団でのくじ引きの結果神宮球場を本拠地にするヤクルト等を抑えて北海道へ!
ぎりぎりまで日本ハムは中央大学の沢村選手を指名するとされていた。しかし沢村は巨人を希望している。きっとそうしたことも過ぎったに違いない。それでいて沢村を外したにも関わらず日本ハムは人気No.1投手斎藤を当てたのだ。当の斎藤はドラフト前から特にどこが希望等口に出していない。果たしてスムースに入団となるだろうか?
今度は実力No.1投手と言われた中央大学の沢村拓一投手だ。ジャイアンツと競合と予測されていた日本ハムが斎藤祐樹を指名したことで競合が消え、念願の読売ジャイアンツ単独指名という結果に場内も湧いた。それ以上に記者会見上でスタンバイしていた沢村選手は溢れ出る涙を抑えることが出来なかった。
沢村選手のような実力ともに期待No.1選手がトントンとジャイアンツに決まったのも凄い運命だろう。
そうかと思えばこの2人と並んで期待され、今回のドラフトで最も全球団がその実力を認める早稲田の大石達也投手。もっとも多くの6球団からの指名だった。幸運を引き当てたのはなんと西武ライオンズだ。昨年は1番先に引いたくじで菊地雄星を当てたのは記憶に新しい。しかし今回は6球団の1番最後に渡辺監督が封筒を取った。「それでは開けてくださ!」のアナウンスが止むとともに渡辺監督は紅潮した顔でガッツポーズ。本当に何て強運の持ち主なんだろうと思う。
投手を育てるという意味では最高の球団だけに良かったのではないか!そしてそれぞれのチームに新人が選択されていった。
実力や将来性を評価されてそれぞれのチームに選ばれた新人選手。これからは本人の努力で本当の幸運を掴んで欲しいと思う。特に斎藤祐樹投手は日本ハムに選ばれたわけだが、パシュフィックには楽天にマー君こと田中投手が活躍している。斎藤と田中は4年前に甲子園の決勝で戦った仲だ。これも因縁なのかも知れない。このことでパリーグが盛り上がればこれもまた素晴らしいドラマが待っている。
どちらにしても避けて通れないドラフトは終わった。あとは努力に努力を重ね新たなドラマを爽やかな新風をプロ野球界に吹かせて欲しいと思う。意中の球団では無かった選手もいるかもしれない。後は自身の努力で素晴らしい人生にして欲しい。

 人名、会社名等(著名人は除く)は仮名ですが内容は全てノンフィクションです。
 【俊介の部屋】は平成21年6月4日にスタートしました。(毎日掲載しています)
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