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 うさぎについての雑学

来年は兎年
このうさぎに関する話やことわざはとても有名なものが多いですね。来年の干支「兎」を前に少し可愛いうさぎに触れて、新しい年を迎えて頂きましょうか?!

私はこども時代に「うさぎと亀」の話を嫌というほど聞かされました。そしてこの例えをもっていろいろ教わりました。サンタクロースじゃないけれど、月にうさぎがいることを信じてもいました。その他淋しいとうさぎは死んじゃうとかね!
一番追求したのは本当に月にうさぎがいるかどうかです(子供の頃ですよ!)これが実際にどうしてそうしたことが広まったのかを知ることにもなったのです。好奇心のお陰ですね!
インドのジャータカ神話にこうあります。 昔「うさぎ」と「さる」と「きつね」の三匹が仲良く暮らしていたそうです。三匹は前世の行いが悪いから今は動物になっているので、世の中や人々のためになるような良いことをしようといつも話し合っていたんだそうです。
帝釈天はこの話を聞いていて、何か良いことをさせてあげようと、老人の姿になって三匹の前に現れました。
三匹は老人のためにいろいろ世話をしてあげました。さるは木に登って果物や木の実を採ってきてあげました。きつねは川の魚を採ってきてあげました。なのにうさぎはこれといった特技もなかったので老人にたき火をしてもらい「自分には何の特技もありませんので、せめて私の身を焼いてその肉を召し上がってください」と言うや、火の中に飛び込んで黒こげになってしまいました。
これを見た老人は帝釈天の姿に戻り「お前たち三匹はとても感心な者たちだ。きっとこの次に生まれ変わったときには人間として生れてくるようにしてあげよう。とくにうさぎの心がけは立派なものだ。この黒こげになった姿は永遠に月の中に置いてあげることにしよう」と言ったのだそうです。
こうして月にはうさぎの姿が見えるとのことでした。 でもどうして月でうさぎがお餅をついているのかだけは分かりません。他にも因幡の白うさぎのお話とか!
それでは最後にことわざです。「二兎追うものは一兎をも得ず」(にとおうものはいっとをもえず)。同時に二つのことをしようとすると、結局どちらも成功せず駄目になってしまうと言う意味ですが、せっかくの兎年がやってきます。このことわざを教訓に2011年はどうぞみなさんにとって素晴らしい1年になりますように!
良い年をお迎えください!

 人名、会社名等(著名人は除く)は仮名ですが内容は全てノンフィクションです。
 【俊介の部屋】は平成21年6月4日にスタートしました。(毎日掲載しています)
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