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 一番の贅沢 2

昨日のブログに「感動しました」ってメールを頂いた。富山県礪波のYさんありがとう!
Yさんは今でも昔ながらの田んぼの真ん中の1軒屋に住んでいるそうですが周りには50m・70mと離れた家のたたずまい。なのに町内の人との触れ合いは素晴らしいそうです。10年ほど都会に出て結婚を機に実家(礪波)に戻ったそうですがこの人間関係の大切さを改めて知ったとか!
学生時代は都会に憧れていたYさんでしたが連れ帰った奥さんの喜びように改めて人間関係や人の心の温かさを知ったそうです。
「確かに一番の贅沢ですね!それを贅沢と表現することを知りました!」。いえいえこちらこそ。私も仕事がら多くの若者に接しますが、いつも考えるんですよ!一体自分がそれぞれの若者に何をしてあげられるんだろうかって!はっきり言ってなかなかありませんしやろうとすれば難しさというか困難を感じます。何故ならそれが親切の押し売りに感じられたりウザがられては何にもならないからです。
感謝のメールを頂きながら仕事をさせて頂いていますが実際に感謝しているのは私の方です。特別なことなどなんにも出来ませんが雑談の中で何か役に立つことがあればとまるで彼や彼女らの父親になったような気持ちになれているんですね。
「うるさいおやじだな!」、まさに出過ぎてもダメ、何もしなくてもダメ、考えに考えたら本当に心からその人と心が交わせられるようになって初めてどの程度話したら良いかに気がついたんです。
少しずつ心を交わすとそこに生まれるのは信頼です。チリの落盤事故でのリ-ダーが一人遊びの道具を断ったようにまず心を通わせることが大切なんだと思いました。
昔から学生アルバイトを多く雇っての職場だった関係もあってもう接した若者の数は1000人を超えたんじゃないだろうか?嬉しいことは、その一人ひとりを殆ど思い出せることです。バイトで知り合った者同士が結婚した事例も何組もあります。
心は作るのではなく自然と表現出来れば良いのだから無理せず若者らしく転んだり泣いたり笑ったりして成長すれば良いと思う。Yさんの奥さんが喜んだ気持ち分かります。なにが幸せで何が嬉しいかって人の気持ちほど嬉しいものはないものね!このメール頂けただけでも嬉しさや感謝でいっぱいです。
7年も前に長野県妻籠宿で愛知県から家族で遊びに来ていた小学1年生くらいな少女に出会いました。勿論全然しらない子ですが会った時のその笑顔への感謝の気持ちで今年もまた年賀状を頂きました。たった5分ほどしか会ってないのに笑顔への感謝は喜びへと変わったのです。私はこれを贅沢だと思っています。こんな贅沢なら沢山あった方が良いから!

 人名、会社名等(著名人は除く)は仮名ですが内容は全てノンフィクションです。
 【俊介の部屋】は平成21年6月4日にスタートしました。(毎日掲載しています)
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岡部俊雄

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