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 自然には逆らえないが!

一昨日降った雪は浅草でも3cmを記録していた。昨日の朝、浅草寺に行ってみるとどこの通りもシャーベット状の雪でいっぱいだった。
早朝ということもあって人通りは殆ど無かったが境内の係員が一生懸命雪の処理に汗している光景に出会った(写真)。

浅草寺

水道で一生懸命消そうとしているがこれは無駄な抵抗なのだ!冷たい水道水では消雪には不向き!
水なら消えるだろうはやっぱい都会の人の考え方(>_<) 雪国に見る道路中央の消雪パイプ。みるみる内に雪が消えていくのはその水が井戸水だからだ。井戸水は夏は冷たく冬は非常に温かいのが特徴。
確かに観光客が来る前に雪をどこかにやってしまわないとという気持ちはよく分かる。だったら場所を決めてそこに雪を集める方が全然早いはず。3人がかりで水道に頼るがなかなか消えないのを見て故郷を思い出した。
高速道や電車がところどころで通行止めや運転休止。
この雪で今回もけが人が続出。車も追突やスリップのオンパレード。どうして少し我慢するか時間を待てないんだろう。そんな姿を見ているとせちがらい世の中に考えさせられてしまう。
おそらく、事故を起こした誰もが、転倒した誰もが、自分は大丈夫と思って行動したに違いない。
中には、「何で電車が来ないんだ?」と駅員に喰い下がっている光景も見た。みんな自分中心に行動していることがとても良く分かる。
大都会は雪に弱いというがそれは仕方のないことではないだろうか?都会育ちは雪国の各家の柱がどれほど太いか知っているんだろうか?どんな豪雪にも耐えられる太さは都会とは比べものにならないのだ。
数年前に中越地震に遭った山古志村の家屋が殆ど崩壊しなかったのはまだ記憶に新しいはず。つまり雪国ならではの頑丈な建築だからだ。
普段起こる可能性が少ない災害や今回の雪のような場合、無理せず自然に逆らわないことだ。極端に言えばこんな時にハイヒールで出かける、自転車で出かけること自体まったく自然をなめているとしか言いようがない。まだこの程度の雪だから良かった。経験のない大地震がこの大都会東京に起こることが無い訳ではない。真摯に訓練や知識に耳や心を傾けよの警鐘なのかも知れないぞ。

 人名、会社名等(著名人は除く)は仮名ですが内容は全てノンフィクションです。
 【俊介の部屋】は平成21年6月4日にスタートしました。(毎日掲載しています
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