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 賛否両論

みんなで頑張らなきゃ日本が冷え切ってしまうと話しましたが多くの反響を頂きました。
東日本大震災が発生する3日ほど前、私の叔父が他界しました。生前を思えば90も100歳も元気でいてくれそうな元気な人でしたが病には勝てず・・・
告別式も終わって親戚やご近所のみなさんが集まっての供養のときです。倅のこんな挨拶にその場は笑い声が絶えない懐かしさとその人間関係からか賑やかな供養となったのです。
「親父は酒が好きでした。そして賑やかな場の好きな人でしたからこれからはどうぞ親父の好きだった酒をたしなみながら是非賑やかにお過ごしください」
本当に人間関係の素晴らしさからか笑い声とおしゃべりをツマミにお酒が進みました。
前日の納棺、火葬場でのお別れ、多くの涙だったことが嘘のよう。考え様によっては不謹慎に見える光景でもありました。
いつもこんなときに思います。残された者がこれからどうするか・・・。
今回の震災で言えば4つの思いがあります。死者(犠牲者)を出したご家族。家は失ったが家族は無事だった。どちらも失うことはなかったが周りにそうした多くの犠牲があったために多くの不自由を強いられた市民。そして最後に被災地以外で何の被害もなかった人たちです。
しかしどうでしょう!?この4つ目の何の被害も無かったはずの人たちが放射能や関連した企業の崩壊で想像を絶する売上の低下が生じ、営業が出来ないまでに発展してしまった現実。
総合して判断するに、こんな時だから祭りや花見は中止、或いは自粛といったことは返ってマイナスなのではと思います。多くの死者や避難先のみなさんを思うとき分からない訳ではありません。だけど、こんなときだからこそ国民が立ち上がって元気を主導すべきと思います。
よく笑顔に救われると言いますがまさにその通りです。笑顔の輪は勇気の輪に広げなければならないと思います。
政界も相手の上げ足をとるのではなく一体感をもってこの難局に立ち向かうべきでしょう。
桜を観に出かけ少しお金を落しましょう!ラーメン屋に入って腹も心も満たしましょう。毎日の職務に元気で立ち向かうためにもそうして元気でいなきゃ!
これはわがままや贅沢とはまったく異なる次元です。これからという春先なのに下を向いて歩くことは止めましょう。みんなが協力して節電するといった問題とは大きく違う次元です。
周りまで湿気こんだら被災地の皆さんだって決して喜びはしません。苦労し困難と戦っている皆さんの気持ちをしっかり持ちながら我々が元気に祀りごとに参加することはこんなときだからこそ意義があるものと思っています。
物資や義援金を送るのもとても大切で重要なことです。
それと同じくらい周りが元気に立ち回ることももっと重要と思うべきでしょう。
賛否両論、私はそう思いますがみなさんはどう思いますか!?

 ありがとう!感謝の心こそ幸せになれる秘訣です。素晴らしい人生を!
 優しさや笑顔に触れて温かい気持ちになれるように、あなたの真心で!
 ご感想は shiawasekazokuyt@nifty.com まで
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岡部俊雄

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