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 持ち続けて欲しい夢!

子供の頃に描く夢はその環境によって大きく異なりますね!
歴史上の人物を追ってもそれが実に顕著です。戦国時代の頃に生きていた人たちはその夢が野望にも近かったり、一昨年放送された「天地人」や今年から始まった「江(ごう)」にもそうした想いが生き様になっているようでした。
明治・大正・昭和を背景に多くの偉人たちも心に残るその姿を残してくれました。
二宮金次郎は日本全国のお手本とされ、全ての学校に銅像が建立されました。残念ながら金次郎が抱いていた夢と現実についてのストーリーは現在の子供たちには語られていないようです。
野口英世が医学を目指すのも余りにも有名でしたね。スポーツ選手に憧れて多くの子供たちが野球に没頭した時代。勿論そこには素晴らしいヒーローがいた訳ですが、どんな形であれ何か夢や目標を持てることが一番幸せなんだと確信します!
同じ生涯を「何の為に生きるのか!」、そう考えると長いようで短い人生にそれぞれが夢叶うといいなって若者を見ながらつくづく感じています。
今回の東日本大震災で、被災した中学生が語っていました。「僕は多くの人が安心して暮らせるために、人助けの出来る消防士になりたい」と思ったそうです。お父さんが消防士で無念にも命を落しました。
200頭近くの乳牛を放射能で手放さなければならない父親の苦しみに、「僕が将来父さんの夢を叶えます」と言った高校生。
それぞれにみなきっかけがあるように思います。家族や学校、取り巻く社会の環境は子供たちにとってとてつもなく大切な夢のたまごを見つける場なんだと改めて思い知らされます。
私も今までに多くの若者の夢実現に本気でぶつかってきました。本気というのはいちいち口でなど説明出来るものではありません。
千葉真一みたいになりたいと私の会社でアルバイトに来た男子高校生。もう昭和の話ですが彼との思い出は私の宝となっています。私の会社で修業をし上京してからはメキメキと頭角を現し、後楽園遊園地で活躍したのです。それもジャパンアクションクラブのお歴々を退ける実力を発揮してです。
歌手になりたいと門を叩いてきた学生が二人いました。一人は中学生!もう一人は高校生!どのカラオケ大会でも優勝は当然でNHKののど自慢大会でもチャンピオンとなり鐘を鳴らしていました。
私も簡単に引きうける方ではありませんが、中学生の彼女は家族で応援するという力の入れよう!プロの歌手の前座で何度も夏祭りなどに出演させました。おひねりは中学生の女の子の方が多く、本職がやきもち焼くほどでしたね。
しかし、実際の芸能界を知っているだけにその修行はとてつもなく厳しいものになりました。私はここでまざまざと「好きこそものの上手なれ!」ということを肌で感じさせられました。
「勉強が出来なければ本物の歌手になんかなれない!」、この言葉に彼女は相当反発したものです。
彼女は2線級3線級の位置でまだ歌手は諦めきれずにいるようです。しかし、彼女は夜間高校を出るとなんと青山学院大学の文学部に入学しました。現在30歳を過ぎていますが負けず嫌いの勲章は得ていたようですね。
夢は持ち続けてこそ叶うものだと若者に伝えたい!

 ありがとう!感謝の心こそ幸せになれる秘訣です。素晴らしい人生を!
 優しさや笑顔に触れて温かい気持ちになれるように、あなたの真心で!
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岡部俊雄

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