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 人が悲しいときの変遷

人間だからそれぞれがいろんな環境の中で喜んだり悲しんだり、また苦しく辛い中等々一生懸命歩いています。
幼児の頃はお母さんの姿が見えないだけで悲しくなり泣き叫ぶ子がいっぱいです。兄弟が自分より1個多くおやつを持っただけで言いようのない悲しさが襲ってくるようです。経験ありませんか!?
「なんてお利口なんでしょう・・・」と言われ嬉しさを隠しきれず、その日からそう言ってくれた隣のおばちゃんが大好きになったり!
世の中に出ても基本的に安心な子って小さい頃に多くの兄弟の中でもまれ育った子とよく言われます。
もう何年も前のことですが、確か児童心理学の先生で有名な「吉岡たすく」という人がいました。吉岡先生は実に子供の心理をよく掴んでいて、いままでの講演の中でもトップクラスに楽しく有意義なお話だったことを懐かしく思い出します。
吉岡先生の理念は「子供はほめて育てよ」が原点でした。今考えると実に的を得ていて先生に会う前から実践していた自分の指導方法などに自信と確信が持てたものです。
当時は若いせいもあって自らが体験もしながら夢に向かって歩く訳ですが、良い青春時代でしたね。当時接していた社員は女性が多く責任者としても多感な時期だっただけに自分とも戦いながら様々な喜びやつまづきと闘っていました。女性の多くは基本的には人間関係での喜怒哀楽でいっぱいだったと思います。
親切に一生懸命接してくれる人は良い人で、中傷や意見が合わなかっただけで相手は嫌いとなります。
私は親の教えもあって皆に平等に接することをモットーとしていましたが、相手の心はそれを無視しても飛び込んできます。
上司との問題、同僚との問題、友人との問題、果ては恋愛相手との問題、当時は今ほどキャリアはおりませんでしたので考えてみればその悩みは簡単と言えば簡単でした。
まして、自分のために一生懸命になってくれる人など神様のように慕われます。口で表現できないほどの幸福感に包まれるんでしょうね!従ってその悩みの解決は意外と容易でした。
一緒になって考え、一緒になって泣いてあげることのできた自分も若かったと思います。当時は結婚してもそう簡単に「離婚」とはいきませんでした。心が豊かだったんでしょうかね!
世の中が面白いように変化(発展)することも手伝って楽しく生きていたように思います。現在のように頻繁に殺人事件等のニュースにはお目にかかれなかったのも分かるような気がします。
結婚生活・子育てと進むうち、その喜びや苦しみ等も人それぞれに変わっていきます。「神田川」や「赤ちょうちん」にあるようにときめきやドキドキ感・人の触れあいの中に生まれるほのぼのとした時代を味わう訳です。
「お金が無くても幸せでした」というのがそれでしょう!人と人の心の結びつき、これこそ素晴らしい時代でした。
しかし、サラ金が登場し始める頃がその転換期だったでしょうか!?追い打ちをかけるように携帯電話が普及し世の中はすっかり変貌してしまいました。「心が失われていく」と言われ始めたのがこの頃でしょう。
この携帯が多くの悲しみや事件事故につながったのも周知の通りです。
文明の利器を上手に使いこなせばなんの問題もないのですが悲劇は底なしに増えていきました。
ここで味わう悲しみはなんでしょう!? 自分の心の弱さから生じることなのにそれに気付かずいます。
私も人生を狂わされるような当時従業員にも遭いました。人を信用して良い度合いを苦しみの中で覚えました。だますより騙される方が良いとはいうものの、騙されない方が良いに決まっています。
基本的に素晴らしい人に会うことの多かった人生。まんざら自分の生き方に間違いはなかったと自らに言い聞かせています。
「生まれて・生きて・生かされて」、それで言うならもう感謝の気持ちを全面に歩く以外ないでしょうね。心の底から感謝の気持ちを持てるようになると本当に心が豊かになります。
多くの若者が一生懸命夢に向かって歩いていることに触れられる幸せ感は言葉になどなりません。今私がそうした夢の実現にお手伝いできることこそ私の夢が実現するという集大成なのかも知れません。
泣くより笑った方が良いに決まっています。泣いても一日、笑っても一日なら歩く道は一つですね。
「人を信じられなくなったらそれが一番悲しいとき」、これだけは今でも変わるものではありません。
何をするにも命をかけて行動するくらいに責任を持った歩き方で多くの笑顔に会いたいと思う。

 ありがとう!感謝の心こそ幸せになれる秘訣です。素晴らしい人生を!
 優しさや笑顔に触れて温かい気持ちになれるように、あなたの真心で!
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岡部俊雄

管理人 : 岡部俊雄
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