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 仲間の笑顔で花見(乾杯)!

ときどき素敵な写真がコメントとともに送られてきます!
それも、こんな花が咲いていました・・・とか、意外とこのスープ美味しかったですよ等々。そのとき観た美しい景色等々感動とともに送られてくるのですが嬉しいですね!
まもなく新緑のシーズンを迎えますが目に飛び込むその爽やかさそのままに心情が綴られています。
当然人によって感じ方や表現方法が違うのでその人の心の中が分かるようでそれも面白い。
いろんなことが多すぎる世の中にあって、なにかタイムマシーンで突然花園に飛び込んで行ったようなそんな気分になりますね。
嬉しいことを人に伝えたいと思うだけで素晴らしいことだと思います。「安曇野の水は透き通るようだった」と、「お正月に撮った写真です!」と雪を抱いた富士山の写真を送ってくれたり、「近所で見つけた子供の笑顔です」とかその内容は様々ですが、そこで立ち止まってシャッターを押そうとしている気持ちが嬉しい。
恐ろしい今回の津波は見ての通りあっと言う間に住民の幸せ(思い出)を奪ってしまいました。そして1ケ月後、しがみつくように頑張って花開いた桜の花びら!ほんの一枝ですが、そこに住んでいた避難者はその桜をどんな思いで観たんでしょう!?
「桜だって頑張ってんべ~!」、「いつまでもメソメソしちゃおれねぇ」。この一枝はどれだけ多くの被災者を勇気づけたか知れません。
同じ1ショットなのに凄い力ですね!特に東北の皆さんは素晴らしいように思います。そんなことを考えながら多くの皆さんから頂く写メールを楽しませてもらっていました。

桜前線は今を盛りと東北地方を北上中ですが、被災地に近い高台に咲いた1本の桜にも大勢の被災者が集まっていました。手に缶ビールやお酒を持って決して華やかではありませんが、泣き疲れた顔をくしゃくしゃにしながら「頑張ろう!」を乾杯代わりに!
少しずつ元気を出そうとしている被災者のみなさん。そこには固い絆で結ばれた仲間の笑顔でいっぱいでした。
私たちは直接「頑張りましょう」とはまだ言えない気分。心の中で「大変でしたね!」「苦しかったね!」「辛かったね!「悲しかったね!」のオンパレード。これは声をかけられないギリギリのコメントでしょう。
同じ写真でも、こんな残酷な被写体がどこにあるでしょう!?同じシャッターを押すのにこれほどの違いがあるんです。
被災地に咲いた桜のように、そこでしか見れない温かい光景があるかも知れません。
無残なガレ木と違ってその惨状の中で見つることのできた光の1枚。同じ記録でもそんな中で見つけた笑顔や頑張っている姿。まもなく訪れるであろう新緑に触れてこれから始まる幸せづくりを撮って欲しいですね。
きっと近い将来、素晴らしい光景が映し出されることでしょう!そう信じています。

 ありがとう!感謝の心こそ幸せになれる秘訣です。素晴らしい人生を!
 優しさや笑顔に触れて温かい気持ちになれるように、あなたの真心で!
 ご感想は shiawasekazokuyt@nifty.com まで


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岡部俊雄

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